本好きから見た「踊ってみた」のこと
目的
自分にとって「踊ってみた」の何が魅力であるのか、本が好きな人間としての立場から述べていきます
何が魅力か
大きく3つです
文章的に解釈できること
強い共感を引き起こされること
いい意味でカオスであること
文章的に解釈できること
曲や歌詞の意味、世界観にそって作られている作品も多く、物語が見える感覚になることがあります。
意識して作られていない場合でも、季節や場所や空気の中に物語があります。
短編小説を読んでいるような気分です。
強い共感を引き起こされること
感情や経験を強く乗せている作品は、技巧や演出に関わらず胸を打たれます。
文章は人生や価値観を投影されていて、読むことで追体験し共感します。
踊りからも同じ体験を引き起こされました。
違う点として言語化しづらく感覚的であることが挙げられるでしょうか。
この点は共感という体験に関してはより適性があると言えるかもしれません。
いい意味でカオスであること
ストリートダンス、バレエ、アイドルダンス、日舞、映像作品、ラジオ体操
ジャンルを問わず自称する限り「踊ってみた」になる、みたいなところがあります。
ふたを開けるまで何が出てくるかわかりません。
この感覚は、著者の情報も知らず前評判も調べず表紙だけで本を選んでいた時や、WEB小説を探している時に似ています。
「何が出てくるかわからない、読み切れるかどうかも分からない、だからこそ面白い」みたいな感覚です。
これは少し人を選ぶ点かもしれません。
結論
色々書きましたが、好むことに明確な理由はありません。
理屈と膏薬はどこにでもつきます。
このような解釈も可能であると捉えていただければ幸いです。
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