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J・バレット12番先発!オールブラックス v ウエールズ、ABsメンバーなど
オールブラックスの北半球遠征‐第2戦 対 ウエールズ
オールブラックスのメンバー
Team for Cardiff 🫡 pic.twitter.com/loFoCra8gW
— All Blacks (@AllBlacks) November 3, 2022
先週の冷や汗勝利の日本代表の試合からは、大幅のメンバー変更。
合流が遅れて先週の試合のメンバー入りしなかったホワイトロック、バレット3兄弟もそろってウエールズ戦のメンバーに入りました。
結局ウィル・ジョーダンは、遠征に合流はないとのこと。
セレクションの一番の注目は、ジョーディー・バレットがどこに入るか。
ザ・ラグビーチャンピオンシップの最終戦のワラビーズ戦で12番で良いパフォーマンスをしたことが、フォスターHCがもう一度使いたいと思ったのでしょう。ウエールズ戦もJ・バレットを12番に起用してきました。
そして15番ボーデン・バレット。レタリックがレッドカードで2試合出場停止になったので、5番スコット・バレットとバレット3兄弟がそろって先発となりました。
後半の途中でJ・バレットを15番にし、B・バレットを10番の位置にし、R・イオアネをWTBにして、リザーブのハヴィリ、レイナートブラウンを投入してミッドフィールドにするのかも知れませんね。
ミッドフィールド(⑫⑬)のセレクションが来年のラグビーワールドカップ(RWC)までにどうなるか今後の注目です。
意外だったのが2番にコーディー・テイラーを先発に持ってきた事。ウエールズ戦なのでサミソニ・タウケイアホが先発と思っていました。
今年に入り自信を無くしている感じのテイラーに先発の役割を与えて、自信を取り戻してもらう狙いでしょうか。
NPC(ニュージーランド国内選手権)で大活躍して、コールズのバックアップとしてスコッド入りしたA・アウムアが居るので、テイラーがここでアピールしないといけません。
遠征直前に、自主トレ中にケガをしたファカタヴァの代わりにスコッド入りしたB・ウエバーが、この試合でベンチ入りしています。
日本代表戦で今一つのパフォーマンスだった、クリスティーでしたが、ウエバーがこの試合で後半から出てきてアピールすれば、今後のスコッド定着も十分ありあるでしょう。
個人的にウエバーは、かなり評価している選手で、A・スミスが怪我をしてもすぐに先発で起用できると思っています。
TJ・ペレナラもスコッドに戻して、来年のRWCでは、スミス、ウエバー、ペレナラの3人が良いかなと思ってます。
前回のRWCと同じSHのメンバーになってしまいますが、パフォーマンスも十分だと思うし、経験もあるので大舞台ではこの3人が良いと思ってます。
This is going to be 🔥 #WALvNZL #AutumnNationsSeries pic.twitter.com/F8TE0k3wvw
— RugbyPass (@RugbyPass) November 3, 2022
ウエールズ10番G・アンスコム(元ブルーズ、チーフス)が入ってます。モウンガとのマッチアップが注目でしょうか。
モウンガが先週の試合でキッキングゲームも含む全体的なパフォーマンスがいまひとつだっただけに、この試合でアピールしないといけません。
マッケンジー、TJペレナラが貫録のプレイ👍
— 松尾智規【NZ在住ラグビーライター】 (@tommy3nzrugby) November 4, 2022
スティーヴンソン◎、ルーベン・ラブは、上のレベルで見たいくらい。この二人がワールドカップ後にオールブラックスに入って欲しい。
ラブは安定感も出てきて楽しみ。
FWがブレイクダウンで何度もターンオーバーが試合を有利に進めれた。 https://t.co/yu4uGnq7EX
今朝オールブラックスXVの10番で良いパフォーマンスをしたマッケンジーもすぐそこまで来ているし、モウンガはうかうかしていられません。
13番 R・イオアネ v G・ノースも面白い対決になりそう。
オールブラックスの調整不足が気になりますが(先週出てない選手は6週間ゲームから離れている)、ニュージーランド国内のラグビーファンの信頼を回復する為に、まずはウエールズ戦で良い形で勝利が必要になります。
先週の日本代表戦でのパフォーマンスをみて、ウエールズ戦は危ないかも知れないと言う声もNZ国内で聞こえてきています。
今週は、安心できる試合を期待しています。