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ニンジャスレイヤーTRPGリプレイ◆「ヴィラン・ダズ・ノット・ライブ・クワイエットリィ」◆

恐るべきニンジャによるホテル潜入ハック&スラッシュレポート!
4人のニンジャ達の前に立ち塞がるは玉石混合の有象無象。
フリーの腐れニンジャ、裏切り者のクズニンジャ、そして…恐るべきザイバツ・シテンノ!
彼等は果たして無事にミッションを達成し、生き延びることが出来るのか!?
走れ!ソウカイ・ニンジャ、走れ!
なんと今なら登場ニンジャ達のイマジナリ・ウキヨエもついてポイント倍点!アッぜ!


この記事は、2019/01/04~12にかけて行われた、ニンジャスレイヤーTRPGセッションのリプレイです。
オンライン・セッションを主として行う面々が集い、記念すべきニンジャとしての初ミッションにあたった様子を記したドキュメントです。読みやすいよう、実際のリプレイログからの編集や抜粋、脚色や追記などを行っております。予めご了承ください。




ネオサイタマ。重金属を含んだ酸性雨が降り注ぎ、ネオン看板が街の景観を埋め尽くすケミカル都市。ここはその一角である元カラテドージョー。現在は、ソウカイ・シンジケート有するアジトの一つである。
そこに年齢も体格も様々である4人の人影が集った。
彼らの足取りは決して軽やかとは言えないが、その動きは実際機敏であり、皆一様に不自然な出で立ちをしていた。
ある者は装束に身を包み、ある者は顔を何かで覆っている。
何よりも、彼らから漂うアトモスフィアは、夜道を遊び歩くサラリマンのような寂れたものではなく、どこかイクサに臨む戦士のような、剣呑なものであった。
懸命な見学者の皆さんなら既におわかりであろう。彼らは単なるモータルではない。ソウカイ・シンジケートに勤めるニンジャである。今よりこのネオサイタマの暗部で行われる儀式は、他ならぬニンジャのダンゴウなのだ!


【ヴィラン・ダズ・ノット・ライブ・クワイエットリィ】


NM:果たして、4人のニンジャはタタミで敷き詰められたアジトへと集う。
もしかしたらお互い知った顔かもしれないし、あるいは初対面であるのかもしれないが……今現在この部屋にいる面々が果たして何のチームなのか? それだけは理解しているはずだ。
君たちはこれより発令されるミッションに従い、即席チームを組んで共闘しなければならない!



ブラックハウンド:「ドーモ、ブラックハウンドです。よろしく。」黒犬の面をしたニンジャがアイサツする。

◆ニンジャ名:ブラックハウンド
カラテ		:4	体力	:4/4
ニューロン    	:5	精神力	:5/5
ワザマエ    	:5	脚力	:2
ジツ		:1	DKK	:0
万札		:0	名声	:0

ジツ	:ムテキ・アティチュード(ダメージを受ける時、そのターン中のダメージ無効化)
所持品	:家族の写真
	 テッコ(カラテ判定ダイス+1個、回避ダイス+1個)
その他	:ふわふわローンから借用(万札:10)

◆忍◆ ニンジャ名鑑 ◆殺◆
【ブラックハウンド】
黒犬のニンジャヘルムで知られる元マッポのニンジャ。
過激化するデモの中、警備中に死亡するところを
ニンジャソウルに憑依され覚醒し、その場のモータルを血の海に沈め、
カタギの仕事は懲り懲りよと、それ以来すべてを捨ててソウカイヤに所属する。


カゲロウ:「ドーモ、皆さん。カゲロウです。今日はよろしくお願いします」
タタミ・ゾーンの上。長身を丸まらせたニンジャは、周囲の三人へ向けてアイサツした。

◆ニンジャ名:カゲロウ
カラテ		:6	体力	:6/6
ニューロン    	:4	精神力	:4/4
ワザマエ	        :6	脚力	:3
ジツ		:0	DKK	:0
万札		:0	名声	:0

ジツ	:※ノーカラテ・ノーニンジャ
所持品	:ウィルス入りフロッピー
	 戦闘用バイオサイバネ(近接攻撃ダメージ+1)
その他	:ふわふわローンから借用(万札:10)

◆忍◆ ニンジャ名鑑 ◆殺◆
【カゲロウ】
ソウカイヤのニュービーニンジャ。シケたハッキングに勤しむ冴えない学生にニンジャソウルが憑依した。
ハッキングよりカラテの方へ才能があったのをその際に知覚する。
自身を卑小に見せようとする癖があり、異常長身を折りたたんで行動するのが常。


ロイコクロリディウム:「ウェー……ドーモ、ロイコクロリディウムです。ハッキング少しできます。あとは……モータルをカナシバリさせたりできます。あとはなんもできませんので期待しないでほしいですね」
奇抜な二股帽のようなパーカーを目深にかぶった小さいニンジャがオジギした。

◆ニンジャ名:ロイコクロリディウム
カラテ		:1	体力	:1/1
ニューロン    	:4	精神力	:4/4
ワザマエ    	:4	脚力	:2
ジツ		:1	DKK	:0
万札		:0	名声	:0

ジツ	:カナシバリ・ジツ(移動開始前に使用。敵を自由に操る)
所持品	:ZBRアドレナリン注射器
	 生体LAN端子(ニューロン判定ダイス+1。ハッキング判定ならさらに+1)
その他	:ふわふわローンから借用(万札:10)

◆忍◆ ニンジャ名鑑 ◆殺◆
【ロイコクロリディウム】
新規のハック&スラッシュ集団のハッカーとしてデビュー仕立ての若者だった。
集団は身の丈に合わぬ暗黒メガコーポのオフィスを襲撃、
当然のように返り打ちにあい壊滅、
しかしニンジャソウルに憑依され一人だけ一命を取り留める。
金にはがめつく、人をおだてて働かせようとし、自分は積極的に動こうとはしない。
なにより壊滅的なのは言動にやる気が感じられないことで、
肝心のおだてるつもりの会話で相手の不興を買うこともしばしば。


ワッツアップ:「ドーモ。ワッツアップです」
ヤクザスーツに身を固め筋骨隆々とした男は両の掌を合わせ、うやうやしくアイサツする。

◆ニンジャ名:ワッツアップ
カラテ		:6	体力	:6/6
ニューロン    	:3	精神力	:3/3
ワザマエ	        :5	脚力	:3
ジツ		:0	DKK	:0
万札		:0	名声	:0

ジツ	:※ノーカラテ・ノーニンジャ
所持品	:家族の写真
その他	:

◆忍◆ ニンジャ名鑑 ◆殺◆
【ワッツアップ】
ソウカイヤニンジャのリムジン暴走行為でひき逃げされたモータル。
ニンジャソウル憑依により、彼もまたソウカイヤ所属のニンジャとなった。
刈り上げたヘアにスーツ姿で粗暴な発言が目立つが、その実は小心者である。



カゲロウ:「ロイコクロリディウム=サン、ジツが使えるのですか。スゴイですよ。実際。そちらのお二人もカラテに優れていそうだ。安心です。ウレシイ」
ロイコクロリディウム:「いやあ、これがニンジャ相手じゃまるで歯が立たねえ。ちょっと脅かすぐらいです」
ブラックハウンド:「何、俺もジツくらいは使える。何でもこなしてみせよう」
ロイコクロリディウム:「ヘヘヘ、ガタイのおよろしいオニイサンばっかりでひよわなおれは安心ですよ。ヨロシク」
ワッツアップ:「チッ……碌にカラテも積んでない奴がチームメイトか。こりゃ厄日だな!」
カゲロウ:「まあまあ、もはや私達は同じ穴のラクーンです。チームとして補い合い、仲良くしましょう。ユウジョウ……」
ブラックハウンド:「ユウジョウ! こういうときはアクシュだな」
と彼はテッコに覆われていない方の手を差し出す。
カゲロウ:握手を返しましょう。バイオサイバネ改造をしていない方です。しかしその手は無機質めいて冷たさを孕んでいた。
ロイコクロリディウム:「ははは、ユウジョウ」
ワッツアップ:「勘弁してくれ!俺は仲良しこよしのユウジョウゴッコをやりに来たんじゃあない」
カゲロウ:カゲロウはワッツアップの言葉にも能面めいた無表情を保っていた。やがて体育座りの姿勢となる。頭が実際低い。

