ハイランダーズ耐えた!クルセイダーズはサプライズ!ブルーズ,テレア4T。盛りだくさんの話題の第14節スーパーラグビー
スーパーラグビー&高校ラグビーに観戦に忙しかった週末でした。
特に土曜日は、高校ラグビー👉クルセイダーズの2試合は生観戦。
試合後すぐに家に帰りブルーズ×ハリケーンズ&ブランビーズ×チフスのTV観戦の合計4試合は、さすがに堪えたかも💦
※トップの写真は、クルセイダーズ×ワラターズで筆者撮影
スーパーラグビー第14節は、白熱した試合が多かった。
試合前のプレビューは以下のリンク👇
ちょっとバタバタしているので、手短のレビューになります。
※基本ニュージーランドのチームの投稿になります。
ハイランダーズ感動の逆転劇でプレーオフに望みを残す!
ハイランダーズ 35-30 レッズ
A・スミスのハイランダーズとして最後のホームゲーム。
ちょっと観客の入りが宜しくなかったのが気になりました😢
ハイランダーズは、WTBに J・ナレキが入ると攻撃力が上がります。
昨季もケガ、今季も終盤まで怪我が癒えずに出れずでしたが、彼が居ると居ないのとでは大違い。
試合は常にレッズがリードする展開でハイランダーズの負けパターンかなと思ったが・・・
最後にスミスの愛弟子のファカタヴァがラックサイドを突いて奇麗なパスダミーからの見事なトライで逆転。
ハイランダーズがプレーオフに望みをつないだ。(8位に上昇)
ハイランダーズは、ラインアウトが悪くて、なかなかリズムがつかめなかったのが、ここまで苦労する事になったか。
試合後にチームメイトがA・スミスにハカ(以下のTwitterの動画)
Highlanders 35
(Jona Nareki, Hugh Renton, Saula Ma'u, Conor Garden-Bachop, Folau Fakatava tries; Sam Gilbert 4 con; Freddie Burns con)
Reds 30
(Liam Wright, Jake Upfield, Suliasi Vunivalu tries; Tom Lynagh 3 con, 3 pen). HT: 14-21
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電撃復帰の元オールブラックスがクルセイダーズで出場
クルセイダーズ 42-18 ワラターズ
高校ラグビーを観に行っていたため、クルセイダーズの試合開始ぎりぎりににスタジアムに到着。そのためスタジアムでのメンバー紹介が見れていなく、数人の変更があった事に気づかず(二日前の発表からメンバーが代わっていた)。
以下のTwitterの動画がNZのTV放送でアフォアを紹介。
試合の途中で気づいたのですが、なんと12年ぶりに元オールブラックス&ブルーズのジョン・アフォア(今年の9月で40歳)が急遽3番で先発出場。
その記事(以下のリンク)をラグビーリパブリックに掲載していただきました。ドラマのような、復帰劇の詳細を書いているので是非読んでいただければと思います。※試合の2日前にフランスからNZに帰国して試合に出た。
序盤に勢い合ったワラターズでしたが、その後は失速した感じか。
ボールは確保して展開しているが、ラストパスが通らない事が多く得点に繋がらなかった。
晴れているのに、選手が芝に足を取られたり、ハンドリングエラーが多かったのが印象的。やりにくそうだった。
クルセイダーズの主力に再びけが人が出た。一人は、ここ数年怪我に悩まされているNo8カレン・グレース。膝のケガでかなり酷そう。もう一人はオールブラックスでもレギュラークラスの12番デイヴィット・ハヴィリ、私が見ている目の前での出来事でした。ボールを貰ったっ瞬間に、ハムストリング(大腿部の裏側)を痛めた。むちゃくちゃ痛がっていたので、相当ひどいと予想される。
Crusaders 42
(David Havili, Codie Taylor, Mitch Drummond, Fergus Burke, Richie Mo'unga, S Havili Talitui tries; Mo'unga 6 con)
Waratahs 18
(Jake Gordon, Dylan Pietsch, Nephi Leatigaga tries; Ben Donaldson pen). HT: 28-8
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テレア4トライ!ハリケーンズはラインアウト苦戦継続
ブルーズ 36-25 ハリケーンズ
試合前の天気予報は、雨ではなかったはずだが、冬のニュージーランド(特にオークランド)に変わりやすい天候で途中から大雨に。
それでも、ブルーズは、見事な展開ラグビーをして試合を制した。
何と言っても4トライを挙げた14番マーク・テレア。
ランニングスキル、まともにタックルされない(コンタクトする瞬間の動きかな)身のこなしの上手さ、ハイボールの処理、全てにおいて素晴らしいパフォーマンスを発揮した。(上下のTwitterの動画がテレアのトライ)
年々凄みを増しているテレア。このままオールブラックスのレギュラーにしても良いくらいかと。
テレアだけでなく12番の入ったB・ヒーム。
33歳だがまだまだ元気。サイズを活かした突破力でチャンスを作るなど、テレアの最後のトライのアシストする絶妙なキックもあった。
RTS(ロジャー・トゥイヴァサーシェック)は、プラマーも居るし、ヒームはかなり良し、今後のベンチ入りも厳しくなったか。
先週の試合でも書いたが再び!
