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【転職】外資系と日系の人材紹介会社・求人情報サイトを実際に利用した感想 〜外資系10社、日系9社〜

どうもこんにちは。先月から初めた外資系転職チャレンジですが、めでたく大体一ヶ月でジョブオファーが出ました。やったね!

今回は外資系の人材紹介会社10社と日系の人材紹介会社9社を利用した。ちなみにこれが4回目の転職。
色んな人材紹介会社やサイトに登録して面談して求人紹介してもらったし、せっかくなので忖度なしで各社の感想を書き連ねようと思う。
これから求人サイトや転職エージェントを利用する人に向けて、人柱の実録として参考になればいいなと思います。有料記事ではないのでご安心くだせえ。

今回の転職の軸

  • 外資系に転職

  • 正社員雇用

  • 発展性と将来性のある企業、業界への転職

  • キャリアップ、年収アップ

無事、全てクリア👏

感想を読む際の注意点

  • これから書き込むのはあくまでも私の担当になったエージェントとの話なので、他に質の良いエージェントがいるかもしれないし、悪いエージェントもいるかもしれない

  • ヘッドハンティングで声をかけられたところの感想が数件あるが、ヘッドハンティングされなくても普通に求人者登録すれば面談して仕事紹介してくれるところもある(公式サイトで確認してね)



外資系の人材紹介会社編

  • 各社のエージェントとはLinkedIn経由で知り合った(LinkedInのプロフィールを充実させるとエージェントや採用担当がスカウトのメッセージを送ってくることがよくある)

  • 外資系をメインに扱う人材紹介会社の転職エージェントは基本的に外国人で、電話やメールは英語でのやり取りになる。中には日本語が話せるエージェントも居る。

  • 外資系の外国人エージェントであっても日系企業の求人情報を紹介してくることがある。



Hyre

ヘッドハンティングだったので本当に企業が求めているような人格か、的確な経験を持った人材か、応募前にしっかりと見極めようとする姿勢が伺えた。エージェントも連絡がまめだった。

Michael Page

面接対策も面接後のフィードバックもしっかりしていた。あまり提案のバリエーションは多くない(ヘッドハンティング案件だったからかもしれない)求人の質は高い。

PAL K.K

紹介数は少ないが興味を引く求人だった。エージェントも優秀でいい人だった。

CORNERSTONE RECRUITMENT

こちらのスケジュール感を理解してくれていて、各分野を担当しているエージェント達から書類審査通過しそうな求人があればすぐ連絡が来た。今回利用した外資系転職エージェントの中でも一番活動が活発な印象だった。
各企業ごとに面接対策をまとめたものを毎回メールしてくれる素晴らしい敏腕女性エージェントが居た。本当に素晴らしいエージェントだったのでみんなにも勧めたいくらい。求人も質が良かった。

KLAR K.K.

紹介数はそこそこあった。ワイの担当のエージェントからは日系の求人紹介が多かった。エージェントが業界の経験豊富でワイの相対的な市場価値やスキルセット、目指せる年収、求人企業の情報について具体的に共有してくれた。

Randstad

ヘッドハンティングだったがエージェント自身が自分が何者でどういう経緯でワイに声をかけてきたのかの説明をあまりしなかったので、最初は企業の採用担当者かと思ってしまった。テキストだけのやり取りだけで企業から依頼されてやっているだけという感じがして終始機械的な印象だった。

Rovert Half

とあるエージェントに半年前から情熱的にアプローチされていたのでいざ連絡取り合って面談してみたら紹介数が1件だけで意外と塩対応だった。でもこの紹介ポジションは今考えるとかなり的確なものだった。この人すごいな。

Wahl+Case

だいぶ前からここに所属している複数人のエージェントからLinkedInを経由して何度もアプローチが来きていたので、エージェント同士でターゲットの情報共有はしてなさそうだなと思った。最初に連絡を取ったエージェントが持っている求人情報は数社あったが他の転職サイトでも見たことがあるものであまり独自性はなかった。その後にコンタクト取ってきた人の方が良いものを持ってきてくれた。

