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2024年「最も良いと思ったアニソンランキング」& YouTube再生数TOP10
大阪でアニソンDJ,VJ,Organizerとして活動しています、Reiyaと申します。
最新アニメソングイベント「僕らアニメ最前線」の主催として、個人的な「今年最も良いと思ったアニソンランキング」を作成しました。
よければ最後までご覧くださいませ。
(OP,EDのみでランキングを作成しています。)
本題に入る前に「世間の評価は?」
私の個人的な評価に移る前に、まずは世間的な人気を振り返っておきましょう。
逆張り精神に囚われないために、マジョリティなTOP10を用意しました。
(集計はYouTubeのTVサイズ映像の再生数を参考にしています。)
10位:絶対零度 / なとり(2024年春「WIND BREAKER」OP)
来春に二期の放送も決定している「WIND BREAKER」のOPが10位にランクイン。
ランキングを見たとき少し驚きでした。もちろん私も大好きな楽曲で、アニメも面白く、アーティストの知名度も高いですが、様々なSNSで色々な流行り方をした楽曲が多い中、踊りやミームでの流行が無かったこの楽曲がランクイン。
アップテンポで中毒性が高く、何十回でも聴きたくなる楽曲です。
9位:怪獣 / サカナクション(2024年秋「チ。 ―地球の運動について―」OP)
アップロードから約2ヶ月しか経っていない秋アニメの楽曲が9位にランクイン。
放送前からかなりの期待を持たれていた「チ。」。
サカナクションというビックネームの起用で爆発的な盛り上がりを見せています。年をまたいでもこの伸びはしばらく絶えそうにありません。
8位:晴る / ヨルシカ(2024年冬「葬送のフリーレン」第2クールOP)
近年最も流行ったアニメのひとつである「フリーレン」の第2クールOPが8位にランクイン。
第1クールの 勇者 / YOASOBI の爆発的なヒットもあり、年をまたいだ第2クールにかかる期待は大きかったものの、見事にその期待を超えてみせたヨルシカによる、アニメの世界観もうまく表現した素晴らしい楽曲でした。
7位:「僕は...」 / あたらよ(2024年冬「僕の心のヤバイやつ」第2期OP)
史上稀に見る萌えの観測を見せた「僕ヤバ」の第2期OPが7位にランクイン。
1期のOPでは信頼と安心のヨルシカを起用していた"僕の心のヤバイやつ"。
2期のOPはまさかの初アニメタイアップアーティストである「あたらよ」を起用。
ドラマや映画、ゲームやCMでのタイアップはあったものの、アニタイ楽曲は初挑戦であった”あたらよ”でしたが、見事アニメファンの心を掴む楽曲で大ヒットを記録しました。
この楽曲の歌詞は、あたらよのボーカルとギターを担当する「ひとみ」さんが「何周も原作を読んでから作った」とのこと。
ソース:【インタビュー】あたらよ、初のアジアツアー開催に向けたバンドのリアルな思い
6位:カーテンコール / 優里(2024年夏「僕のヒーローアカデミア」第7期第2クールOP)
言わずも知れた大人気アニメ「ヒロアカ」のOPが6位にランクイン。
TVアニメや映画など、人気はとどまることを知らず、来秋にはTVアニメFINAL SEASONを控えた僕のヒーローアカデミア。
物語も佳境を迎える7期第2クールのOPに抜擢されたのは、こちらも言わずと知れたビッグネーム「優里」。
若者人気✕女性人気 の高い作品とアーティストのマッチにより、大ヒットを記録しました。
5位:Abyss / YUNGBLUD(2024年春「怪獣8号」OP)
放送前から期待の高かった新作アニメ「怪獣8号」のOPが5位にランクイン。
