ホームアドバンテージ?ブランビーズが激戦制す! スーパーラグビー準々決勝④レビュー
スーパーラグビー・パシフィック準々決勝③
6月10日 土曜日
※トップの写真(サヴェアの後ろ姿)は2021年Eden Parkにて撮影
ブランビーズ 37-33 ハリケーンズ @キャンベラ
上記がラグビーリパブリックに書いたプレビュー👆
以下がNoteで書いたプレビュー👇
う~~~ん・・・ 最後の判定💦
しかし凄い試合でした。特に後半は、ハラハラドキドキの連発
そして・・・最後にあの結末でした。
ハリケーンズの試合の入りは良かった。
開始2分弱でサヴェアがチャンスを作り
(サヴェアのああいうパスが上手いなといつも感心)
シーズン終盤に起用されててから、結果を出しているナホロが
らしさを見せた力強いトライ。(以下のTwitterの動画)
幸先良いねと思っていたが・・・
その後、ブランビーズが3連続トライ許す
(以下のTwitterがそのトライの一つ)
簡単に取られ過ぎともいえるか・・・
ハリケーンズも3PGで食らいついていたけど
この3連続トライが大きかったと思っている。
一つはスクラムからBKに展開してあっさり取られた。
余っている訳でもないのにトライを奪われていて、
ハリケーンズのBKの組織ディフェンスが
上手くいってなかったかも知れない。
(ブランビーズが上手いと言えばうまいが)
ブランビーズはのイキタウここ数年でだいぶん成長して
相手には嫌な選手になりました。
⑫の選手も良いしCTBコンビはハリケーンズのCTBを上回ったか。
⑩ジャック・デブレツェニ(読みかた合ってる?)もロレシオより良いと思う。いやらしいBK陣だなと。。。
前半25-16の9点差はブランビーズ相手に厳しい
とテレビ観戦しながらつぶやいていた。
◆ハーフタイムで切り替えたケーンズが逆転、しかし…
No8で先発に抜擢されたイオセが活きる展開に持ち込めなかったが、後半頭にイオセが前に出てチャンスを作った。そのあとサヴェアが素早いピック&ゴーでディフェンスを5Mひきづってトライを奪ったのは素晴らしかった。このトライで25-23の2点差に迫る。
ハリケーンズ⑩キャメロンのPGで逆転(25-26)した後に、
スクラムからこぼれたボールを⑥フランダースが拾って60M独走トライ。
60分で25-33の8点差でリードした時は、ちょっと期待したのが本音。
※トライシーンは以下のTwitterの動画
しかし、ブランビーズは得意のモールであっさりとトライを奪う。
凄いモールだった!!(30-33)64分
勢いを盛り返したブランビーズ、ペナルティーを得た。
PGで3点取ってとりあえず同点にするかと思ったが
先ほどモールで簡単にトライを奪っている事からタッチに蹴りだして
モールでトライを狙いに行く選択をした。
しかし、今回はモールで押し込めず・・・
FWで力ずくでトライを狙いに行くブランビーズ。
しかし、ここで途中出場のFLキリフィがジャッカル成功⁉
と思ったが、レフリーは逆にキリフィに反則を取った。
たしか、ボディーウエイト(しっかり立っていないと判断された)の件で取られたが、完全に立っていてジャッカルの見本に見えるプレーだったと思う。
※キリフィも驚きを隠せない様子だったのが印象的。
ブランビーズは、タッチに蹴らず、クイックタップで攻撃して見事にトライに持ち込んだ。キリフィの反則の判定から、このトライに繋がってしまったのがなんだかなと思うが・・・
このトライの時に、⑮トム・ライトがキャメロンにボールをたたきつけた上に、顔を叩く行為をして両軍がもみ合いに。(キャメロン何もしてないのに)
これに対してレフリーは、ペナルティーも与えない。
※以下のTwitterの写真がトライ直後にライトがエキサイトした場面
トライの時点で35-33と2点差。コンバージョンは言って37‐33と4点差にしたのは大きい。しかもタッチラインに近いとこからの簡単ではないコンバージョンだっただけに。。。
結局この4点が大きく響いて試合終了。2点差なら最後ブランビーズが何度も反則したのでPGで逆転できた。
◆最後の判定・・・ホームアドバンテージもあるのか??
ロスタイムに入り、ブランビーズ陣地のゴール前でずっと攻めていたハリケーンズ。4点差なので絶対にトライを奪わないといけない。
数回ペナルティーを得たが、いずれもスクラムを選択した。
正直スクラムはブランビーズに分があると思っていたので不安だった。
結局プレッシャーを受けているので、スクラムから良い仕掛けが出来ず💦
フェーズを重ねるも、これといった工夫がないので、ただ突っ込んでいるだけにしか見えなかった。
特にペナルティーアドバンテージを得ていた時に(2回あった?)
思い切った事をやれた気がするし、余裕をもって攻めれたと思うけど
ただただ突っ込んでいるだけだった気もする。
最後のサヴェアの幻のトライの前にも、ジョーディーバレットがフリーのサリヴァンにパスしないなど、その他でも、繰り返しになるが、もう少しうまくやれたのではないかと思う。言うのは簡単だが💦
強引にいってディフェンスに囲まれてのTMO判定は、確実に映像に出てないと厳しい。
ポイントとして、レフリーのTMOへの持っていき方があった。
フィールド上のジャッジ(レフリーの判断)は、「ノートライ」で
それを覆す証拠を見せないとトライをならない。
すでに書いたように、映像ではクリアにトライに見える場面があったとは言い切れない。
もしレフリーがTMOにお願いする前にオンフィールド上はトライだが、そうでない証拠があれば・・・とアプローチしたら逆の判定になっていたかも知れない。
※多くのTwitterでも色々な意見があった(このTwitterもその一部)
明らかにインゴールに入って、ボールをつけているようにも見えなくもないが下に手が入っているのも事実としてあった。
しかし、手だけが入っていても、ボールの方が手より大きい事から、ボールのどこかが芝生に一ミリでも良いのでついていればいいので、トライと判定されてもおかしくないと個人的に思う。
現地で応援していたケーンズファンのおっちゃんもショックだっただろう👇
これは、キャンベラでやっている事から、ホームアドバンテージともいえるかなと思ってしまった。キリフィの判定にしろ、その他のジャッジにしろ。
(最後のプレーも、ボール出る前にインゴールラインを超えている等オフサイドとも言われているが・・・)
しかも、レフリーがオージーのお方で例のカードがお好きな人でした。
チーフス×レッズのレフリーも確かオージーのお方でしたが、あのレフリーは、いつも公平に拭いているなと思います。
しかし、昨年の準決勝ブルーズ×ブランビーズの最後の方にブレイクダウンで、今回のキリフィのジャッカルをした場面と同じような事があり、ブランビーズは、反則を取ってもらえなかった事があります。(オークランドで開催)あの判定が響いてブランビーズは接戦を落としたとも言えなくもない。
こうい悔しい判定でしたが仕方がありません。
試合後のサヴェアのインタビューは切なかった(以下のTwitterの動画)
試合後のラジオの話題はこの判定がメインだった。
Brumbies 37
(Ollie Sapsford, Jack Debreczeni, Len Ikitau, Luke Reimer, Tom Wright tries; Debreczeni 2 con, 2 pens; Noah Lolesio con)
Hurricanes 33
(Kini Naholo, Ardie Savea, Devan Flanders tries; Brett Cameron 3 con, 4 pens).
HT: 25-16