STARTUP.JOBS

エージェントではないけど外資系のイケてるスタートアップ企業のオープンポジションが色々と載っているウェブサイト。自分で探したい人におすすめ。

en world japan

面談では提出したレジュメを共有して他のエージェントからも求人情報の提供をするという話だったが結局最初に連絡を取ったエージェント以外から連絡は来なかった。提案数も少なく、あまり活発さは感じられない。会員ページの検索で求人を探してエージェントに投げることが必要なタイプの会社だと思う。


その他の外資系人材紹介会社

LinkedIn経由でお声がかかったけどコンタクト取る前に内定出たので実際にやり取りするフェーズには至らなかった外資系の人材紹介会社

  • AdMark

  • Computer Futures

  • Experis Executive

  • Morgan McKinley

  • Proclinical

  • RGF Executive Search Japan

  • Smart Recruitment.com

  • Turnpoint Consulting

  • WASABIT

今後お世話になるかもしれないのでその時は是非お願いします!(ゴマをスリスリ)


TOEICの壁

TOEIC600点、または800点という足切りスコア

良い機会なので外資系の人材紹介会社の外国人エージェント全員に「日本での外資系就活の足切りでよくあるTOEICスコアの壁ってある?」と聞いてみた。
答えはNO。TOEICスコアを細かく要求する会社もあるが、どれぐらい英語が話せるかで点数は気にしない求人もあるという回答だった。実際にそのような求人も沢山あった。



日系の人材紹介会社編

外資系企業の書類選考結果を待っている間、プレッシャーという名の悪魔の囁きに負けて軸がぶれてしまいメジャーな日系人材紹介会社にも登録して相談してみた(地獄)。検討する企業のバリエーションを増やしたいという思いでつい魔が差してしまった。あまりいい思い出がないので文句が多い。



リクルートエージェント

初回の面談で短期間で転職するには60社ぐらい応募が必要なのでどんどん応募しましょう!と言われて目ん玉飛び出たワイが転職やキャリアパスのマインドセットで参考にしている人材紹介業界系youtuberであるキャリアホライズンの小林さんの方針とは真逆のことを言っているぞ。
噂に聞いていたとおりマジで自分のキャリアに関係ない職業(他県の営業とかエンジニアとか)の求人情報が受信ボックスにガンガン入ってきてそれを見るとイラッとする。とにかく大量に求人情報を渡し、判断能力を鈍らせて大量に応募させようとしてくるのだが、その誘導に負けずに紹介求人にブチ込まれた異常な数のリストからどの企業を選定するかを決めるので時間がかなり削がれる。(後述のギークリーも同様)
書類選考通過率が著しく低い。書類選考の結果が出るまでかなり日数がかかる。※上記の外資系の人材紹介会社で紹介された会社はレスポンスが早いところが多かった
雑な情報提供とエントリーのさせ方なのでエージェント自身も自分の書類選考通過率とかあんまり気にしてなさそう。皮肉にも「一気に60社応募せよ」というエージェントの無責任な発言の裏付けにもなっている。マイページに応募した企業を一覧で見れるページがあるけど進捗状況についての表示項目がなく落選してもそこに表示され続けるので紛らわしいUIになっている。

doda

利用するにあたってエージェントと面談をしたが、こちらが聞きたいことを最初に聞いたのに、その質問に答えるのを忘れたのかそれをすっ飛ばして面談が終了してしまったところが気になった。4〜5件を提案してくるが、案件にはあまり魅力を感じなかった。結局利用する前に内定が出た。

レバテックキャリア

求人内容は他の日系求人サイトと大体同じ。紹介求人の件数については一度に20件前後。書類選考の結果が出るまでかなり日数がかかる。こちらもリクルートエージェントと同様に書類選考通過率が低い。

wantedly

たまに企業の採用担当からスカウトが来るのでプロフィールはしっかり充実させておいたほうが良い。
今回はこちらの希望が外資系なのでマッチしなかったが、面白そうなスタートアップ企業のスカウトがけっこうあった。
中には親しみやすい文面で求人情報を掲載しているがそれにエントリーしても一生反応が返ってこない企業もあった。