担当することになったアーティストは度々ビルボードにもランクインをするイングランドのシンガーソングライター「YUNGBLUD」。
異例の"洋楽アーティストの書き下ろし楽曲"をOPに起用し、挑戦的な幕開けとなったアニメ怪獣8号でしたが、見事1000万回再生以上の大ヒットを記録しています。
4位:オトノケ / Creepy Nuts(2024年秋「ダンダダン」OP)
この勢いはとどまることを知らない。今最もアツいアーティストの一組であるCreepy Nutsによる「ダンダダン」OPが4位にランクイン。
9位の「怪獣」と同じく、アップから約2ヶ月しか経っていないのにも関わらず堂々と4位にランクインしたオトノケ。
作品自体も放送前から期待大でしたが、作品のクオリティの高さや、Creepy Nutsの勢い、OP映像の素晴らしさなども絡み合い、2024年12月時点で1300万回再生を記録しています。
3位:ファタール / GEMN(2024年夏「【推しの子】」第2期OP)
社会現象レベルの盛り上がりを見せる「【推しの子】」の第2期OPがランクイン。
1期のOPは アイドル / YOASOBI 。あれだけの特大ヒットの後にOPを担当することになったのは、当アニメのOPをきっかけに結成された中島健人×キタニタツヤによるユニット「GEMN」。
見事大ヒットを記録し、オタクの今年のトレンドである「跳びポ」があったこともあり、オタク人気も非常に高い楽曲となりました。
また、作詞作曲を担当したキタニタツヤ氏はインタビューにおいて「アイドル / YOASOBI」に続く主題歌のオファーだったことについて「めっちゃ嫌でした!」「超プレッシャーじゃないですか(笑)」とも語っている。
ソース:『【推しの子】』を介して出会った中島健人とキタニタツヤ。異色ユニットGEMNの幸福な化学反応とは? OP曲「ファタール」制作秘話
2位:シカ色デイズ / シカ部(2024年夏「しかのこのこのここしたんたん」OP)
放送前から国内外問わずミームとして大流行した「しかのこ」OPが2位にランクイン。
放送前にアップロードされたイントロがTikTokなどの動画系SNSを中心にミームとして大流行。
日本や韓国のアイドルなど、著名人もブームに乗ったことにより、"アニメ放送前からイントロだけで大ヒット"という異例の現象が起こった"しかのこ"。
近年では珍しくなってしまった電波ソングの流行でもあり、オタクとしても少なからず嬉しさや懐かしさを感じられる楽曲だったのではないでしょうか。
1位:Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts(2024年冬「マッシュル-MASHLE-」第2期OP)
「BBBBダンス」で世界中で大ヒットした「マッシュル」OPが1位にランクイン。
アニメ「よふかしのうた」でOP,EDを担当したことでオタクにも浸透したCreepy Nuts。約1年半ぶりとなったアニメタイアップ楽曲であったが、まさかの世界中で大爆発ヒットを記録。
楽曲としての記録はあまりにも書ききれないためWikiなどを参照してほしいが、この楽曲のヒット具合は説明せずとも全員が理解しているでしょう。
2024年のアニソンを席巻したのはまさかのHIP-HOPアーティストである。誰がこれを予想できたであろうか。
個人的に”マッシュル”はとても面白くハマっていた作品だったので、ここまでのヒットはアニメファンとして嬉しいですね。
振り返り:本題へ
ここまでは2024年に”世間で人気だった楽曲”を振り返りました。
TOP2が2つともミームとして流行した楽曲という、近年のショート動画流行が大きく現れる形となったランキンングでした。
ここからは2024年のアニメソングを1年間聴き続けて生活してきた私の”個人的なランキング”となります。
あなたの好きな楽曲は出てくるでしょうか?
