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痛みに気づいた時に(「仕事で余裕をなくした彼と」前夜)

(これは10月25.26.27頃の気持ち。)
(その時の自分の記録用に)

あれ、もしかしてこれって
「僕が仕事頑張ってるのちゃんとわかってよ」、と
「わたしがあなたのこと好きな気持ちあるのちゃんとわかってよ」、が
喧嘩してる・・・?

二週間前、ベッドに入って眠りにつく前に唐突に思って、そのままSiriにメモしてって頼んだ。夜中の2時くらいのメモがちゃんと残ってた。

喧嘩してる、って言っても、本当に喧嘩してるわけじゃなくて。

最近コミュニケーションとる時の私のしんどさってこれかなってたどり着いた。
そして、唐突に一旦負けてみようと思った。

その頃、余裕0の彼とのコミュニケーションエラーを筆頭に、ストレスが積み重なって精神的疲労がピークに達していたから
メンタル維持の頼りの綱の散歩もしんどくて、歩いてても涙が出てきて本当にもうダメなんじゃないかっていう精神状態で。

最近ちょっとは態度が緩んだな、(いい意味で)崩れてきたな、とは思えてたけど、わたしの感覚ではまともにコミュニケーションが取れなくなって久しいっていう思い(というか事実)の方が勝ってる状態で。

だから、いつまで私がこんなコミュニケーションの相手をするのかな、ってほとほと疲れ果ててた。余裕がなければコミュニケーションは止まるし、断絶するし、断絶されないとしても・・・

個人情報だから少し濁すけど、
わたし自身は、いうならば彼の仕事の成果物を見る機会がある立場だから、

「あれすごかったね」
「ずっと忙しくしてたんだろうなって伝わったよ」って言っても、

返信は「うん死にそう」

こんな感じ。一生こう。

分かってくれて嬉しいとか、ありがとうとか、もっと褒めて(笑)とか、そんなものはどこにもなくて。
私が知ってるコミュニケーションではなくて。

そしてあくまでも、私はその場では顧客としてその成果物を受け取ってるんだから、こんな風なら相手する筋合いないじゃん。純粋に楽しませてよ。っていう怒りも沸々と一緒に湧いてきた。筋合いなんて言葉はいちばんつかいたくない言葉だけど、それでも内心は自由だ。

こんな調子だから、文面で疎通できてる気なんか一切しなくて。

彼の返信をいい意味で捉えて返信したけど、
数日経ってから、
もしかしたらその返信ってわたしが思ってる言葉に係ってる返事じゃなかったかな、って気づいたり。

そしたら能天気に無邪気に返信してる自分が悲しく思えたし、
なんか恥ずかしい気分にもなったし、
でも本当にあってるか間違ってるかは結局判断できないし、
もうこんなんばっかりじゃん、って。

あまりの分かりにくさに腹が立ちすぎて、
もう本当に一人で爆発したらそれが涙に変わって、一周回って本気で面倒くさくなって、ひと月ぶりにもうどうでもいいやの境地に達した。

別に遠慮して彼に言わなかったわけじゃない。
余裕0の相手はいつにもまして日本語が不自由だし、相手が彼に限りだけど、メッセージで基本的にネガティブな話はしない。デメリットがデカすぎる。お互いにとって。

落ち着いて考えたら、その前日いいこともあったし、
勘違いしたかもしれない返信が、結果的にいい方に向いたとも思えることもあった。
コミュニケーション取れてる感覚になったこともあったのに、
そのしょうもない文章一つで気分全て回収される感覚だった。
いつもこうなる。

彼は、言葉をさぼるし、それがどれだけの威力があるかをあんまり理解していない。悪気がないというより、感覚で理解できないんだと思う。そして、その感覚を理解するのは、私にとって非常に難しい。というか、正直できない。

言葉を何より大切にする私とは本当に相容れないし、傷つくのはいつもわたしだ。


次の日、わたしが送った
「ほんなら死にそうじゃない日に、また短い電話ちょうだい」に対する返信が
「ずっと死にそう」だった時、

腹立つやムカつくを通り越して、瞬間的に「あ、この人私にもう気がないんや」って思って、一瞬で全て終わった気分になった。

その後に続く文章が
「(わたしに)どこまで話してたっけ・・・?」だったから
え、なんの話、と思ってさらに身構えた。



けど、ちょっとしてから、
ん?・・・あれ、これ・・・もしかして仕事の話?
彼の悪い癖が出てるだけで、めずらしくなんか話そうとしてる・・・?


ずっと死にそう、は、電話できない、したくないって意味じゃなくて
ずっとしんどかって、それがまだ続きそうって意味・・・?

どこまで話してたっけ、は、めずらしく聞いてほしいことがあるってこと?
本当のピークが過ぎたから、話せるようになったってこと?
どこまで話したも何も、あなたどこまでも話してないけど……


そこまできてからようやく、
あ、これいつものあの顔で言ってんな、っていうのが浮かび上がってくる。

わたしを不快にさせたい訳じゃない、
本当はそんなに自信の無い顔。
文字通り本当に余裕が無いときの。

ねえどれだけ文章が下手なの。

本当にこの2ヶ月くらい、壁に向かって話してる気分だったけど、
彼は確実に態度を緩めてきてたし、
崩れてきてたし、
わたしの中では彼への理解度が知らないうちに上がってた。

わたしの豊富な想像力を容易にぶち壊すほどの
下手くそな文章。

わたしも慣れればいいんだけどね、
慣れたらわたしじゃないんだよ。

簡単に定義したくないけど、
きっとなんでも受け入れられてきたから、
受け入れられないのが怖い彼。

なにも受け入れられないできたけど、
なんでも受け入れてくれるひとに出会って、
今の自分になったわたし。
それを経て彼に出会ったわたし。

あなたはあなた自身のために、
わたしはあなた自身のために、
拒絶が何より怖い。

いっつもこれ。
途中式は違うけど解は同じ。
プロセスは全く違うのに持ってるものが同じ。


この時はこんな気持ちだった。



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