来たる超超高齢化社会について
今回は記事ではなく、日記よりの内容です。
ケアマネ更新研修もようやく半ばになってきました。
明日は大阪で会社の決起大会、
そしてその後の2日間はケアマネ更新研修なので、なかなかハードです^^;
更新研修では、
ケアプランの作成演習というのがあり、
自宅での空き時間に
ちょこちょこテキストを読んでいるのですが、
私の地域の社会資源って何があったけなぁ…と案外知らないことに気づきました。
社会資源というのは、ざっくりお話しすると
地域で生活する上で必要な
例えば、市役所・学校・病院…
高齢者の方でいうと、デイサービス、訪問介護などそういうサービス全般を指すのですが、
社会資源には市役所・学校・病院・介護施設などのフォーマルな資源と
民間の例えば認知症カフェ、家族、隣人、ボランティア、バザーなどインフォーマルな社会資源とに分けられます。
介護保険サービスが2000年に出来てからは、
それまでの
「市町村がここと決めたら、ここに行きなさい!」というような選択権のない措置制度から、利用者に選択権のある制度へと変わりました。
しかし、その反面
そのケアマネさんが、
多様な社会資源の引き出しがないと利用者さんも選択できないそんな時代になりました。
ケアマネさんが、
生涯勉強し続けないといけない理由の一つは、やはり法改正などで周囲を取り囲む環境や、しいてはサービスが、
毎年のように変更するからだと思います。
実際に今の社会の流れは、
差し迫っている2025年問題のことが大きく挙げられると思います。
2025年問題とはいわゆる団塊の世代の400万人以上の方が、75歳以上の後期高齢者になることを言います。
介護施設や介護を担う人手足りなくなることから、出来るだけ亡くなられる直前まで、
介護保険サービスや、社会資源を使って
在宅生活を続けるよう促す流れとなっています。
また出来るだけ介護保険サービスを使わないで
健康でいられるよう
その健康寿命を引き延ばすために、
地域では認知症予防体操の実施や、
ジムのようなところで身体を動かす
機能訓練特化型デイサービスが、
もの凄い勢いで出来ています。
また病院と地域の様々なサービスが連携する、
地域包括ケアシステムというとのも構築されていて、これまでのように病院もしくは、
介護施設に入居したらおしまいではなくて
どうしたら重い後遺症や、障がいがあっても
地域で暮らし続けられるか…
そのことを念頭にケアプランを立てる時代へと変更しています。
京都府でも、実際認知症の方々をサポートする
いきいきオレンジプランであったり、
在宅生活をサポートする民間の事業が沢山立ち上がっています。
自分の住む地域にどんなフォーマルなサービス
またはインフォーマルなサービスがあるか、
理解をしておくことは今後の福祉において
凄く大事だなぁと改めて実感しました。
課題は山積みのこれからの福祉ですが、
少しでも何かの役に立てれば嬉しいです。
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