NM:では、君達がお互いのアイサツを済ませた頃、突如として南のフスマが開き、低い男の声が響いてくる。
ソニックブーム:「オウオウ、丁度よく全員揃ってるじゃねえか……時間通りに集まれる行儀の良い奴ばかりで安心したぜ」
NM:諸君の前に現れたのは身長190cmを超える巨漢のニンジャである!威圧的なリーゼントを掲げ、金糸のニンジャ装束に身を纏った彼は、尊大な態度で歩みを進めた。
ソニックブーム:「ちとシゴキに手間取って遅れちまったが、大事はなさそうじゃねえか。エエッ?」
ワッツアップ:「やる気のなさそうな奴もいますが、このように万事滞りなく、集合しておりやす。へへえ」
ブラックハウンド:「ソニックブーム=サン、いつでもビズを始められるぞ」

NM:巨漢のニンジャは諸君を値踏みするように見下ろすと、油断なく両の手を合わせた!
ソニックブーム:「知った顔もあるが、一応アイサツくらいはしとこうか。この度ソウカイ・シックスゲイツに任命されたニンジャ、ソニックブームです。今後ともヨロシクオネガイシマス」
ワッツアップ:「ドーモ、ソニックブーム=サン。ワッツアップです」彼は深々とオジギした。
カゲロウ:「ドーモ、ソニックブーム=サン。カゲロウです。ヨロシクオネガイシマス。ミッションが発令次第、いつでも動けます」
ロイコクロリディウム:「ドーモ、ロイコクロリディウムです……」(目を合わせたくない)
ブラックハウンド:「ドーモ、ブラックハウンドです。改めて、ヨロシクオネガイシマス。」(シックスゲイツ入りしやがったのか……)

今回のシナリオは、サプライズド・ドージョー以後ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ以前あたりの出来事と想定されている。
ニンジャスレイヤーことフジキドがヤバイ級ハッカーであるナンシー・リーと出会い、ドラゴン・ゲンドーソーを救うべくアンタイ・ニンジャ・ウイルス「タケウチ」の解毒剤を捜索している頃だ。シックスゲイツは、ヘルカイトとダイダロスを残してニンジャスレイヤーに殺戮され、大規模なメンバーチェンジが起きている。
バンザイ・ニュークによりドラゴン・ドージョーは破壊されたが、ニンジャスレイヤーの生存は確認されている……その影響力は少なからずソウカイヤを脅かしているといえよう。

ソニックブーム:「んじゃさっさとミッションの話を始めっとしようか。今回テメェらに持ってきた代物は実際ベイビー・サブミッション。サンシタ共でも束になって当たりゃあなんてコトねえチャチなビズだ……。間違っても命惜しさに逃げ帰るなんてマヌケを晒してくれるなよ? アア? コラ」
カゲロウ:ベイビー・サブミッション……チャチなビズ……実際デスノボリな
ソニックブーム:「ミッションは『アキュムレート』とかいうニンジャの抹殺だ。コイツはソウカイ・シンジケートからテメエ勝手にヌケニンしやがったクソヤロウでなァ……。オマケにシックスゲイツ構成員のデータをハックしてトンズラしやがった。これがどういう事かわかるか?エエッ?」
ソニックブーム:「クソの思考なんて分かりっこねェが、敢えてクソと同レベルのニューロンで考えるとだな?ザイバツか、ショボくれたマッポ共か……データを欲しがってる連中にタレ込むしかねェよな?」

諸君はザイバツ・シャドーギルドという組織をご存知だろうか?
ネオサイタマを中心とした東の大地を支配するソウカイヤと対立するように、キョートを中心として西を支配する巨大ニンジャ組織……
ソウカイヤとは不倶戴天の仇に位置する相手である!

ワッツアップ:「ソウカイヤに中指立てるファッキンヌケニン!ただ抜けるだけでなく情報を売ろうとは命知らずだ!」
ロイコクロリディウム:「アッ……ハイ……情報流出はよくないですね」
ワッツアップ:「生返事しやがってテメッコラー!事態ワカッテンノカコラー!」
カゲロウ:「厄介ですね。我々に楯突く無謀者は早めに始末しなくてはいけません」
ブラックハウンド:「もう情報が流れていないとよいが…… ハックしてるのがバレてるならザコニンジャだな。」

ソニックブーム:「非ニンジャのクズ共はどうでもいいが、ザイバツが活気づくのはメンドくせえ……。無論ソウカイヤはそんな事態を放置するようなオヤサシイ ヨリアイ・サークルじゃあねえ。
ソニックブーム:「ここまで言えばわかるだろうが、改めてもう一回説明してやる。テメェらのミッションは『アキュムレート』の抹殺、および奴が抜き出した『データ入りディスク』の回収か破壊だ。奴はまだネオサイタマからは出てねえ。潜伏先はダイダロス=サンが発見した。後はカチコミかけてブッ殺すだけだ」
ブラックハウンド:「流石、ダイダロス=サン!」
ワッツアップ:「ネズミ・オブ・バッグのアキュムレート野郎めに、テメエの罪深さを思い知らせてやりまさあ」
ロイコクロリディウム:「ローンまで組んだ生体LAN端子の出番どっかでちゃんとありそうなミッションで安心しました。頑張ります」
カゲロウ:「シンプルですね。好みです」

カゲロウ:(しかし)カゲロウは心中に疑念を浮かべた。(ザイバツと繋がっている可能性が高いとなると、ベイビーサブミッションと行くだろうか)しかしそれを表層に出すことはない。彼もローンを背負っている。退けぬのだ。

ソニックブーム:「概要は把握できたな?んじゃ、たった今からミッション開始だコラー。タイム・イズ・マネー。 ラオモト=サンの好きなコトワザだ。迅速にクズヤロウを掃除してこい」
ブラックハウンド:「"善"は急げと古くから言われている。早速、出発しよう。」
ワッツアップ:「カシコマリマシター!」
カゲロウ:「ヨロコンデー」右手のバグ・ツメがイクサを前にして怪しく輝いた。
ロイコクロリディウム:色々考えてるけど「ヨロコンデー」だけ返事して出かける準備します

NM:◆ダンゴウはこれにて終了。本格的なシナリオへと移行します◆

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ミッションへ向かう傍ら、追加でIRCに情報が送られてきている。
アキュムレートは、「アサガヤ・スゴシヤスイ・ホテル」に宿泊客として潜伏しているらしい。
アサガヤ・スゴシヤスイ・ホテルは、特別ソウカイヤの息がかかってはいない僻地の民間ホテルだ。毒にも薬にもならぬゆえ放置していたが、アキュムレートを匿っているのなら話は別。ソウカイヤに仇なすのであれば即刻営業停止に追い込んでも構わないとのお達しも出ている。無論宿泊客であるモータルに配慮する必要もない。邪魔をするなら躊躇なく排除すべし。

ワッツアップ:「シンプル・イズ・ベスト。わかりやすいことはとても大事だ」
ロイコクロリディウム:「ンー、宿泊客とか、死体にするよりふんじばって運んで売りに出した方が、カネになるような気がするんスけど。どうなんでしょうね?」
ワッツアップ:「ア?知るか。その場にいるのが悪い」
カゲロウ:「僭越ながら意見を述べさせていただくと、手間に対してリターンが少ないですね。ハッカーやイタマエ、オイランでも入れば別ですが」
NM:(できるなら)捕獲してソウカイヤに仕えるサラリマンとして売り払っても良いですよ(できるなら)
ワッツアップ捕獲したと思ったモータルがニンジャスレイヤー=サンに化けるんでしょう?(怯え)
カゲロウ連れて帰ろうとしたオイランが突如地獄めいた音声を放つ!ナムアミダブツ、殺戮者のエントリーだ!ってならないといいですね

