同棲解消するぞー!
10月20日(日)/晴れ
なんて気持ちのいい日曜日。
天気が良くて朝から外に出かけた。
公園をゆっくり歩いて駅前のお店で買い物をしてドーナツを買って帰った。
彼に引っ越しの準備は進んでるの?と聞いてみた。
最近色々みているところだよ!と言われた。
もう、すぐに出ていくと言ってから3週間経っているけど。
わたしはルームメイトにはなれないと先週伝えた。
どう距離を作ればいいかわからない。
同じ家にいて他人のふりをすると、わざとらしくて余計変に考えてしまう。
本当にすぐに、今月中にでも出て行けるからと最初は啖呵を切っていた彼。
3週間経っても、自分が1人になることだけが大切な彼。
2ヶ月前に、わたしたちはたくさんの時間と苦労とお金を費やしてこのアパートに引っ越してきた。
わたしの父親にも保証人になってもらったこの生活は、自分の都合だけでそう簡単に、今すぐに辞めたいからと辞めれるものではない。
契約者はわたしと保証人はわたしの父。
別れを決めた彼の決断は尊重しているけど、別れの原因は他人と生活を共にしたら起きてしまうような小さなことの積み重ねで
これから擦り合わせていくべき問題だった思えているわたしは
引っ越しという解決策にピンとくるわけもなく
1番現実的じゃない方法だな、と思う。
だからいろんな解決策を考えてみていた。
一緒に考えていけたらいいなと思っていた。
3週間経っても、たった一つの考えを持ち続けて揺るがない彼をみてると、、
わたしが知っていた人とは別人に思える。
今まで自分のストレスを伝えられずに限界に達したから別れよう、一緒に住むのも今すぐやめよう。
そう言い続けている。
2ヶ月前に引っ越したばかりのわたしたちがまた2人揃って引っ越しをするなんて金銭的にもあまりにも難しい、と伝えると
わたしが契約者ならわたしが残ればいいと言う。
でも残ったわたしは今まで2人で払っていた家賃を1人で払えない。
だからそんな突然、無茶なこと言わないで
本当に出ていくなら最初はこのアパートの家賃も補助して欲しいし必要だよ、と言っても払いたくない、と言い張る。
または、俺が残るからわたしに出ていけと言う。
彼は外国人で日本に長く住んでいるわけでもないので、このアパートに住むことになった時も大家さんに彼がどんな人かをたくさん説明した。
(悲しいけれど理解したくないけれどわたしと同じように信用してもらうのになぜか時間がかかる現実)
契約者を彼に変えることは難しいと思う、、それにいろいろ証明が必要かもしれない。
とわたしは思っているけど彼は関係なしに思いついたまま簡単にそう言う。
彼はわたしと別れてから、日本での生活の不満も重ねて話すようになってきて
きっと来年か再来年には自分の国に帰るだろう、とも言ってくる。
そんな、近い将来に帰国や転職の予定があるならいま衝動的に引っ越すことにお金を使うのはやめてもっと他の方法を考えてみたらどうか、とも提案してみた。
彼の意見は変わらない。
ここまで書き出すと、なんで彼のことを好きだったのか完全に思い出せない。笑
逆にこんなに最低な振る舞いのおかげで踏ん切りがつきますありがとう、と思う。
時間ばかり流れて、はっきり進んでいない彼の1人暮らし計画。
わたしはルームメイトで居られないし彼も1人になりたいのなら、今は簡易的にシェアハウスなんかの家具付きのところで過ごして時間をかけて自分のアパートを探してみたらどうか、とも言った。
むしろそうして欲しい…。
でも彼は、シェアハウスに住みたくないのになぜそんなとこに住まなきゃいけないのか、そんなのフェアじゃないし意味がわからない、とイライラされてまるで話が通じなかった。
自分の都合で出て行くからと、全て自分のタイミングで動こうとしているし、その後のわたしの家賃問題は1人で解決しろと。
どうせ出ていくこのアパートには、新しい場所が見つかるまでは当たり前に自分の家だと毎晩帰ってくる。
今日、冷静に話をしようと
自分の意見を優しく伝えてみても
彼はずっとこんな調子だった。
ひどいことも言われた。
わたしの父親の気持ちはどうなるの、と聞いた。
英語も話せないし…とわたしの彼に会うのを躊躇していたわたしの両親。
でも日をあらためて会おうね、と会う気にもなってくれていた。
保証人にもなってくれ、生活を気にかけてくれている。
そのことを話すと、「そんなに気にかけてくれてるならお金の事はお父さんに手伝ってもらいなよ。そうやって自分で解決してよ。」
と、言われた。
それまで冷静を保っていたけど、流石にショックってぐらっときて少し泣いてしまった。
その後に、謝られた。
意地悪になりたいわけじゃなかった、と。
そんなのもう遅いと思う。
意地悪だった、それしか残らなかった。
わたしは2人にとって、また2人の同棲を応援してくれている両親たちの気持ちも考えたくていろいろ案を考えたけど
結局彼は自分がひとりになる、それだけが大事なんだ。
話が通じない彼に絶望して本当に無気力になった。
それでも普段通りに、いつもよりテンション高めにくだらないジョークで話しかけ続けてくる彼に今日は本当に呆れてしまった。
「ん?」といつも聞き返してくる時のにこっとした顔も、いい人のフリをしたいだけのように見えて胸糞悪くなってしまった。
まだ家具をどうするかのやり取りもあるし普通にしなければいけないのに!
