ニュージーランドのキウィフルーツはアジア人差別の象徴
どうやら我らがジャシンダ・アーダーン首相が日本に行ったようだ。ツイッターではアンチジャシンダ・アーダーンの人々が「世界に誇るニュージーランドの恥部が何してんだよ」と大いに盛り上がっていた。
彼女が日本の岸田首相と何を話したかは知らないが、よりオープンなインド洋の実現ということをテーマにしているらしい。
そんな彼女だが、日本のジェンダーギャップにも一言物申していた。
ニュージーランドをめちゃくちゃに破壊しつくした我らが女性リーダーが何か言っているというようにしか響かない。男性リーダーならよりうまくニュージーランドを運営できたかというとそんなことはわからないが、彼女の対外的に宣伝されている政治上の実績は一体どういうものなのだろうか。
一方でゼスプリジャパンがジャシンダ首相をもてなした際の異様な光景がクローズアップされていた。滝廉太郎の荒城の月を背景にマスコットキャラが揺れているというなんとも評価しにくい状況に日本国内の反応も上々だったようだ。
ところでこのキウィフルーツは実は中国発祥であることを知っている人はどのくらいいるだろうか?これはゼスプリの公式サイトでも記載があるから真実だ。
1900年代の初めに女学生が中国から持ち帰ったことでニュージーランドでも栽培が始まった。
このウェブサイトではあまり明確に書かれていないが、当初はチャイニーズベリーなどといわれていたこの果物がなぜキウィフルーツになったのか、という話だ。
キウィフルーツという名前はニュージーランド固有種の鳥キウィバードにちなんでいる。ここはいいのだが、なぜチャイニーズベリーという名前を辞めたのかだ。
それはチャイニーズという部分に理由があり、チャイニーズとついていたからだれも買わなかったというところに発端があるそうだ。
名前を変えれば普通にポピュラーになるという点でニュージーランド人の素朴さがよく出た一件ではあるが、その一方でチャイニーズとついただけで評判が悪くなるというニュージーランド人の醜悪さもよくにじみ出ている話だ。
その後キウィフルーツはさもニュージーランドの特産品であるかのように触れ回っており、もともとの輸入元である中国への敬意は全く感じられない。
日本人はどんなに国民食になろうともラーメンが中国発祥であることは忘れないし、カレーがインド発祥であることも忘れない。ニュージーランド人はキウィフルーツが中国発祥であることは果たして覚えているのだろうか?
フィッシュアンドチップスがイギリス発祥であることはさすがに彼らが敬愛する女王陛下のおひざ元の料理であるがゆえに覚えているかもしれない。
ジャシンダ・アーダーンについての日本の反応を見ると「あっ!首相なのに産休とったあの人だ!」という感じのものをいまだに見かける。つまり彼女はそういった破壊的なことをいまだに売りにしているのかもしれないが、国内の彼女の実績は燦燦たるものだ。
最近ではラムレイドという強盗が増えている。これは店に車で突っ込んで品物を強奪していくという野蛮極まりないものだ。
ニュージーランドではこのような犯罪はあまり耳にする機会はなく、どちらかというと割と堂々と万引きをする人が多いというイメージだ。
どの店でも万引き犯人の写真が張り出されている。そしてその数もかなりある。彼らが凝りもせずに同じ店で万引きをしているかは知らないが、この国は万引き大国でもある。
だが車で店に突っ込むというタイプの犯罪は聞いたことがなかったが、ジャシンダ・アーダーンが政権を獲得してからというもの、新しいタイプの犯罪は明かに増えている。
また、店からは物が消えていき、買い物もしにくくなっている。
つまり彼女がこの国のリーダーになっていこう明らかにこの国は貧しく、危険になったということだ。
コロナのせいにするかもしれないし、其れもまた一因だったかもしれないがそれに乗じて徹底的に国民を制御してきた政治のつけを今国民が支払っている可能性は高い。
彼女のコロナ対策は私は全く評価していない。というのもコロナを防ぐことの代償が余りにも高いからだ。
人びとは職を失い、自由を失い、店は閉まり、商店からは品物がなくなり、犯罪は増え、それでも貧富の差はさらに拡大し、インフレも加速、膨大な国債は発行され、優秀な人材はこぞってニュージーランドを出ていき、そして結局オミクロンの前に感染拡大が止まらなくなった。
一体彼女のやったことの何が称賛に値するのだろうか、産休を取ったことでウィンストン・ピータースというこの国においては優秀で危険な政治家にこの国のかじ取りを一時的にとはいえ明け渡し、移民を弾圧していった。
多くのビジネスは人材の獲得に苦労するようになりキウィの収穫作業員に時給60ドルが提示されるまでになってしまった。
そしてロシアへの経済制裁のブーメランで原油価格も想定よりはるかに高くなってしまいさらなるインフレの加速はもう目に見えている。
一方で住宅建築を推し進めることで住宅価格の冒頭に歯止めをかけるはずだったが工事現場ばかりが増えていき一向に家が増えない。さらに悪いことにこれらの家も瞬く間に投資家に買い漁られているし、インフレを抑えるために公定歩合を上げることから家をやっとの思いでローンで買った人々が返済不能に陥る可能性まで出てきた。
こうやって思いつくままに数分かくだけでこれだけの大惨事をニュージーランドにもたらしたジャシンダ・アーダーンが一体日本で何をしているのか、キウィなどと書道に興じている場合ではないことだけは確かだ。
そういうわけでニュージーランドに来ることはお勧めしない。
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