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パシフィック勢が魅せた!ケーンズ撃破のドゥルア、モアナは、ロスタイムで勝利を逃す!

スーパーラグビー・パシフィック R11
試合後のレビュー投稿(2試合分まとめて)
※トップの写真は2022年のクルセイダーズ×ドゥルアの試合前の催し
クライストチャーチで筆者撮影)

①フィジアン・ドゥルア × ハリケーンズ @フィジー

試合前のプレビュー投稿は以下のリンク👇

苦戦したとしてもハリケーンズが13点差で勝利を予想していた。
しかし、、、ドゥルアの粘りが凄かった。

厳しい試合が予想されるハリケーンズは、先日のブルーズのようにFW周辺での細かいパスで、じわじわいってミスが起きにくいラグビーをして、ドゥルアの強みを出させないようにしたい。

上記の言葉はプレビューで書いた事。
ブルーズの試合を参考にしてやれば勝てると思ってた。
しかし、ドゥルアと同じ土俵に乗ってフィールドプレーでいつものように展開していた気がする。
厳しい気候条件(高温多湿)でフィットネスの消耗、そしてボールも滑るので、普段のラグビーが出来なかった。

それでも、ドゥルアは凄かったか、最後まで切れずに同点に追いついて、最後はPGで逆転をして勝利を掴んだ。
あんなに良いキッカーがいたんだと感心した。

ハリケーンズの14番ジュリアンサヴェアは2トライでトップタイのトライ記録に並びました。TJ・ペレナラが58トライでいるのも凄い。ポジション的にWTBと肩を並べるのが凄い。

Fijian Drua 27
(Taniela Rakuro 2, Meli Derenalagi tries; Frank Lomani 2 con; Kemu Valetini con 2 pen)
Hurricanes 24
(Julian Savea 2, Xavier Numia, Du'Plessis Kirifi tries; Jordie Barrett 2 con).
HT: 7-5

ケーンズを撃破したドゥルアのハイライト動画👆

② ブルーズ v モアナ・パシフィカ @ Eden Park オークランド

何とも言えない結末だった。
試合前のプレビュー投稿は以下のリンク👇

メンバーを落としたものの、前半の途中までは優勢だったブルーズ。勝てると思い込んだか、気が緩みからか、途中で失速。

ボーデン・バレットが急遽欠場となった影響もあるかも知れないが、序盤は優勢だったし、そこまでメンバーも悪くない。

モアナのパフォーマンスの方が勢いがありスキル面でもよかった。
ブルーズは、スクラムが優勢でロスタイムに入って、ゴール前でのスクラムを選択。そこでスクラムを崩す反則でペナルティートライの判定。自動的に7点が入るので、6点差をひっくり返すこととなり、その時点で試合終了。

何とも言えない幕切れになった。
試合内容はモアナが勝っていたと言っても良いか。

ブルーズ、翌週の事より、目の前で起こっている試合に集中しないと。 
クルセイダーズ戦に向けて良い薬となっただろう。

RTSことロジャー・トゥイヴァサ‐シェックのディフェンス(上のRwitterの動画参照)は、やっぱり宜しくないか。代表レベルの大事な試合ではリスクが大きいと思う。
攻撃面でもそこまで目立てないし、ユニオン(15人制)は厳しいかも知れない。リーグ(13人制)では本当にすごかったので。
リーグに戻る前に一花咲かせて欲しいが、今のままでは厳しいか。

Blues 31
(Akira Ioane, Kurt Eklund, Caleb Clarke, Sam Darry tries; Penalty try; Harry Plummer con; Zarn Sullivan con)
Moana Pasifika 30
(Timoci Tavatavanawai, Abraham Pole, Christian Lealiifano, Fine Inisi tries; Lealiifano 2 con, pen; D'Angelo Leuila pen).
HT: 17-15

ラウンド11が終わった時点での順位表

https://twitter.com/SuperRugby/status/1655301726432546817

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