ワッツアップ:「ソウカイヤは誇り高くソンケイを集めなければならねえ。単なる虐殺はモータルヤクザだって出来る。邪魔をしないなら放置すればいいだろ。」
ワッツアップ:「ま、アキュムレートのクソを匿いやがったナメた旅館だ。見せしめに二、三人ブチ殺して思い知らせるのも悪くねえな」
カゲロウ:「そうですね」平坦な同調!「我々はシリアスにいかなくてはなりません」
ブラックハウンド:「アキュムレートを匿うくらいだ。情報の受け渡し先も潜んでいてもおかしくない。ソウカイヤに仇なすものは殺す、そしてボーナスだ!」

ネオサイタマの夜は騒がしい。
客引きの声は高らかに響き、ネオン看板は色とりどりに輝く。空には宣伝広告用マグロツェッペリンが飛び、ライトがノボリを照らしている。
アサガヤ・スゴシヤスイ・ホテルは、そんなネオサイタマの喧噪から外れた郊外に位置している。重金属酸性雨の被害も少なく、夜景観光スポットとして人気を博しているようだ。

アサガヤ・スゴシヤスイ・ホテルは8F建てのホテルである。ビジネス・ホテルとリゾート・ホテルを合体させた多機能ホテルであり、客層は幅広い。
1Fはロビー。2~4Fは客室、5Fには倉庫があるようだ。6Fにはカジノ、7Fにはスシ食堂、8Fにはセントーとカチグミ接待設備も抜かりなく揃っている。そして、屋上にはヘリポートが設置されている。
各部屋には窓があり、出入口は実際多い。また、上下移動が手間にならぬようエレベータも用意されており、これを用いた上下移動も行えるようだ。
また、マップ上の×マークマスは窓として扱われ、いつでもこのマスから地上へと緊急脱出着陸することが出来る。緊急時などに役立つが……それは、相手にも逃げられやすいということだ。アキュムレートはこのホテルの何処かに潜んでいる。探し出して惨たらしく殺害しなければ!
PC達の初期位置は、マップ下部の地上エリアだ。ここから各々のプレイヤーはホテルへとエントリーしていく。
ここでNMは、2F窓からのエントリーも可能との裁定を下す。カラテNORMAL判定を行うことで、2Fからの直接エントリーが可能とのことだ。
マップ位置が離れていても、IRC通信による情報共有はいつでも行える。そう聞いたPCは、めいめいの侵入方法を模索。ロイコクロリディウムとワッツアップは、ホテルの正面からのカチコミを選択した。
一方、ブラックハウンドとカゲロウは、時間短縮のために2Fからの侵入を選択。分割行動でミッションに臨む。判定には成功し、カゲロウは2F大部屋の客室、ブラックハウンドは2F右側の客室へと無事に入り込んだ。

ブラックハウンド:ブラックハウンドは2Fの窓から荒々しく、テッコで窓を突き破ってエントリーします。「オラよと。」その部屋を見回す。
モータル:「アイエッ!?」 ブラックハウンドが侵入した部屋では哀れな先客がいた!彼は明日のビズに備え、早めの就寝を取るべくベッドで寝ころんでいたサラリマンである!
ブラックハウンド:「ケッ、ハズレかよ。まあいい、今からここはソウカイヤが抑えるんだ。」
モータル:「ア、アイエエエ?テッコ?イヌ・オメーンナンデ!?」彼はまだ状況がよくわかっていない!

カゲロウ:カゲロウはアメンボめいた動きで外壁を登攀。奥ゆかしい手付きで窓ガラスをカラテ粉砕し、這うようにのそりとエントリーだ。
NM:カゲロウが入った部屋には人影はない。どうやら現在は留守のようだ。しかし部屋の片隅には金庫が置いてあり、ベッド付近には手荷物が散乱!利用客がいることは確かだろう。
具体的には金庫を判定でどうにかすることで入手が可能なトレジャーが設置してある。
カゲロウ:「フム」首を傾げる。「ハズレか、当たりか」

ロイコクロリディウム:ロイコは、普通に正面ドアからホテルに入ります
NM:では、正面玄関からエントリー。フロント業務中のホテルボーイが目に映る。普通に入るのなら、ボーイは普通に対応を返すだろう。お客は神。無下にするわけにはいかない。
ホテルボーイ:「ドーモ! チェックイン希望の方ですか?」明るい作り笑顔だ。

ロイコクロリディウムはカナシバリ・ジツの使用を宣言。厳密にルールに従うならカナシバリ・ジツは移動前にしか使えないが、相手はモータルであるうえ、セッタイ用スマイルを向けておりロイコクロリディウムとはフェイス・トゥ・フェイス。難なくカナシバリを用いたインタビューが可能であると判断し、NMはジツの使用および成功を認めた。

ホテルボーイ:「ご予約の方でしたらお名前……アイエッ!?」何が起こったのか!?ホテルボーイの身体は、全身を鎖で縛られたかのように微動だにしない!
ロイコクロリディウム:「かかった?どうかな?洗いざらい宿泊客の情報とか、ホテル的に知られたら困ることとか 全部吐け。知らないならUNIXのパスワードでもなんでもいいからしらべさせろねー」
ホテルボーイ:「あ、アイエエエエエエ」
ロイコクロリディウム:「ワッツアップ=サンー、今インタビューして吐かせるから、なんなら先にエレベーター乗り込んでていいですよ」
NM:躊躇なくモータルにジツを行使しマリオネットと化す邪悪なニンジャの本懐!ロイコクロリディウムにDKKポイントが+1進呈される。
ロイコクロリディウム:初手で理由なく殺さないのでむしろ情があると思ってほしいな……
NM:情とは
ワッツアップ:これがわからない。

ワッツアップは連続側転を用いてエレベータ前まで移動。

ワッツアップ:KRAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAASH!ホテル正面玄関ガラス破砕無残!
ホテルボーイ:「ア、アイエエエエエエエエエ!?」
ワッツアップ:「カチコミダッコラーー!!アキュムレートドコカクレヤガッコラーー!!ナメクサレボーイテメッコラー!通報とか考えんじゃねえぞッコラー!!」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

NM:そして1ターン目が終了した段階で、クローンヤクザPOP!
クローンヤクザ:「騒がしいですが、何かありますか」
窓破砕の音を聞きつけ、2Fの廊下部分にクローンヤクザ2体が出現する。現在2Fにいるブラックハウンドとカゲロウは、ニンジャ聴力とか…なんかでクローンヤクザの存在を察知できるだろう。2Fエリアは「戦闘時」に移行!
カゲロウ:(クローンヤクザ)何故?(やはりホテルぐるみと見てよさそうだ)
ブラックハウンド:(チッ、この均質な声はクローン・ヤクザか、何かあるな)
ブラックハウンドは客室から飛び出し、近接攻撃!
ブラックハウンド:5d6DiceBot : (5D6) → 21[3,2,6,5,5] → 21
ブラックハウンド:「イヤアーッ!」
クローンヤクザ:「アバーッ!!」 クローンヤクザ無残!

カゲロウ:カゲロウは移動無しで金庫を解錠!(急がば回れ)ピッキング用具により金庫を解錠!
NM:カゲロウはランダムコモン・トレジャーを入手。ダイスを振って入手物を確定!
カゲロウ:takara DiceBot :コモンランダム・トレジャー(1[1]) → 【万札:1】
カゲロウ:...
ロイコクロリディウム:せつなさみだれうち
NM:塵積もな…
カゲロウ:「ブッダファック。このぐらい、持ち歩いておきなさい」カゲロウはため息を付いた。しかし遠慮なく懐に突っ込む。
見学:クローンヤクザ絡みの喧騒絶対聞こえてるのに金庫開けるのめちゃくちゃポイント高いですね
NM:カジバ泥棒な?

ロイコクロリディウムはカナシバリ・ジツで拘束したホテルボーイに対しインタビューを行った。
インタビューの結果、4F大部屋を「トイ・レムキューア」名義で一人の男が利用していること、そして「レイジーレイヤー」という名のヨージンボがいるらしいことがわかった。ロイコクロリディウムはついでにカウンターから万札:5をくすね、ホテルボーイを有り物で拘束してその場を後にした。DKK+1!


