雨だれのプレリュード
エブリスタの小説を新年を迎えて、
また少しずつ書き出しました。
元々文章を書くのは好きで、
昔から道を歩いているといろんな人たちが
ふと横切っていくような不思議な瞬間がありました。
それは別に何か霊的なものがみえてるとかではなくて。
多分自分の感情が外に向いて自然とそうなってるのだと思います。
小説を小さな頃から書き始めたのは、
その頭の中にいるたくさんの人達を外に出したいと思ったから。
表題の雨だれのプレリュードは、
今私が書いている、春の風という小説のテーマソングになっています。
ショパン作曲の雨だれのプレリュード。
最初は優しいゆったりとした旋律で始まるこの曲も、中盤に差し掛かると叩きつけるような激しい雷雨に見舞われたような曲の展開をしています。
そして最後はその雨がゆっくりと止み、晴れ間が垣間見れるようなそんな曲の構成になっているのです。
私は高校時代、
ずっと音楽をしてきたこともあって、
音楽とエピソードが繋がって聴こえることがあります。
春の風という話しは、幼いころ母親から虐待を受けた佑《たすく》と美羽のこころの物語ですが、書きたいのは心のジレンマと再生です。
どんな人も心の中に自分と葛藤する感情と、
そして再生を待ち望む両方があると思っています。心に存在している沢山の人物が、少しでも幸福な道に進んでくれたら私は嬉しいのです。
幸せになりたくても、なるのが難しいのに
自分は幸せにはなれない
なってはいけないと抑圧する気持ちは、
長いようで短い人生を送る上で、
とても危険なワードだと思います。
私自身の経験で負の感情は負の出来事を呼び寄せてしまうことを既に実証済みだからです。
プラスにはプラスの波動が
マイナスにはマイナスの波動が引き寄せられます。
雨だれのプレリュードは、そんな葛藤と再生を
一つの曲の中で示してくれた素晴らしい曲だなぁと思います。
よければ一度お聞きください
#ショパン #音楽 #雨だれのプレリュード #エッセイ #note #小説
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