10位:Release Sigh / 天乃リリサ、橘 美花莉、ノノア、喜咲アリア(2024年夏「2.5次元の誘惑」第2クールOP)
コスプレを題材にしたアニメ「にごリリ」主要キャラの歌うエンディングテーマ。
ここで先に言っておきます。私はピアノで始まる曲が大好きです。
1期の盛り上がり方を見て、もっとTikTok向けの楽曲だと思っていたので、この曲を初めて聴いたときはとても驚きました。
比較的ミーハー層に向けたアニメであることを踏まえると、ここまでオタクの好きそうな楽曲を作ってくれたことに感謝ですね。
作詞作曲編曲はオタクの大好きな”鈴木裕明”さん。
9位:Killer Bars / Hilcrhyme(2024年冬「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。」OP)
”即死チートは俺が一番面白いって言い続けてきたから。”
数々の意見を押しのけながら即死チートを2024年冬の”覇権アニメ”と言い続け、”一撃で刺す”というワードをこすり続けてきましたが、最近やっと認められていて嬉しいです。
放送時めちゃくちゃ言われたの、忘れてないからな。
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8位:クランシック feat. 北澤ゆうほ / MIMiNARI(2024年秋「魔王様、リトライ!R」ED)
様々な音楽プロジェクトがある昨今、筆者が最も期待する”MIMiNARI”による「魔王様、リトライ!2期」のOP。
2023年10月放送のTVアニメ「ひきこまり吸血姫の悶々」のEDである「眠れない feat.楠木ともり」は記憶に新しいかと思います。
あの名曲から1年、更なる名曲が生まれたと感じています。これもピアノですね。
7位:ODD NUMBER / 吉乃(2024年秋「ひとりぼっちの異世界攻略」OP)
歌ってみた出身アーティストの”1クール2本”鮮烈デビュー。
今年10月にポニーキャニオンからメジャーデビューをした若手アーティストの”吉乃”。
そのデビューは、どちらも2024年秋アニメである「ひとりぼっちの異世界攻略 OP」「来世は他人がいい ED」を務めるという鮮烈なものになった。
ODD NUMBERの楽曲制作は安心と信頼の”ナナホシ管弦楽団”。イントロのメロディーで一目惚れした方も多いのでは無いでしょうか?私もその一人です。
Ado所属事務所が送り出す大型新人”吉乃”のこれからにも非常に期待。
6位:セナカアワセ / AliA(2024年夏「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season Ⅱ」OP)
幻にしてしまうのはあまりにも勿体ない、間違いない名曲。
普段からアニメを見ている皆さんならご存知の通り「キミ戦2期」は4話にて放送延期が発表されています。
1から作り直すようなので、1部のファンの間では「OP,EDも変わるのでは?」との噂も。私はそうなってしまうにはあまりに勿体ない、間違いない名曲だと思っています。
キミ戦ファンとして、この曲を聴いたとき「なんてこの物語を詩的に歌った美しい歌なんだろう」と感じました。ファンであればあるほど心にくる名曲、また放送される際にも是非そのまま聴きたいです。
5位:ユリイカ / ロクデナシ(2024年春「終末トレインどこへいく?」ED)
ボカロPのアニソン界での躍進は止まらない。オリジナルアニメで魅せるボカロPの”アニソン力”。
ボーカリスト「にんじん」✕ ボカロPによる音楽プロジェクト「ロクデナシ」。オリジナルアニメである”終末トレイン”のEDで迎えたボカロPは「あなたの夜が明けるまで」や「贖罪」で知られる「傘村トータ」。
正直普段の傘村トータさんからはあまり想像できない音楽だったので、クレジットを見たときは驚きました。普段ローテンポの楽曲をメインに制作している方にこんな曲を作られちゃうと、凄すぎてニヤニヤが止まらなくなってしまいます。
4位:Baby love! Baby please! / ギルドロップス(2024年冬「名湯「異世界の湯」開拓記」OP)
一部では「2024年ベストアニメ」とも名高い”異世界の湯”主題歌。
「Strawberry Trapper / Guilty Kiss」や「ときめき分類学 / AZALEA」などの作曲で知られる金崎真士氏が作詞作曲編曲を務めた一曲。新人声優ユニットらしい初々しい歌声も良い味になっています。
アニメの”異世界の湯”は一部でカルト的人気を得ており、アニメ評論家の間でも今年一番のアニメとも評されているとかいないとか。
アニメ放送のうち4分の1ほどの時間を占める名曲、是非聴いてみてください。