カゲロウ:ロイロリ=サン、かなり控えめで邪悪ではない方なのに一人だけDKKが上がっていく
ロイコクロリディウム:人殺しには興味いかないおくゆかしいニンジャだよ!殺すよりは搾り上げるほうが絶対環境にもいいよ
ワッツアップ:じゃあくだ
ロイコクロリディウム:三千世界における真の地獄は死ぬことすら許されぬ生き地獄だっていうし……

ロイコクロリディウム:ということであやしいやつがいるのをIRCチャットで共有します
「トイ・レムキューア 詳細不明だが怪しいので注意されたし おれのニューロンがそう告げる 4F大部屋に宿泊」
「レイジーレイヤー ヨージンボ ホテルにあり ニンジャかは不明」
ワッツアップ:『予定変更 左手エレベーターから4Fに直行する』『イクサに万全を期するため、カゲロウ=サンかブラックハウンド=サン、右手エレベーターから応援頼む』
ブラックハウンド:『ロイコ=サン、素晴らしいジツであった。』『ワッツアップ=サン、了解。今から向かう!』
ブラックハウンド:(それにしても、カゲロウ=サンは何をしているんだ。クローンヤクザには気づいているはず・・・)

ワッツアップはエレベータに乗り込み4Fまで移動。エレベータは二つしかないため、ロイコクロリディウムはエレベータ待ちとなった。
そしてワッツアップが辿り着いた4Fの廊下には、ショットガンを構えたヤクザが2名POP!大部屋を守るように警備を行っているのだ!

ワッツアップ:「ワッツアップ!どういうことだ!待ち構えてやがる!」
NM:中央大部屋の前を警護するようにして立っていたヤクザ(それも人間である!)はエレベータ駆動音を察知!現れた男を前に警戒するが……ニンジャの行動速度は、モータルのそれを凌駕するのだ!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

2Fのブラックハウンドと4Fのワッツアップは各々近場のヤクザを蹴散らす。その最中、ワッツアップは近接攻撃ダイスで「サツバツ!」を発生させ、残虐ボーナスとショットガンヤクザのドロップにより万札:4を獲得!
カゲロウとブラックハウンドは2F右エレベータ前にて合流し、そのまま4Fへと向かう。

カゲロウ:「ドーモ……」幽鬼めいてカゲロウがエレベーター前まで前転移動!コワイ!「奮闘でしたね。いつもお疲れ様です」
カゲロウ:「私は皆様のために情報を掴もうとしていました。客室のUNIXでハッキングを試みていたのです」なんという欺瞞!「加勢できずスミマセン」
ブラックハウンド:「なるほど、ハッキングはカゲロウ=サンの方が得意だからな。(本当か・・・?)」
カゲロウ:「実際そうです。今回はロイコクロリディウム=サンに先を行かれましたが」

ロイコクロリディウムは1F左エレベータ前へ移動し、エレベータボタンをプッシュ。エレベータに乗り込むが……

ロイコクロリディウム:◆ロイコクロリディウム・シンキング・タイム◆

(さて、このまままっすぐ4Fに向かってもいいが)
(ターゲット本人がそこにそのままいるとも限らないよな)
(目的情報ディスク入ったUNIXぐらいはあるかもしれんけど)
(そしてヨージンボが宛がわれたエリアはいずこ?)
(怪しいのはカジノか、倉庫か)
(逆にトラップも人も大してなさそうな気がするのはオンセンと食堂かな)
 
(オンセンかあ オンセンあるのかあ そうかあ)
 
(だがここは仕方ない、カラテ役の皆さまの差し入れ用のスシでも確保すっか)

ロイコクロリディウム:決断的に食堂に向かうぜ

ここでロイコクロリディウムは、エレベータの扉が開いた時に外の様子を僅かな間伺うことは出来るか?と提案。もし少しだけ様子を伺い、ヤバイ・アトモスフィアを感じたら速攻で逃げるつもりだ。なにせロイコの体力はたったの1。ヤクザのチャカ・ガン一発で死ぬ。非ニンジャであるナンシー=リーと比較してもなおカラテの劣るロイコにとって、敵との遭遇即ち死!慎重になるのも当然と言えよう。
NMは情報収集は手早く済ませられるべきだと判断し、提案を受諾した。

NM:ではチラッとだけ覗くと多数のモータルとイタマエと新鮮なオーガニック・スシが目に入りますが
NM:同時にブラック・スーツに身を包みショットガンを手にしたヤクザらしき者も複数見えます
ロイコクロリディウム:ヤクザいるじゃないですかヤダー!
ブラックハウンド:ヤクザも食事してるだけかも…(そうか?
カゲロウ:2体ならいけますよ!ガンバロ!
NM:幸いにも食堂の面々は階下の騒動を知らないようで、平穏に食事を楽しんでいる。ヤクザも見たところ普通に食事しているだけのようだし、ロイコの見た目も相まってさほど警戒されている様子はない。客席にはスシが並んでいるし…イタマエもスシを握っている。金があれば実際食事を楽しめるだろう。ミッションの最中でなければ!
ロイコクロリディウム:(こうなれば仕方ない)(おれは……スシを、イタマエから、スる!
ロイコクロリディウム:イタマエとの交渉を目的にします

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ワッツアップは残ったヤクザ一人を華麗な回し蹴りで撃退。ドロップ品の万札:1を入手した。その後、エレベータでやって来たブラックハウンド、カゲロウと合流。かくして三人のニンジャはトイ・レムキューアなる人物が宿泊している4F大部屋の前へたどり着いた。

ワッツアップ:「オハヨ!お二人さん、見張りは今片付けちまったところよ」
けらけらと笑うように、エレベーターで乗り込んできた二人に向けてそう語る。
カゲロウ:「見事なワザマエです」腰の曲がった姿勢から手モミめいて拍手を送る。
ブラックハウンド:「チョットは残ってると期待したんだが、お早いことで。」
ワッツアップ:「中は未確認だ。……いるかも知れないし、ブラフかも知れねえ」
ブラックハウンド:「確認あるのみ、カチコミといこうぜ」
カゲロウ:「賛成です。シンプル・イズ・ベスト」
ワッツアップ:「こういうのは多勢に無勢あるのみだ。用心棒が控えてたとしても数で圧倒すればいい。実にシンプルだ」
白い歯を見せるように、不敵に笑う。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ブラックハウンドが先陣を切り、高速側転で扉を叩き破ると部屋内の様子を一瞥!
ブラックハウンドのオメーン越しの瞳には、部屋の片隅に置かれた金庫。そしてソファに腰かけている男の影が目に入った。
気怠い雰囲気。黄土色のキモノ。そしてビリジアングリーンのメンポを装着した壮年の男性である!

レイジーレイヤー:「……その面は……ザイバツの者ではないな。ドーモ、ハジメマシテ。レイジーレイヤーです」
NM:レイジーレイヤーと名乗った男は、ソファに腰かけたまま両手を合わせアイサツを行った。

◆ニンジャ名:レイジーレイヤー
カラテ		:4	体力	:4/4
ニューロン    	:3	精神力	:3/3
ワザマエ    	:5	脚力	:3
ジツ		:0	万札	:5

◆忍◆ ニンジャ名鑑 ◆殺◆
【レイジーレイヤー】
キモノを着た壮年のニンジャ。
フリーのニンジャとして、各地でヨージンボを受け日銭を稼いでいる。
ジツは有さずカラテもさほどではないが、
モータル時代に培った経験と勘による状況判断力は油断ならない。

ブラックハウンド:「ドーモ、ハジメマシテ。ソウカイヤのブラックハウンドです。ザイバツと言ったな。アキュームレート=サンはどうした?」
レイジーレイヤー:「ソウカイヤの追手か。アキュムレート=サンも面倒な輩を連れ込んでくれたものだ。彼なら今頃はセントーで俺のオヤブンと共にサケでも酌み交わしているだろうよ」
ブラックハウンド:「図ったか、アキュムレート=サン! しかし、貴様、ザイバツの者であるならここで消えてもらうのみ。」
レイジーレイヤー:「俺はザイバツでもないし、アキュムレート=サンと生死を共にするつもりもない。」
レイジーレイヤー:「ホテルを無闇に荒らす不届き者を排除するただのヨージンボだ。……今はこの部屋の門番でもあるが」
ブラックハウンド:「知らぬわ、アキュムレート=サンを匿ったこのホテルも同罪。このホテルに雇われたことを後悔するんだな。」
レイジーレイヤー:「ならばやむを得ない。後ろに隠れている姑息なお仲間共々、サンズ・リバーへ流してくれよう」

