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Horse Jumper of Love 『Horse Jumper of Love』
ここ最近スローコアにハマっていろいろ聴いているのだが、このジャンルには一つ問題があり、それはニューカマーの少なさであると思っている。Wikipediaのスローコアの記事に「徐々に衰退するが〜(中略)、今でもインスピレーションを与えるジャンル」と書かれているくらいには「一世代が終わった音楽」として扱われている印象が強い。ジャンルの入門のアルバムを出せと言われたときにDuster『Stratosphere』やLow『Things We Lost in Fire』などが中心となって、10年代以降のバンドが全く挙がらないのである。
そう思っていた自分が見つけた、スローコアの血を引くインディーバンドがこのHorse Jumper of Love。特にこの1stアルバムはとても良い。遅いテンポで、どこか地に足がついていないような感覚、それでいてグルーヴ感のある演奏。深夜の帰り道に聴きたくなる。