ギークリー

リクルートエージェントと同様に数撃ちゃ当たる戦法でとにかく大量に応募させようとしてくるので、紹介求人にブチ込まれた異常な数のリストからどの企業に応募するかを選定することになる。100件以上の提案が受信ボックスにブチ込まれるため、その中から条件のいい数社を絞り込むために数時間を費やすことになる。ここまで多いと検索画面から自分で探すのと変わりが無くなってしまうし1社ずつチェックする気が起こらなくなってしまう。書類選考の結果が出るまでかなり日数がかかる。書類選考通過率が低い。

RGF Professional Recruitment

ヘッドハンティングだったのでエージェントの能力に期待したが、かなり仕事のできないエージェントだったので残念だった。トラブル続きだったので関係を切った。その後しばらく経ってから電話してきた別のエージェントは話し方が失礼すぎてビックリ。RGFエグゼクティブサーチの方の外国人エージェントは優秀そうだったのに… ※もちろん社内には優秀な人もいると思う

ユウクリ

エージェントとの面談の際、今後のスタッフへの情報共有のためということに録画したいと言い出して録画しはじめた。仕方なく受け入れたが録画することに全く必要性を感じないので正直に言うとめちゃくちゃ嫌だった。選択肢を広げるため正社員ではなく派遣での応募はどうですか?と聞かれて断ったのに、その後の話の流れの中で「紹介予定の派遣についてはどうですか?」と勧めてきた。派遣業もしているので派遣社員への登録をプッシュしたいという意図が伺える。提案数と内容は常識の範囲内だった。

マスメディアン

残業することについての話の流れで、仕事を続けることについて旦那さんはどう言っていますか?という質問があった。時代錯誤だなと思った。求人情報を自分でも探せるので検索してみたが他では見ない求人は確かにあった。提案求人は興味を引くものが多かった。面接の時にはエージェントが同席して面接後にフィードバックをくれるらしい。

AMBI

自分で探して応募する求人情報サイト。転職エージェントは付かない。
若手ハイキャリア向け転職サイトと謳っているだけあって興味を引く内容の求人が多かった。



箇条書きで今回の就活(転職)のまとめ

  1. 外資系に転職したいなら早めにLinkedInに登録してプロフィールの内容を英語と日本語で充実させるべき。そうすれば人材紹介会社のヘッドハンティングや転職エージェント、企業の採用担当からの転職ナンパが来るのでそこから積極的にコミュニケーションを取っていく。

  2. 外資系の人材紹介会社ではこれから日本進出を狙う海外企業のクローズドポジションによく遭遇した。これらは日系の人材紹介会社では全く見かけない求人だった。外資系人材紹介会社の求人は募集に至ったバックグラウンドや募集要項の内容が魅力的で興味を引くものが多い。

  3. 日本人として、また自分の人材としての価値を作る・自分のキャリアを高みに持っていくには英語が一つの大事な鍵だということがひしひしと伝わってくる転職活動になった。

  4. 外資の人材紹介会社は会社によって得意な業界の分野やコネが様々あり扱っている求人が会社によって変わってくる。その違いが日系の人材紹介会社よりもハッキリとしている。 ※稀に被っているものもある

  5. 日系の人材紹介会社や求人情報サイトは、どのサービスでもほぼ同じ企業の求人情報で全体的には会社ごとの独自性はあまり無い。今回利用した中ではAMBIとマスメディアンは他では見ないものが少しあった。

  6. 日系の一部の人材紹介会社(求人情報サイト)は就活で一番重要な「応募」のフェーズ、いわゆる書類審査の段階がかなり雑で、利用者に数打てば当たる戦法(その数約60〜100件またはそれ以上)を推すところがあるのであまり良くない。



以上、外資系と日系の転職エージェントや求人サイトを利用した感想でした。外資系での英語面接のコツや「これはタフな質問だったな〜」という中間管理職向けの質問、面接官とのディスカッション内容やらは、文章にすると長くなりそうなので別の記事にしようかなと思います。
転職中・転職を考えているみなさんに良い人材紹介会社&良い企業とのご縁がありますように!

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