ブラックハウンド:IRC通信『アキュムレート=サンはオンセンにてザイバツのニンジャと共にいる模様。これからヨージンボのレイジーレイヤー=サンと交戦に入り、念の為金庫の中身を押さえる。こちらは1人でも問題ない』

ブラックハウンドはIRC通信を行い、背後の仲間へ情報の伝達を行った。しかしどうしたことか?アキュムレートと共にオンセンで戯れているのは、ザイバツのニンジャではなくレイジーレイヤーの雇い主に過ぎない。そのうえレイジーレイヤーがニンジャであることにも触れず、カゲロウとワッツアップにアキュムレートを追わせ、己一人で眼前のニンジャとのイクサを行おうとしている。アキュムレートの金庫の中身を独占せんとする、ブラックハウンドの企てである!

見学:胡乱回だったら女湯にニンジャスレイヤー待ち構えてるとこだよ
ロイコクロリディウム:『食堂にはニンジャはだれもいなさそうなのでオンセンにいるのは間違いなさそうですね』
カゲロウ:(フム……)『数は重要。故に一対一は実際危険です。私はブラックハウンド=サンに加勢し、確実にレイジーレイヤー=サンを仕留めたい。』
『オンセンには出来れば四人揃ってから突入しましょう。万全のユウジョウ包囲体制で殲滅重点』
ブラックハウンド:『カゲロウ=サン、それは結構、結構。』『非ニンジャの相手など2人でして、アキュムレートを取り逃してはソニックブーム=サンに申し開きができんからな。』
カゲロウ:『いえいえ、非ニンジャを効率よく倒すなら私のバグ・ツメが役に立ちます』『二人いれば倒す速度も二倍。効率重点でいきましょう』
ブラックハウンド:『ではその効率をアキュムレートを倒すために使ってくれ』
カゲロウ:『いえいえ、どうぞどうぞ』ナムサン!何たる奥ゆかしい譲り合いか!
ワッツアップ:『なんでもいいがお前ら本来の任務を忘れてんじゃねえぞ』『大体2対1より3対1、3対1より4対1の方が有利じゃねえか。何意地張り合ってんだ』
カゲロウ:『金庫に目標の”データ入りディスク”がある可能性もありますからね。心得ていますよ』

次の手番、カゲロウはブラックハウンドの進言を無視!己も部屋へと入り、レイジーレイヤーを仕留めるべくカラテ行動に入る!

カゲロウ:「イヤーッ!」連続側転でエントリーを行い着地!異常長身が天井まで伸びる!「ドーモ、カゲロウです」
レイジーレイヤー:「レイジーレイヤーです。やはり隠れていたようだな」
カゲロウ:「ソウカイヤはシリアスです。あなたに恨みはありませんが、邪魔立てするなら死んでもらいます。これは実際総意です。」
カゲロウ:「しかし任務重点です」

トレジャーとして設置してある金庫は、隣接マスにたどり着き、判定成功で開くことが出来る。その難易度はカラテ・ワザマエでの判定ならHARD、ニューロンによるハッキング判定ならNORMALであった。カゲロウはレイジーレイヤーの脇をすり抜け、トレジャーへと到達!連続側転後の難易度上昇を考慮し、ウイルス入りフロッピーを用いて見事ニューロン判定に成功した!(フロッピーは爆発四散した)

NM:では、金庫をハックし火事場泥棒めいて中身を物色したカゲロウ=サンは、何がしかのフロッピーと万札:3を手に入れる
カゲロウ:ほ、ほんとにあった!!!!!!!!金庫漁る口実だったのに!!!!!!!!
NM:ソウカイヤの構成員データが入っているデータ入りディスクとはこれの事だろうか?一見ではわからないが……
ワッツアップ:これが目当てのシックスゲイツ名簿か?然るべきタイミングで確認行為しなければならない。
カゲロウ:『カゲロウより報告です。4F金庫からフロッピーディスクを奪取。目標のものであるか後に確認します。オーバー』
レイジーレイヤー:「……フムー」
ブラックハウンド:「(しまった。ウカツ!カゲロウ=サンに先を越された。)」
レイジーレイヤー:「俺の目の前で金庫漁りとは良い度胸だ。そちらの木偶の坊から先に始末してくれよう」

ワッツアップは待機を宣言。慎重を期するワッツアップはレイジーレイヤーの前にまだ姿を見せない!
一方食堂にいるロイコクロリディウムは、スシ・トレジャーボックスめがけ連続側転!モータルとヤクザの犇めく食堂を移動するということで側転成功にワザマエNORMALの判定が必要となったが、問題なく成功する。

ロイコクロリディウム:実際に連続側転すると周囲のモータルがNRSを発症しかねないのでニンジャ野伏力を遺憾なく発揮ししめやかに色付きの風となって影を渡ります
ロイコクロリディウム:スシの隣に隣接し……これを食事中のモータル、調理中のイタマエ、警備中のショットガンヤクザの誰一人気がつかれないようにひったくる!
ロイコクロリディウム:連続側転後なので-1判定だけども

ロイコクロリディウムはワザマエHARDで判定を行い、見事スシを盗むことに成功!作り置きのオーガニック・トロスシをひったくり、食堂の面々に気付かれずに懐へしまい込むことに成功した!DKKが+1される。

ロイコクロリディウム:窃盗しかしてないのにDKKが一番高い
カゲロウ:なんで一番邪悪じゃなさそうなのに高くなっていく
ワッツアップ:一番殺してるのに未だ0な奴がここにいる
NM:主にモータルの周りをうろちょろしてるからかな…
ワッツアップニンジャじゃなくてただのコソドロでは????
カゲロウ:我々、まだ殆どコソドロ
ロイコクロリディウム:いいじゃない戦闘ができる人たちは カラテが1だと体力1で一発でも貰ったら気絶か死なのよ

そしてエネミーフェイズへと移行。今ここにニンジャのイクサが開戦する!
BGMはアニメイシヨンでも流れた『HUNT OF SHADOWS』となりアトモスフィアは最高潮だ。ワッパッパオー!

NM:レイジーレイヤーはカゲロウに近接攻撃! カラテ近接攻撃はナナメのマスでも隣接とみなされるのだ!
NM:よって移動は行わず『攻撃集中』を宣言して攻撃時の判定難易度をEASYとする!
レイジーレイヤー:4D6
DiceBot : (4D6) → 10[6,2,1,1] → 10
レイジーレイヤー:なんだこの出目…

ゲームマスターのダイス目は腐る。往々にしてありがちなジンクスである。

カゲロウ:では回避します。使用ダイスは6つ! しかし2個以上成功すればカウンターカラテだ!
カゲロウ:6d6
DiceBot : (6D6) → 16[2,4,5,3,1,1] → 16
NM:うっ判定NORMALで成功値は4 2つ成功だ

レイジーレイヤー攻撃時の成功ダイス数より、カゲロウ回避時の成功ダイス数の方が多い。即ちカウンターカラテの発動である!
対するレイジーレイヤーもまた、カウンターカラテに対する回避を試みた!

レイジーレイヤー:無論攻撃されていないので回避ダイスはたまっており…5つのダイスを惜しみなく投入!
レイジーレイヤー:5D6
DiceBot : (5D6) → 23[5,3,3,6,6] → 23
カゲロウ:ヌゥーーーッ
レイジーレイヤー:攻撃時に出せや!

ダイス目6が二つ!しかし回避では意味がない!
カウンターカラテにカウンターカラテは発生しない。カラテの応酬はここで一端の打ち止めとなる!

