低カルシウム血症
こんにちは。岡山こばっしーランドのこばちゃんです。
初投稿と2回目の投稿は「〜だ。」「〜である。」という書き方で投稿したのですが、自分のキャラではないことに気が付いたので、これからは「〜です。」「〜ます。」という言い回しに変更して投稿します。
普段、僕のラジオを聞いてくれているリスナーの皆様は、僕の文章にかなり違和感を持っているはず?だと思います。やっぱり、文字だけで何かを発信するって、めちゃくちゃ難しいんですね。
正直、国語は得意ではなかったんですが、僕の座右の銘は「やらずに後悔するならやって後悔しろ」なので「スキ♡」がもらえるように前のめりに倒れるつもりでがんばります!
これからお話しする内容は「酪していきぬくラジオ」牛乳101杯目で話題にあげたので聴かれた方は内容がかぶるかもしれません。
分娩後、母体の体が冷たい・体温も低い・活力がない・フラフラする・立たない。
「低カルシウム血症」
通称「低カル」または「乳熱」「腰ぬけ」と言ったりします。
詳しくはググったら出てくるのですが、僕なりにざっくりと説明しますと、
低カルは乳牛の周産期に起こる代表的な疾病の一つです。
乳牛は分娩直前になると人間と同じくお乳が張ってきます。お乳の中には産まれてくる子牛に必要な栄養たっぷりの初乳が作られています。お乳は血液から作られますがその中にカルシウムも含まれます。
初乳は通常のお乳に比べて2倍ものカルシウムが含まれていると言われています。
カルシウムはどこから持ってくるかというと、牛自らの骨からの動員と消化管や腎臓から吸収されます。
しかし、カルシウムの骨からの動員と消化管や腎臓からの吸収の量が、分娩前後はハンパないのです(特にお乳をたくさん出す能力のある牛)。
そうするとカルシウムの動員が間に合わす、血中のカルシウム濃度が急激に低下して「低カルシウム血症」となるのです。
これには、乾乳期の餌の給与方法や飼養環境など様々な原因が考えられますが、特に3産目以降で産次を重ねるごとにリスクが高くなると言われています。
今回うちで低カルになった牛は6産目でした。
(夜が更けてきたので続きはまた明日書こうと思います。)