【レポート】9/18金-9/27日|BLUE LAGOON|studio shizma
studio sizma 公募展×舞台装飾 NEW STANDARD
BLUE LAGOON
🐋9/18(金)-9/27(日)
13:00-20:00/入場料500円
studio sizma
〒537-0022 大阪府大阪市東成区中本5丁目27−15 なんでもやビル 3F
https://goo.gl/maps/JcYtwUiYYwuM8zZG7
9/27(日)20時過ぎBLUE LAGOONが無事閉幕しました。
たくさんの方にご来場いただきありがとうございました。
マイクロキャンバスの2点がお迎えあり、感謝です。
クラゲとくじら、どれも今夏に描いた最新作でした。
値段設定で迷ったところもありましたが、変えなくてよかったです。
海がテーマでしたので今回私はシロナガスクジラの骨を描きました。
海、青で何か大きい生物を描こうと思ったのでシロナガスクジラを選び、骨を描いたら神秘的になるかもと思っていました。
キレイといっていただくことが多くて嬉しかったです。
絵の具を盛り上げる技法にキラキラした絵の具を使って深い青を表現しました。
骨を描きたいと思い、大阪市自然史博物館に足を運び写真を撮ったり、スケッチも繰り返したりしました。
この展示では普段の白壁の展示とは違ってギャラリーのstudio shizmaさんに空間ごと演出をしていただきました。BLUE LAGOONのテーマにふさわしく水の音や照明にこだわり、他の方の作品も合わせて素敵な場所になりました。海の底といった感じで静かな雰囲気と青の照明がとっても落ち着けて楽しかったです。私も会期中に何度か訪れ、その度に時間を忘れて滞在していました。
会期中にメインビジュアルが進化、いえ深化していくさまも深く潜っていく感じがして楽しかったです。
演出も素晴らしい、他の作家さんも素敵で自分も同じ場所に置けて嬉しかったです。
自分の作品だけで振り返るとしたら改善点が2つです。一つ目はもっと大きく描くこと、二つ目は言いたいこと言葉に起こしておくことだと思いました。二つに共通するのは作り込みの甘さといったところでしょうか。
まず、大きく描くことについては単純にキャンバスを大きくすることです。
今回は骨のスケッチを何度か繰り返したのとギリギリまで技法を試していたので本番のキャンパスに着手するのが遅くなってしまいました。骨を描きたいという思いと自分の画力が追いついていなくて落としどころが難しかったです。100%の満足ができないとはいえ時間の期限があるのだからどこかで自分を納得させなくてはと思います。デフォルメや省略できる力かそれを上回る個性が欲しいところです。魅力的な構図もまた勉強しなくては。技法に時間がかかった点は、使った色や描き方の感じを学びにして次回は時間短縮に望みたいところです。一度描いたから次は大丈夫、多分。
次は言葉に起こしておくことです。なんで描いたの、どういう作品なのとかボードを作っておけばよかったなと思いました。実際、見ていただいている方に話す言葉がちゃんと出てきませんでした。毎回必ず作れるかわからないけれどできれば今後用意したいです。作品への入り方も違ってくる気がします。
他に細かいことをいえば物販もっと用意しておくべきだったとか、接客上手かったらなぁとか、マイクロキャンバスに個別のキャプションつけたらよかったな、ポートフォリオ作らなきゃとかありますがだいたいこんな感じです。
総じて思うのは余裕もって作品を仕上げるようにしないといけないなということです。作品について眺めてストーリーを考えたり、なんでこういう仕上がりにしたのかとか言葉にできるように時間を作りたいです。他の人と並べたときに心が折れないよう魂入れ込むイメージで。描きました、で?ってなるのは中身がなくてつまらない気がします。
頭一つ抜けたい、そう考えると時間がいくらあっても足りません。続けて描くしかないのでしょう。めげずに頑張りたいです。
次回は11月。大阪中崎町のギャラリー三月さんでの公募展です。
⭐️11月6日(金)-11月17日(火)▶︎アトリエ三月 competition FLAG 2020
でもその前にsizmaさんでの星をテーマにした展示があるので応募しようか検討中です。
表面がキラキラしている自分の技法をあの空間で見れたらいいな。
▼photo by studio shizma
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