レイジーレイヤー:「屍を晒せ!イヤーッ!!」 レイジーレイヤーはソファの弾力をバネにして跳躍!きりもみキックを繰り出した!
カゲロウ:「イヤーッ!」カゲロウは上体を逸らしてそれを回避!更に!「イヤーッ!」バネめいた反動で身体を起こし、チョップ・ツキを放つ!
レイジーレイヤー:「ムン!」レイジーレイヤーはキックした先の壁を蹴り反動で再跳躍!チョップ・ツキをブリッジ回避!
カゲロウ:「中々やりますね。無謀なだけではないようです」「しかしこれはイクサであることをお忘れなく」そう、此方は多勢!
レイジーレイヤー:「なるほど。 少なからず認識を改めるべきだな」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ブラックハウンド:こちらも移動を行わずに攻撃集中を宣言して、レイジーレイヤーに近接攻撃!
ブラックハウンド:テッコでダイスが増えて5 難易度はEASY
NM:テッコつえーな…
ブラックハウンド:5b6
DiceBot : (5B6) → 4,5,4,1,1
ブラックハウンド:3成功!
レイジーレイヤー:5個の回避ダイスから2個を使用して回避!
レイジーレイヤー:2d6
DiceBot : (2D6) → 6[3,3] → 6

回避の判定成功値はNORMAL、即ち4。レイジーレイヤーの回避は失敗である!

ブラックハウンド:レイジーレイヤーがブリッジ回避した時には既にブラックハウンドは跳んでいた。
ブラックハウンド:腹を見せているところに、宙返りして拳を叩き込みます。
ブラックハウンド:「イヤーッ!」
レイジーレイヤー:「ヌウッ!」カゲロウの巨体に翻弄されたか、ブラックハウンドの動きを見誤っていた!
レイジーレイヤー:「グワーッ!」回避も間に合わず拳が命中!そのまま反対側の壁まで吹き飛ばされ破砕!残り体力3!

カゲロウ:(………)(まあ、よしとしますか。実際殺害が重点だ)
カゲロウ:カゲロウは壁まで踏み込み、危険なバグ・ツメを繰り出す!「イヤーッ!」
カゲロウ:攻撃集中近接攻撃です
カゲロウ:6d6
DiceBot : (6D6) → 14[5,1,1,1,3,3] → 14
カゲロウ:この謎の1は一体!?3つ成功です
NM:1めっちゃ多いな!
ワッツアップ:出目が荒ぶり始めたぞ……
レイジーレイヤー:先ほどと同様ダイス2個を用いて回避!
レイジーレイヤー:2d6
DiceBot : (2D6) → 3[2,1] → 3
NM:にわかに低出目が走り始めてきましたね
NM:カゲロウのカラテは戦闘用バイオサイバネによりダメージ+1だ!
カゲロウ:異形の爪を差し込み、相手のハラワタをかき混ぜる!スプラッタめいた攻撃!
レイジーレイヤー:「グワッオゴーッ!」サイバネによるツメ攻撃を喰らい内臓撹拌!メンポから血が流れ出る!残り体力1!
カゲロウ:そしてその後、何でもないようにIRC通信を挟む。
カゲロウ:『ワッツアップ=サン。今なら殺せますよ』

ワッツアップ:返信はしない。無視するという意味ではなく己のカラテで応えるのだ!
ワッツアップ:6D6
DiceBot : (6D6) → 22[3,5,3,4,2,5] → 22
レイジーレイヤー:回避ダイス残り一個なので素で振ります
レイジーレイヤー:1d6
DiceBot : (1D6) → 4
ワッツアップ:ヌウーッ
レイジーレイヤー:回避成功!

ワッツアップ:カゲロウからのIRC通信!ワッツアップは一瞬めいた時の中で深呼吸し、覚悟を決める!そしてドアの敷居を幅跳びの踏切線めいて踏み抜き、ブラックハウンド頭上天井まで跳躍!天井に手を突き、反動でレイジーレイヤーにきりもみキックを叩き込む!「イヤーッ!!」
レイジーレイヤー:「チイーッ!」後ろ手で壁に張り手を付き、反動で前方へと連続側転!袂を血で汚しながらもワッツアップのアンブッシュをかわしザンシンする。
ワッツアップ:ワッツアップ着地!そのままバック転二回でブラックハウンドの隣へ立つ!「ドーモ。ワッツアップです」
レイジーレイヤー:「ゴホッ。ドーモ、レイジーレイヤーです。やはりまだ隠れていたか」
ワッツアップ:「……やっぱりニンジャじゃねえか。ちゃんと言えよそういうのはよ」
カゲロウ:「オットット、スミマセン。まあ今ので仕留められなかったことでオアイコといきましょう。ユウジョウ」
ワッツアップ:「まあいいさ。多勢に無勢ってやつだ。数は多いほどいい!」
ブラックハウンド:「どちらにせよ、1人で十分だったからだ。でも結局、こうなる気はしていたさ。」
レイジーレイヤー:「チッ。さすがにジリー・プアー(徐々に不利)か。先んじて一人でも仕留められればと思ったが、仕方ない」
ワッツアップ:「……で、テメーまだやんのか?命乞いして今からソウカイヤに入るか?ン?」 レイジーレイヤーに向け不敵に挑発!ワッツアップは三対一なので気が大きくなっている!ウカツ!
レイジーレイヤー:「生憎それは御免だ。俺はフリーのヨージンボという立場が気に入っているんでな。説明をつけられる程度には働いた。ここまでとさせて貰おう」
レイジーレイヤー:そう言うとレイジーレイヤーは部屋の窓を叩き割り階下へと離脱!
レイジーレイヤー:「サラバ!」

レイジーレイヤーはホテル窓から離脱し、階下へと着地!

ワッツアップ:「アッ、テメコラー!!ニゲテンジャネエゾッコラー!!!!」
カゲロウ:「……フム。これからはソウカイヤに喧嘩を売らないようにすることです」
ワッツアップ:「……すまねえ。あと一歩だってのに、仕留め損なっちまった。面目ねえ」
ブラックハウンド:「チッ、まんまと時間を稼がれたな。」
カゲロウ:「オアイコと言ったじゃないですか。彼も満身創痍ですし、これ以上は戦わないでしょう」
ワッツアップ:「仕方がねえ。元より狙いはソウカイヤをヌケニンしようとしたアキュムレートのクソだ」
ワッツアップ:「あとデータ……そうだオイ!データだデータ!」
ブラックハウンド:「移動しながらでも確認できないか?」
カゲロウ:「そうですね」先程金庫から手に入れたフリッピーを取り出す。「これの確認を共にしましょう。万一偽物であればコトだ」

確認作業は難なく終了。アキュムレートが持ち出したデータの入ったディスクであることが確認できた。

NM:現シックスゲイツのプロフィールとカラテスタイルやジツ、ついでに部下の者達の情報まで乗っかっています
ブラックハウンド:「(フッ、少なくとも、セプクは免れたな……)」
ワッツアップ:「オイオイオイ、マジもんのヤバイデータじゃねえか。見なかったことにしねえと」
カゲロウ:「井戸の中の闇を覗きすぎると落ちる……ここまでにしておきましょう」
ロイコクロリディウム:(任務にはまったく関われてないのでこのまま帰ったらムラハチやお叱りマッタナシなのだが)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ロイコクロリディウム:『戦闘終わったっぽいです? おれちょっと気になったことあるので屋上の見回りしておこうかと思ったんですけど』
ロイコクロリディウム:『別にサボリたいとかではなく、こういう時ってヘリとかカイトとかで脱出するやつ、ありそうじゃないですか。取引先がザイバツだったんなら猶更』
ブラックハウンド:『ドーゾ、確認が終わったら地上を見張ってくれないか。さっきみたいに逃げられては敵わない。』
カゲロウ:『レイジーレイヤー=サンは逃亡しました。十分な攻撃を加えたので、もう任務に関わってくることはないと予測されます』
ロイコクロリディウム:『やっぱり窓から逃げるやつ多いですね』
カゲロウ:『私は特に問題ないです。ニンジャ第六感に従うのが実際いい』
ロイコクロリディウム:『じゃあ屋上に何もなかった時は、ちょっとぢべたで誰も逃げないよう威圧する係しますんで……』
ワッツアップ:『勝手にやってろ。だが標的と鉢合わせて死んでも俺は知らねえからな』

ロイコクロリディウム
:『フロッピーは見つかりました?』
カゲロウ:『金庫から見つかりました。壊さないまま帰還する予定です』
ロイコクロリディウム:『見つかったんならそれはいい。おれ今のところ仕事しないですんでますね。まったく笑い所じゃねえけども』
カゲロウ:『フロッピーの場所がわかったのもあなたのお陰です。実際お手柄ですよ。素晴らしかったです』その声は平坦だった。
ロイコクロリディウム:『なんか見つかったら連絡します オーバー』
ブラックハウンド:エレベータ前で「ロイコクロリディウム=サン、少し不思議なヤツだな。」とボソリ
ワッツアップ:ワッツアップは特に何も言わないが、内心はロイコクロリディウムの任務に対する姿勢に苛々している!