どうしても拭えない彼への悪寒が止められなくなってしまった今日でした。
もう、神様がわたしを前に進ませるために彼の性格を操作してるとしか思えない。笑
すごいな、彼と話していてこんな最低な気分になったのは初めてだな。
でも話が通じない、頑固であることに悩まされ傷つけられた気持ちは彼がわたしにずっと思っていた痛みかもしれないな、それが返ってきただけだとも思えた。
夜、近くに住む友達に連絡してみた。
同じシェアハウスで一年以上一緒に生活した友達。
本当に大事な友達。
その友達はまだそのシェアハウスに住んでいる。
考えていたけど聞いてみるか迷っていたことがあった。
「わたしと一緒にこのアパートに住まない?」
忙しい彼女から即答で「住む!」と返事がきて、すぐに電話が来た。
わたし、泣き崩れてしまったよ。
とても嬉しくて安心して。
彼女はゆっくりわたしの話を聞いてくれて、未来の楽しい話をして安心させてくれた。
本当に親身になってアパートのことも考えてくれた。
たくさんいろんな解決策を考えた結果、彼女のおかげで前に進めそうだ。
散歩から帰ってきた彼にゆっくり伝えた。
11月中旬に出ていくと今日言っていたよね。
わたしはここに住んでくれるルームメイトを見つけたから、あなたは自分の都合のまま出ていっていいしこのアパートの家賃の問題もわたしはもう問わないよ。
あとは家具の整理もあるからまたゆっくり話そう。
ほとんどはわたしの家具になっちゃうから、一緒に家具探すのは手伝うよ。
新しい住所は知りたくないから家探しは手伝えないけれど、11月中旬と言い張っていたからあと2、3週間しかないよね。
新しい場所探すの本当に頑張ってね。
彼は呆れたように笑って「Okay」と言った。
ああ、またなんか偉そうに言ってる
そんな感じの笑い方。
どうしてそんな態度ができるんだろう。
アパートの契約書も自分では見たことが無く、不動産とやり取りもしたこともなく
側から見ると自分では何もしていない彼。
わたしは彼の決断を信じて2人の同棲解消のために頑張った!
自分も大切だけどいろんな人のことを考えた。
今日彼に
「全て自分都合でしたいならせめて簡易的な場所を見つけて出来るだけ早く出ていって欲しい、そうするべきだよ」
というわたしの気持ちを伝えた時
「11月に出ていくと何回も言ったよね?今まで全然話聞いてくれてなかったんだね」
と呆れたように責められた。
何回も、、は言っていない。
確かに別れを告げられた当日は10月中とか11月、と曖昧には言っていたけど。
11月には出ていく予定だったんだ!と初めて知った。
「話はいつもちゃんと聞いてたけど、ただ知らなかったごめん。じゃあ11月のどのあたりの予定なの?」と聞いたら中旬だと言っていた。
かなり強く言い張っていたけど、彼はその意味を、今の状況をわかっているのかな?
今日はかなり長くなってしまいました。
今まで愛していた彼はどこへ行ったのかな?
よく頑張ったわたしと、自分自身を信じていいよと教えてくれる友人たちに感謝して今日はゆっくり寝たいです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
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