【翻訳記事】ウォーハンマーRPG 4版 Q&A:よくある質問 #2
<訳者注釈>
Cubicle7の、2019年7月26日の記事を翻訳しました。上記リンクより原文が読めます。ウォーハンマーRPGの卓準備に役立ててください。
<本文>
#WARHAMMERWEDNESDAY
ようこそみなさん!あっという間にウォーハンマーRPGの13番目の記事になりました!光陰矢のごとし!角在りし鼠を称えよ!さて、先週分が大人気だったため、Benによく聞かれる質問を回しましょう!
やあみんな、このFAQのブログ記事シリーズは皆さんから貰った質問を取り組んでいく。質問を掘り下げて、確たる答えを出し、関連する参照ページを紹介する。もしあなたがどうしても聞きたいご質問があったら、我々のFacebookページに、コメントを残してほしい!私たちが今後のブログ記事に含める。私たちはこれらの記事を数週間先まで書き溜めているので、回答が貰えるまで少し待つかもしれないが、いずれお答えする!また、通常の記事とは違い、このFAQは筆者である僕だけでなく、ウォーハンマーRPGのチームが全員参加している。
《絶対音感》異能なら〈言語:魔法語〉テストを行わなくても呪文を唱えられるってこと?
唱えられない!ウォーハンマーRPG p.139に記載の《絶対音感》異能は〈言語:魔法語〉テストに自動的に成功させるわけではない。この異能はテストの必要なしにいつも完璧な音程で歌ったり、音を聞いて音程を特定させてくれる。また、この異能は〈芸術:歌唱〉技能をすでに無ければあなたのキャリアに追加してくれて、既に存在するなら成長に必要なXPを割引してくれる。
逆手のペナルティは攻撃と防御に影響する?
その通り。–20ペナルティ (ウォーハンマーRPG、 p.163)は武器を逆手で使用して行う武器攻撃や受け流しを含むあらゆるテストに適用される――盾であってもだ。しかし、盾や「防御用」を持つ武器で〈近接攻撃:受け流し武器類〉技能を使用して受け流す時、そのペナルティは消える(ルールブック、p.296)!
盾は誰でも使えても、それが器用でない腕に括り付けられた木製の板であることに変わりはない。かさばるし、邪魔だ。しかし、あなたが正しい盾の扱い方を訓練したら、これらの問題は無くなる。
ガンナー「お前、逆手で呑むために-20が付くってんなら、俺が利き手に何を持ってるか紹介してやる!」
どの〈近接攻撃〉技能で"防御用"の武器で受け流したり、使用できるの?
受け流し用武器類に分類される武器を使用するには〈近接攻撃:受け流し用武器類〉が必要だ。しかし、「防御用」の特性を持つ武器も通常の技能の他〈近接攻撃:受け流し用武器類〉でも使用できる。そうすることで逆手で武器を用いる時の-20ペナルティが無くなる。これはつまり、盾を逆手で使用するなら、〈近接攻撃:基本武器類〉技能に-20ペナルティを受けて使用するか、ペナルティなしで〈近接攻撃:受け流し用武器類〉をペナルティなしで使用するか選べるということだ。
敵を攻撃して、優位を1つ得て、その優位をすぐさま離脱に使用することはできる?
できるだけでなく、これは有用な戦術だ!キャラクターは優位を得るために敵への攻撃を行い成功した後に移動の一部として離脱することができる。「優位」のルールはルールブック p.164に記載されている。
優位ルールの賢明な組み合わせは戦闘から離れるための確実性の高い手段だ。GMとプレイヤー両者ともこれらのルールと、キャラクターやクリーチャーの異能やクリーチャー特徴を見てベストな使い方を探るべきだ。
致命的負傷によって失う耐久値は【頑+】とAPで修正するの?
