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新書とオヤジまたはじじい

緊急事態宣言下で図書館がずっとお休み。
読む本もついに尽きて、仕方なく購入。

スーパーの中にある小さな古本屋さんで、3冊510円なり。

** 「家族という病」について **

6年前にそこそこ売れた(たぶん)新書です。
新書というのは賞味期限があって、時間が経つとどんなに売れた本でもなかなか読む気になれないものです。
さらに薄っぺらいくせに(その上内容も薄っぺらいことが多い)、結構なお値段がします。

コスパが悪い。
古本で売るとなるとただ同然だし。

なのに、このタイトルにひかれてつい買ってしまいました。
(新書はタイトルだけで売れる本多いように思います)
110円だけど。

これを選んだのは、最近「家族」という名の小さな社会に、自分が心底うんざりしているせいかと思います。
前回投稿した「くそじじいとくそばばあの日本史」を購入した動機と同じですね〜。

会社や学校なら最悪逃げることはできるけど、家族から逃げるのはなかなか難しい。

「親が介護を必要とする状態になってはじめて家族が再び会話を取り戻し、理解することが出来るかもしれない」(本文より)

う〜ん、できるかもしれないけど、できないかもしれないね〜。
著者自身も、他の個としての家族のことなど理解できないと書いてたし…。

所詮自分以外の人を(自分自身でさえ)理解するのはできない。
その上で言葉によって理解しようと努力するしかないのではないかと思います。

と、わかっていても道のりは遠く。

家族繋がりで言えば、Spotifyの”ベジフル大百科”第12巻「セガレトーーーク」でも家族間の深い深い悩みについて話されていました。

いやぁ、オヤジやじじいはめんどくさい。
(自分はばばあだから敢えて触れない)
せがれ(特に長男)とオヤジもめんどくさい。

子どもは親を超えて成長していくものなのに、親は素直に認められないんですね。

この中でオヤジとの関係性を良好に保つには

① 敬語を使う
② 本人のいないところでオヤジを褒める
③ 恥ずかしくても”ありがとう”と言う

と言われてました。
深いですね〜。なるほどーと思いました。

オヤジとせがれは会話がなさすぎて軋轢が生まれる。
要するにコミュニケーションです。

話が盛大にずれてしまいました。
住野よるさんは半分読んだところ。
「君の膵臓が食べたい」があまりに良かったので、買ってみました。
今のところ、う〜ん、いまいちかも…😅

ではまた👋


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