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もう次の予約をしてしまった…L'Effervescence

ちょっと、幸せすぎました…!
西麻布の交差点辺りにあって、普段からタクシー使いなんてしない私にとって、アクセスもいまいちだし、何よりコースのお値段は30,800円(税・サ別)とお高めなのに…
「行きつけにさせてください」と思える空間でした。

何がそんなに良かったのかというと、料理の素材、味はもちろんのこと、提供の仕方も、接客も、空間もどれをとっても最上級という感じがして、ずっと感動を味わうことができました。

早速忘れないうちにレポートしていきたいですが、私の文章能力により、本来のすばらしさの3割もレポートできていないという前提でお願いします。ちなみに、その3割は写真でできています。

まずメニューの前に出てきたのがウェルカムドリンク!
シソなどを使った夏らしい飲み物を目の前で作ってくれたのですが、一口飲んだ時点で素材の風味の豊かさと、味の組み合わせがすばらしく、もうお店のすばらしさに気づいてしまいました…!

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本番のメニューはこちら

Welcome 一献  野菜クリスプのブーケと豆腐サワークリーム

こちらは野菜をめちゃめちゃ薄くスライスして鰹節と一緒に揚げてあるという自家製野菜チップスのようなものですが、素材の味が引き立っていて、とてもおいしかったです!永遠に食べたい。
そしてこのサワークリーム!!豆腐なので軽くてそれだけでもおいしくて、野菜ともとても合っていました!!

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Ocean 雲丹 毛蟹 とうもろこしとササニシキのリゾット

雲丹も毛ガニもあって「前菜」という枠で出てくるのって…いいんですか?という感じです。これだけ豪華な食材ながら、とうもろこしの食感やシソの花の風味でさわやかさもあって、もっともっと食べたくなる一品でした。
後ほど、リゾットというご飯ものから始まるわけを聞いて、納得…!感動…!!!

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Ars longa, Vita brevis アルチザン野菜

これもとっても楽しめました。
まずは、厳選された農家さんから送られてきた53種類もの食材を見せていただき、

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その素材たちそれぞれが、おいしくなるように調理されて出てきました。美しい…!素材によって生のものもあれば、ボイルされていたりしていて、それを少しの昆布塩でいただきました。

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食べながら食材の名前が書かれた紙と照らし合わせて考えてみたのですが…ほとんどわかりませんでした。
初めて食べたであろう野菜もいっぱいあって、「これすごくおいしい!」と共感しながら食べるのが楽しかったです。

Fixed Point 蕪を複雑に火を入れて シンプルに

レフェルヴェソンスさんの看板メニューというこの蕪は、同じ調理法でも季節によって全く味が変わるそうです。
今回は夏の蕪ということで、ワサビのような辛味がアクセントになって、とてもおいしかったです!イタリアンパセリのソースもとてもおいしい!

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River 四万十川・天然鮎の網脂包み揚げ 日本の夏のメスクランと花 どんぐりのガレット 青梅酢と山山椒

この鮎を食べるために、同じ季節に複数回訪れる人もいるという鮎。
こんな感じで、持って来てくれて、それぞれのお皿に取り分けてくれます。

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そして、クレープのような感じでくるくる巻いて、ソースをかけて食べるんですが、もう衝撃的なお味でした。私の語彙力では全然伝えられないんですが、鮎のおいしさと周りの香菜がとてもマッチしていて、食べる部分によっても味が違っていて、クレープはもちもちで、最高でした…!また食べたい!!!

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Forest
京都産・鴨胸肉を東京檜原村のミズナラで焼いて ソース・ヴァンルージュ グリーンアスパラガス

あーーーこの鴨も衝撃でした。350度で一気に焼き上げて皮はぱりぱりで身には負担がかからないように調理されているとのことですが、サーブの方が「これは説明不要です」とおっしゃるくらい、本当に説明不要のおいしさでした。1人分の量としては十分あったのですが、いくらでもいけそうなくらいおいしかった…!もったいなくて最後まで食べきりたくないくらいでした。

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鴨腿肉 グリーンアスパラガスと香草のラビオリ 鴨肉とトマトのコンソメ

さらに鴨でもう一品、ラビオリをいただきました。こちらもさっきの鴨とは全く違う味わいで、この3つだけでとても満たされる味でした。

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Migration アルチザンチーズ

続いて、おすすめチーズを5種類もいただきました。それぞれ全く違う種類のチーズで、全部それぞれおいしい!

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From North to South メロン シークヮーサー カモミールのアイスクリームとオリーブオイル

こちらのデザートも食べたことがない味でした。メロンとシークヮーサーなんて一緒に食べたことなかったですが、いろんな食感も楽しめておいしかったです!

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梅 梅酒 淡雪/新茶 パイナップル 白餡/琥珀糖 夏蜜柑 天竺葵/醤油粕 落花生 黒糖/紫芋 白ごま/八朔 トゥマコ レチェ/ お薄 / World Peace

最初にメニューのこの単語の羅列を見た時は意味が分からなかったのですが、最後の締めがお抹茶とお茶菓子でした…!
タイトルを分解するとこうなります笑

(お茶菓子 6種類)
①梅 梅酒 淡雪
②新茶 パイナップル 白餡
③琥珀糖 夏蜜柑 天竺葵
④醤油粕 落花生 黒糖
⑤紫芋 白ごま
⑥八朔 トゥマコ レチェ
(飲み物 2種類)
①お薄(抹茶の薄茶のこと) 
②World Peace(アーモンドミルク等のおいしい飲み物)

そしてこれに特に心奪われました…!

まずはこのようなお重にお茶菓子が6種類を1人1人に取り分けてくれます。美しい…!

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そして1人1人にお抹茶を立ててくれます。
そこでおうかがいしたのですが、レフェルヴェソンスのコンセプトはお茶のおもてなしからきているのだとか!!!私はほんの少しのさわりですがお茶を習って、それ以来茶道や禅の世界に興味があり、考え方がとても好きなので、だからレフェルヴェソンスにこんなに感動するのにも納得しました。
茶懐石でご飯ものから懐石が始まるように、最初にリゾットが出てきたそうです…!

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このあとも、この空間から帰りたくなくて、ゆっくりお茶もいただいてから帰りました。選べるお土産もフォカッチャのお土産もあって、また感動(´;ω;`)

こうして、初めてのレフェルヴェソンスでのランチを体験しました。
ランチはディナーより時間もたっぷりあるし、午後もずっと幸せだし、寝るまでに消化の時間もあって最高です。

そして、本当に幸せすぎて「もっとこれるようにがんばろう!!!」と思っていた夕方、私たちの席を担当してくださった店員さんがお礼のメールが届いていました!ホテル宿泊等でもなく、1度のレストラン利用でメールをいただいたのは初めてです!は~感激。
その返信には、次回予約をお願いしました。

すでに次回が楽しみです!!!!!!!!!

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