しない。加えて、このダメージは致命的負傷(ルールブック、p.174)が無効化されたとしても受ける。このダメージは【頑+】でもAPでも修正されず、致命的負傷を付与した後に受けて、それ以上致命的負傷を発生させない。さらに、このダメージは致命的負傷が無効化されたとしても受けてしまう(ルールブック、p.299)。
戦闘はいつだって危険だ。鎧がいくつあっても、どんな肉体的な力があったとしても戦闘は安全にならない…
盾で致命的負傷を無効化することはできる?
できる!盾はルールブックp.299のルール通り致命的負傷の無効化に使用できる。盾は同様にダメージを受け、シールドの等級を1段階失う。シールド等級が0に下がると、盾は他の鎧と同じように使い物にならなくなる(そしてつまり、同じ方法で修理できる)。
攻撃に使用した時、盾は武器へのダメージ(ルールブック、p.296)への影響も受けることは特筆すべきだろう。つまり、盾は2通りの方法で壊れ、両通りで使っており両種類のダメージを受けていたなら両方とも修理しなければならない。
簡略化された鎧は重ね着できる?
できる。簡略化された鎧(ルールブック、p.301)は通常のルール通り、重ね着ができる。これはつまり、軽装鎧と中装鎧が「柔軟」の特性を持つため、どちらも重装鎧の下に着こんで、4APないし5APを最大得られる。しかし、「柔軟」の特性(ルールブック、p.300)のために軽装鎧は中装鎧の下に着て簡単に3APを得ることはできない。中装鎧には軽装鎧が含まれていると見なされるのだ。
武器を能動的に使っていなくても、その特質や欠点からのボーナスは得られるの?
「能動的に使う」がどんな意味かによる。「鞘の中だよ」ということなら、いいや、利益は得られない!「手に持ってる」ってことなら、得られる。例えばそれで誰かを殴ったり、誰かに殴られそうなら、武器は使っていることだろう。つまり、盾を単に手に持っているだけで「防御用」の特性は発動され、たとえ別の手に持ってる武器で防御する時も+1SL得られる。
え?てことは、私が5本腕のミュータントだとして、4つの小盾と攻撃するために1本の武器を身につけることができて(防御すると)戦闘中の防御に際するロールに+4SL貰えるってこと?
それがあなたのGMが、「追加の腕」の混沌変異がそう機能すると判断したならば、そうだ。だが追加の腕をどのように扱うかのルーリングはGMに一任されている。
キャリア技能にグループ技能が設定されていても専門分野が特定されていない場合――例えば、〈近接攻撃:任意〉――キャラクターは技能の専門分野を再度選べるの?
選べない。選択肢がある時、技能の成長に際し1つの専門分野を選ばなくてはならない(p.119)。そのキャリア・レベルを離れるまでそれに選択されたままだ。
じゃあ、キャリア・レベルを離れて、それから同じキャリア・レベルにまた入りなおせるの?
入れる。とは言えキャリアで選んだ専門分野を変更する以外にそれを行う意義は薄く、十分な理由でもない。
《スタミナ》異能を獲得する度に【頑+】だけの耐久値が得られるのは、意図されているの?つまり、3回獲得して自分のキャラクターの【頑+】が4だとすると、追加で12点の耐久値を得られるってこと?
その通り。ウォーハンマーRPGは下層で貧しいキャラクターのゲームだけではなく、「ゴートレックとフェリックス」に出てくるような、あるいはWarhammer QuestやWarhammerで遊ぶキャラクターのようなヒロイックなキャラクターも作れる。当然、それだけの追加の耐久値も相手がクリティカルを出したら助けにならないのだが…さらに、ウォーハンマーRPGのゲームの多くはあまり戦闘がなく、多量の追加耐久値はあまり利用できずXPもたくさんかかってしまう。
他に意識している質問があたら、私たちが確認できるように私たちのFacebook内の、この記事に関するポストにコメントをどうぞ。来週から数週間かけてなるべくたくさんお答えしよう!
近いうちにFAQで会おう!
Ben Scerri、ウォーハンマーRPG アシスタント・プロデューサー
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