Gaslight
10月29日(火)/くもりのち雨🌘
いろんなことがあった10月。
どうしようもできない悲しみとショックに潰れたくなくて、自分をたくさん甘やかした。
外に出ると気持ちがいい秋晴れとキンモクセイの香りにたくさん癒された。
友達と旅行に行ったり友達の家に泊まらせてもらったり、仕事前に気になる喫茶店のモーニングを食べたり。
そのうちご飯も美味しいと感じるようになって、気分転換に料理をしたり運動をしたりいつもの日常を過ごせるようになっている。
別れてから約1ヶ月が経とうとしているけど、彼は未だに家を出ていく日が決まっていない、、。
アパートを探していて問い合わせしている、みたいな報告は何度かしてきたけどそんな情報どうでも良くって、ただいつ出ていくのかそれが知りたい。
いつまでこんな生活を続けなければいけないのか。
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ここまで書いていたのが夕方で
夜、とんでもないことになった。
彼は話し合いが出来ない様子、私が彼が家を出ていく段取りを決めたら彼の怒りが止められないくらいになってしまって
ドアをすごい音で閉められ、彼は私を異常者のように何度も罵った。
ここまでの状況を簡単に言うと
彼はこの家を出ていくと突然言ってから1ヶ月、準備をしている様子もないし
もしかしたら彼も辛い状況にいるのかも、と何度も手を差し伸べてしまった私にも「ありがとう」と言うだけで口では「引っ越す、それは変えられない」と言い続けていた。
だからもうそろそろこちらの都合もあるし、最初には自分で10月中に出ていくんだと言っていたんだからと引っ越しの具体的な段取りを作ったら、それは認めないと言われた。
そこから彼の怒りが止まらなくなり、私が嘘つきだとか毎秒言ってることが違うだとか、それが本当の私の性格だ、などと言われた。
ガスライティングだったとも思う。
これまで何度か彼からの引っ越しの話を待ったり自分から何気なく聞いてみたりしていたけど、彼がわたしの言うことを否定し続けてヒートアップして終わっていた。
今日も同じでもう同棲解消の話し合いができないと悟ったわたしは彼が所持している家の鍵をおもむろに取り、そのまま持ってお風呂場に行き扉の鍵を閉めた。
それまでのやり取りも彼が冷静じゃないと感じたので録音した。
今日の彼の様子とアパートにふたりきりという状況が怖くてお風呂の中で友達に電話した。
そのまま普通にお風呂を済ませたわたし。
その間に今夜だけでも出ていく準備をしていた彼。
私がそうお願いしていた。
こんな状況で今夜ここにいるのだけはやめて、と言っていた。
絶対絶対今夜も出て行かないし自分の引っ越し準備ができるまで出て行かない、と言っていたがお風呂の間に荷物をまとめてくれていたから心底ホッとした。
今夜は1人になることができたから良かったものの、近所にも聞こえていただろう大きな罵声や全く話を聞く様子がなく私を馬鹿にした様子の彼を思い出すと心がヒュッと小さくなる。
とても不安な夜がまたすぐに来てしまった。
彼は結局鍵を持たずに出ていった。
私が鍵を没収したあとしつこく「鍵を渡せ、いいから渡せ」と言う彼は怖かった。
これからのやり取りはLINEにしようと言った。わたしも彼の荷物は綺麗にまとめて送るつもりだし直接取りに来たいならわたしが誰かと付き添って、家にいる時にしようと思う。
そのために時間は合わせるしラインで落ち着いて話せたらと思う。
彼が出ていった後、部屋の様子を確認していたら彼がいた部屋の窓の鍵がふたつとも開いていた。
急いで締めたけど明日からは戸締りに気をつけようと思う。
こんなことになるなんて。
わたしはつい夕方までは、また2人落ち着いてそれぞれで成長したならもっといい関係になれるだろう、なぜかそう思えていた。
目の前で人が変わっていく様子を見るのは辛い。
でもその人がどんな人だったか思い出すことはもっともっと辛い。
こんな夜はありますか?