ブルーズは、こんなに良い展開が出来るのにどうしてクルセイダーズ戦であんなにキックにこだわったのか。チームとしての戦術が良くなかった(コーチの指示でしょうね)。クルセイダーズ相手に展開して勝負して欲しかった。
負けたハリケーンズは、とにかくラインアウトが酷い。
アウムア、あれではオールブラックスに入れれないですね。スローイング以外は、並外れた突破力もあるし良いのですが、、、
今季のハリケーンズは、ラインアウトの安定感がないので、勝ちきれないと言っても過言ではないでしょう。プレーオフも期待するのは厳しいか。
それでも点差は11と、さほど多くない。ラインアウトとゴールキックの精度が良ければ・・・とタラればですが、持ったないないと言う意味で。
Blues 36
(Mark Telea 4, Hoskins Sotutu, Rieko Ioane tries; Harry Plummer 2 con; Stephen Perofeta con)
Hurricanes 25
(Cameron Roigard, Billy Proctor, Kini Naholo 2 tries; Jordie Barrett con, pen). HT: 19-10
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チーフス敵地で安定の勝利
ブランビーズ 21‐31チーフス
開始五分、あれだけスクラムでプレッシャー受けていたチーフスが、スクラムからNo8ジェイコブソンがサイドを抜けて、そのまま40M走り切ってトライ。あっけない始まりだった。(以下のTwitterの動画)
しかし、ホームのブランビーズが、ワラビーズ13番でもあるイキタウがトライで7-7の同点に追いつく。
レフリーがオーストラリアのニックベリーで反則を多くとるお方。特にビジターチームに厳しい。それもありチーフスは苦戦していた気がする。
しかし、ブランビーズにイエローカードが出て数的有利になったチーフスがトライを含む得点を追加。
10番に入ったJ・イオアネの能力が発揮されトライを挙げて前半10ポイント差で上回りハーフタイム。
後半にスイッチを入れてくるかと思ったブランビーズ。ラックから出たボールのファーストレシーバーのフロントローのパスがバレバレでSHラティマにインターセプトされそのままトライ。55分
このプレーが試合を決めたと言っても良いかも知れない。
この後もトライを取ったチーフスが一時は24点差をつけた。
しかし、最終スコアーは10点差に縮まった。内容はチーフスが大きく上回っていた。最後のトライはおまけとして、その他はでは、チーフスのディフェンスが良かった印象で勝利につながったか。
Brumbies 21
(Len Ikitau, Corey Toole, Pete Samu tries; Noah Lolesio con; Jack Debreczeni con
Chiefs 31
(Luke Jacobson, Josh Ioane, Cortez Ratima, Shaun Stevenson tries; Damian McKenzie 4 con, pen).
HT: 17-7
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◆第14節を終えての順位表◆
チーフスは1位確定。クルセイダーズほぼ2位確定か(ブルーズがBPを取って勝利しても、得失点差でクルセイダーズと差があるので、クルセがBPなしでの敗戦でも厳しいかと)
3~5位は、勝敗によっては変わる可能性があります。
しかし、ブルーズがハイランダーズに負ける事は考えにくいので、ブルーズの3位もほぼ決まりか。
現在5位のハリケーンズがクルセイダーズに勝っても、ブランビーズがホームでレベルズに負けるとは思いにくいので1位~5位までは、このままになる可能性が高いとみている。
ワラターズも6位決まり。
残された7,8位の枠が一番激戦。特に8位。
レッズ×ドゥルアでドゥルアが勝ったらハイランダーズは厳しいか(ブルーズに勝てば文句なしだが)
ハイランダーズは、レッズとチーフス(対フォース)の勝利にかかっていると言う事になる。
レギュラーシーズン最後になる第15節の組み合わせ
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