3位:君のせい / Sexy Zone(2024年春「花野井くんと恋の病」OP)
一見女性向けアニメ & OP だが侮ってはいけない。必ず想像を超えてくる。
芋っぽい女の子と高身長イケメンの恋愛アニメでOPがセクゾという時点で、大多数の人は女性向けアニメだと認識するでしょう。私もそう思っていました。
でも見たら止まらない。永遠に続いてほしく感じる。そしてOPの中毒性に虜になる。貴方も1、2話見たらもう”花野井くん”と”セクゾ”の虜になります。
2位:フローズン / TRUE(2024年夏「杖と剣のウィストリア」ED)
やっぱり”堀江晶太”なんですよ。
オタクは度々堀江晶太氏の作る楽曲に魅了されてきたと思います。ボカロも、アニソンも、美少女ゲーソンも。
その堀江晶太とTRUEが組んだらそらこんな大名曲が生まれてしまうに決まってる。とんでもない曲が生まれてしまった。
OPにPENGUIN RESEARCH、EDに堀江晶太を当てた”ウィストリア”制作陣、本当にありがとうという感情しか出てこない。
1位:ギミギミ / りぶ、苺子、譜風、十景、ゆき(2024年夏「真夜中ぱんチ」OP)
今期ナンバーワンアニメーション。オリジナルアニメの真骨頂。
正直今までの選出も含め、このランキングはアニメの面白さもかなり入っています。ただの曲としての評価が100%ではありません。アニソンってそういうものですから。
でもこれだけは断言します。個人的に今年一番良かったアニメは間違いなく「真夜中ぱんチ」だし、今年一番良かったアニソンは間違いなく「ギミギミ」です。
曲のランキングでアニメの事をあまり語るのはアレなので、中身については語りませんが、とにかくアニメを見て曲を聴いて、EDも聴いて、各キャラ別歌唱Ver.も聴いて欲しい。
そしてこの曲は神田ジョン氏作曲でした。私はそういう血らしい。
最後に:11位以下のランキング
ここまでお読みいただきありがとうございました。
貴方の好きな曲はあったでしょうか?
聴いた事のない曲があったら是非聴いてみてください。感想も聞けると大変嬉しいです。
もし当ランキングについて語りたいことがあったら、コメントやX(旧Twitter)にて気軽にご連絡ください!
11位から30位までのランキングも記載しておきますので、余力がある方はチェックしてもらえると嬉しいです。それでは。
※文字を押すとその曲に飛べます。
11位:Brave one / 梟note「齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定 season2」OP
12位:Lover's Eye / Sizuk「結婚指輪物語」OP
13位:アンビリーバブル / Klang Ruler「トリリオンゲーム」ED
14位:GAME OVER / 弌誠「多数欠」ED
15位:果てのない旅 / 鈴木愛奈「最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。」OP
16位:赤猫 / 水曜日のカンパネラ「ラーメン赤猫」OP
17位:フィードバックを鳴らして / ハンブレッダーズ「『鴨乃橋ロンの禁断推理』2nd Season」OP
18位:メリトクラシー / 愛美「出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした」ED
19位:リヴァーサル / syudou「『月が導く異世界道中 第二幕』第2クール」OP
20位:ロックオン feat. はしメロ, 巡巡 / MAISONdes「うる星やつら 第3クール」OP
21位:Now On Air / 伊藤美来「声優ラジオのウラオモテ」OP
22位:きのこいぬ / HY「きのこいぬ」OP
23位:NOX LUX / MYTH & ROID「Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season」ED
24位:バッドゥドゥドゥ / Liyuu「歴史に残る悪女になるぞ」OP
25位:ハローとグッバイ / 鯨木「ひとりぼっちの異世界攻略」ED
26位:チャージ! / 小玉ひかり「女神のカフェテラス」OP
27位:「僕は...」 / あたらよ「僕の心のヤバイやつ」第2期OP
28位:TAIDADA / ずっと真夜中でいいのに。「ダンダダン」ED
29位:春待歌 / 諏訪ななか「精霊幻想記2」ED
30位:バーチャル・ショータイム! / 心音淡雪(CV:佐倉綾音)&シュワちゃん(CV:佐倉綾音)「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」OP