レイジーレイヤーと戦闘を行っていたブラックハウンド、カゲロウ、ワッツアップの三人はレイジーレイヤーがいるという8Fオンセンへ向かい、脱衣所へどかどかと足を踏み入れる。哀れなモータルがNRS(ニンジャ・リアリティ・ショック)を起こし痙攣しているが気に留めもしない!
一方ロイコクロリディウムは屋上を見物に向かう。そしてエレベータの扉を開いたロイコは、6人のクローンヤクザが屋上で何かを待っている光景を目の当たりにするのだった!

ロイコクロリディウム:ウワッ
ロイコクロリディウム:絶対VIPのニンジャくるよこれ!

ロイコクロリディウム:『エへへへ、なんかありそうな第六感当たったようです。屋上はなにかしらの出待ちのクローンヤクザがたくさんいます』
ワッツアップ:『まさかザイバツの増援か?あるいはこのフロッピーを取引しに来る奴だ。だとしたら急がねえとヤバイぞ』
ブラックハウンド:『やれるか? ロイコ=サン?』
ロイコクロリディウム:『こりゃザイバツからVIPくるんじゃないですかね? 早め早めの行動で追い詰めないと逃げられそうですんでがんばりましょう』
カゲロウ:『先に任務達成重点』
ロイコクロリディウム:『おれひとりでクローンヤクザ6体はちょっと……ひ弱さだけは保証できますので』
ロイコクロリディウム:『少し頑張ってまぜっかえせるかどうか努力しておきます』
カゲロウ:『無理はどうかなさらないように、ドーゾ』
ワッツアップ:『生体LAN野郎はカラテの覚えがないんだから大人しく下がってろ』
ワッツアップ:『クローンヤクザに殺られたソウカイニンジャなんてザイバツに知られたら面汚しもいいところだ』

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

NM:三忍はそのままオンセンへ踏み入った。男湯内に複数のモータルが居たが「アイエ」お構い無しに進む!
NM:そして「スイレンノマ」というノレンをくぐりぬけるとそこは混浴であった!
NM:ふくよかな男と筋肉質な男が二人のオイランに持てはやされセックス・ビズ的サービスを受けているのだ。
NM:ふくよかな男は侵入者を見て怒鳴りつける。「コラ!誰の許しを得てココに入っているのだ、私は支配人だぞ!」
ロイコクロリディウム:ただの支配人っぽいですね
NM:対する筋肉質な男は、侵入者ブラックハウンドのオメーンを一瞥すると、気怠そうな雰囲気で上体を起こす。
ブラックハウンド:「オラ!ソウカイヤがヌケニンを匿うのを許したワケネーだろ。ワカッテンノカコラー」
ブラックハウンド:「ドーモ、ハジメマシテ、ブラックハウンドです。」
ふくよかな男:「ソウカイッ……ナニ!?ソウカイ・シンジケート!?何故!?」

男は神聖なアイサツを交わしたブラックハウンドを認識!“クロスカタナ紋”の様相に怯え身を縮こまらせた!
ホテルの支配人である彼は、半神的存在とも言われるニンジャが目の前に現れたことに驚いているのではない。「ソウカイヤからの刺客が現れた」という事実に戸惑い焦っている。背後のオイランはNRSを起こし痙攣しているにも関わらずだ。
即ち、彼はニンジャの存在を常日頃から身近に感じていたに他ならない。それも、つい先程まで……否、たった今も、すぐそばに見知ったニンジャがいるのだろう。
読者諸氏がニンジャ第六感を働かせてるなら、その顔つきを見た段階で察した方もおられるはずだ。そう、彼の隣に鎮座している筋肉質な男こそ、彼がセッタイを行っていたニンジャ存在に他ならないのだ
筋肉質な男がオンセンから上がると、即座に水気が蒸発し、トパーズ色の装束がその身を包む。やがてその顔はメンポで覆われ、紛れもないニンジャの姿へと変貌するのだ!

筋肉質な男:「ソウカイニンジャの者か。おっとり刀で馳せ参じるとは、よほど私が煩わしいと見える」
アキュムレート:「ドーモ。アキュムレートです」

◆ニンジャ名:アキュムレート
カラテ		:5	体力	:6/6
ニューロン    	:5	精神力	:5/5
ワザマエ	        :6	脚力	:3
ジツ		:2	万札	:5
所持	 :ウイルス入りフロッピー
スキル   :『チャージド・ミサイル』

◇チャージド・ミサイル:
アキュムレートが行う強力なカラテミサイル。
『攻撃集中』した状態でカラテミサイルを使用する時、ダイス+1、ダメージ+1。

◇カラテミサイル
ニンジャは腰だめ姿勢から正拳突きを行い、光り輝くカラテの球体を発射して敵を殺す。
自分の出番が回ってきたタイミングで、射撃の代わりに使用を試みられる。
成功した場合、【ジツ】+1の値に等しい個数の特殊な遠隔武器が発射され、
使用者から見えてさえいればどれだけ離れていても自動的に命中する。ダメージは1。
カラテミサイルはそれぞれ別の敵に対して発射しても良いし、
1体の敵に集中しても、振り分けても良い。

◆忍◆ ニンジャ名鑑 ◆殺◆
【アキュムレート】
ソウカイヤに見切りをつけ、ヌケニンしたニンジャ。
利用できるものは利用し、自らに媚びへつらう者には高圧的に振舞い、
仇なす者は全て排除する、邪悪なニンジャらしいニンジャである。
ヌケニン後は無軌道にモータルの生活を脅かしながらネオサイタマの一角に君臨している。

ワッツアップ:こいつ……結構強いぞ!

カラテミサイルの発射数は【ジツ+1】。ジツが2であるアキュムレートは、今この場にいるソウカイニンジャ3人全員に一発ずつ、それも攻撃集中した場合2ダメージのカラテミサイルを一度の行動で発射できるのだ!ゴウランガ!

アキュムレート:「階下から響くイクサの音は私の耳にも響いておるぞ。その様子ではレイジーレイヤー=サンはしくじったと見える」
ブラックハウンド:「そうだ。この俺を一度足りとも傷つけることできなかったぜ」
アキュムレート:「所詮野良ニンジャか。私の休暇くらいはガードしてくれると思ったが、期待外れだったようだ」
アキュムレート:「とはいえサンシタ相手に一対一で遅れを取る程の雑魚ではないのも事実。貴様等は……そうだな。大方数に頼ったハイエナ共といったところか」
ブラックハウンド:「数の力を甘く見てると足元掬われるぜ、俺たちは貴様と同格のカラテがある。いつまで余裕でいられるかな。」
アキュムレート:「そのカラテの誇示はソニックブーム=サンの受け売りか? フククク。実際カラテはニンジャの闘争では必要不可欠」
アキュムレート:「しかし、ワン・インチ距離まで近づかなければ振るえぬカラテなど児戯も同然よ!」
ブラックハウンド:「フンッ、そのワン・インチ距離まで近づかれているではないか。アキュムレート=サン」
ブラックハウンド:「その児戯によって、貴様はこれから死ぬのだ。ソウカイヤを裏切ったことサンズ・リバーの向こうで後悔するがよい。」

NM:モータルは怯えていたりNRSを起こしていたりなどするのでこの戦闘では実際障害物と化す!
ブラックハウンド怯えているホテル支配人に近接攻撃。
ワッツアップ:容赦がない!
カゲロウ:アッ!拷問対象が!
ブラックハウンド:今度は忘れないぜ、見せしめするタイミングは今だ。戦闘に集中したいからね。
NM:ホテル支配人は一般的モータルであるがゆえに、ニンジャ筋力で殴られたら死ぬ!
ワッツアップ:私もインタビューしたかったのになー(棒
ブラックハウンド:オイランにしとこうかと言おうと思ったけど、でも流れが流れだからな。
NM:支配人を殴るなら各種判定はなしで自動成功ですが、裸なのでお金は持っていません

ブラックハウンド:「だが、まずは貴様からだ。スゴシヤスイ・ホテル支配人!」
ブラックハウンド:支配人の頭を掴むと、ニンジャ握力でそのまま握りつぶします。
ふくよかな男:「アイエッ、なんで、アッ、アバババーッ!!」支配人の頭はイクラめいて潰れ飛散!
ふくよかな男:ナムサン! 即死である!
ワッツアップ:慈悲はない!
NM:支配人…ふくよかに包まれてあれ…
ブラックハウンド:「ソウカイヤに歯向かった者の末路はこうなるのだ。そこのモータル共もゆめゆめ忘れるな。」
オイラン:「あ、アイエエエエエエ!!」裸オイランはしめやかに失禁!
NM:ブラックハウンドにはDKK+3です
ワッツアップ:オメデト!
ブラックハウンド:DKKヤッター
カゲロウ:私達も負けていられませんよ!
カゲロウ:そういえば家族の写真は?
ブラックハウンド:使いません。

カゲロウ:「イヤーッ!」長身を回転跳躍させてエントリー!アワレ死体人となった支配人の上へ着地!「ドーモ、アキュムレート=サン。カゲロウです」
カゲロウ:「そんなぬるま湯で満足出来ましたか?ご安心下さい。裏切り者はジゴクでカマユデにして差し上げましょう」
アキュムレート:「ドーモ、カゲロウ=サン。アキュムレートです。」
アキュムレート:「その心配は無用。たった今よりこのホテルそのものがアビ・インフェルノと化すのだ」
カゲロウ:「成る程!間違っていません」「ただしあなたが罪人で、我々がオニです。イヤーッ!」
カゲロウ:長い腕をしならせてバグ・ツメを伸ばす!近接攻撃!
カゲロウ:6d6
DiceBot : (6D6) → 25[2,3,2,6,6,6] → 25
カゲロウ:サツバツ!?
NM:サツバツ!?
ロイコクロリディウム:ワ-オ
アキュムレート:チィーッ!回避ダイスを6個中4個を使用だ!
アキュムレート:4d6
DiceBot : (4D6) → 24[6,6,6,6] → 24
ワッツアップ:ウワッ
アキュムレート:タツジン!
ワッツアップ:ヤバい!
カゲロウ:ナンデ!?
ワッツアップ:しかもカウンター成功では?
アキュムレート:そちらは6が3つのスリーカード……しかしこちらはフォーカードなのだ!
ロイコクロリディウム:ダイス=サンも深夜テンションで大盤振る舞いな?
カゲロウ何だその4d6で6666は……!!!
ブラックハウンド:これが格の違いか・・・?
NM:マジ何だろうねこれ
アキュムレート:カウンターカラテの成功!今度はそちらの回避ダイスを振ってもらおうか!
ワッツアップ:サツバツを6666で回避するアキュムレート=サン、ただならぬアトモスフィアを感じる。
カゲロウ:とりあえず……カウンターカラテを回避せねば!しかしカラテミサイルの危険性もある!ここは……2つか3つか。3つで!
カゲロウ:3d6 イヤーッ!
DiceBot : (3D6) → 6[3,2,1] → 6
カゲロウ:アバーッ!?
NM:妖怪1足りない!
ロイコクロリディウム:ヒフミである
カゲロウ:このダイスドクロめいた模様とか浮かんでますよ
カゲロウ:ではカゲロウは体力6→5です!

アキュムレート:「予告したであろう。 今よりこのホテルは、貴様等の血と悲鳴によってジゴクと化すのだ!」 カウンターカラテが入る!
カゲロウ:「ヌゥ―ッ!」ブリッジ!しかし躱しきれぬ!「グワーッ!」確かな一撃!
ブラックハウンド:「(何ッ! バグヅメのカゲロウ=サンが一撃を受けるだと!)」

アキュムレートは実際単なる雑魚ではない。シックスゲイツには遠く及ばないものの、ニュービーに易々と遅れを取るほどのサンシタではないのだ。自らの実力を認めるからこそ、一人ヌケニンに踏み切ったと言える!
一方、屋上にて6体のクローンヤクザと対面したロイコクロリディウムは、カナシバリ・ジツを一体のクローンヤクザに仕掛け、返す刀でエレベータへトンボ返りを画策した。カナシバリ・ジツは移動前に使える類稀なジツである!判定は成功!

ロイコクロリディウム:ロイコクロリディウムのこめかみに自らのキツネサインが当てられ……小指とひとさし指に染められたネオンイエローのネイルが怪しく光り……
ロイコクロリディウム:「イヤーッ!」
NM:正面のクローンヤクザはカナシバリ・ジツで操られジョルリ人形めいてロイコの思う通りに動き始める!
クローンヤクザ:「アッコラー!?」
ロイコクロリディウム:「同士討ちしておいてくれや!」
ロイコクロリディウム:操ったクローンヤクザは隣のクローンヤクザを攻撃させます ワザマエが高いのでチャカを撃たせておいてください
クローンヤクザ:「グワーッ!?」「グワーッ!」クローンヤクザは隣ヤクザに銃撃!隣ヤクザの頭からは緑色の液体が弾ける!
NM:そしてエレベータの扉はヤクザの前で無慈悲に閉じていくのだった!ショッギョ・ムッジョ!

ここでは平然とセッションが進行しており、実際何の問題もない自然な裁定にみえる。しかしお忘れではないだろうか?隣接する相手には射撃攻撃は出来ないのだ。NMも参加者も皆が皆すっかり忘れていたのである。なんたるブザマ!とはいえその後もつつがなくセッシオンは進行し、特別問題も発生しないので今回のリプレイでもこのまま進行させていただく。所詮クローンヤクザ一体程度の問題なのだ。



ロイコクロリディウム:さてどの階で降りるか決めてないんだよね あともうすこし もうちょっとだけ万札が欲しい
ロイコクロリディウム:「追ってくるか……?! それとも動揺してモメ続けてくれるか……?」
ロイコクロリディウム:「任務以外にローンのことも考えなきゃいけねえんだぞこっちは!

ロイコクロリディウムは4Fへ降り、残った客室を漁る方針に切り替えた。ほとんど火事場泥棒である。ロイコの存在を認めたクローンヤクザ5人は、2人を残してエレベータで降りたロイコの追跡を開始!しかし追い付ける道理はない!
そして8Fセントーでは、ワッツアップがアキュムレートとカゲロウのイクサにインターラプトを仕掛けていた!

ワッツアップ:6D6
DiceBot : (6D6) → 20[3,5,1,1,5,5] → 20
アキュムレート:残りダイス二つで回避!
アキュムレート:2d6
DiceBot : (2D6) → 8[6,2] → 8
アキュムレート:成功ということだな!
ワッツアップ:「イヤーーーーーーッ!!!!」
ワッツアップ:三連ドアを蹴破りエントリー、直ちにポン・パンチを叩き込む!
アキュムレート:「イ……ヤーーッ!!」
アキュムレート:カゲロウにカウンターを叩き込んだ勢いのまま振り返り、跳躍回避!
ワッツアップ:「チィーーーッ……ドーモ、アキュムレート=サン。ワッツアップです」
アキュムレート:「ドーモ、ワッツアップ=サン。アキュムレートです。これで全部か? フククク」
ブラックハウンド:「その通り、全部だ。」
ワッツアップ:「アー全部……?全部か、全部かもな。うん。全部だ」
アキュムレート:「その断定は怪しいな。 もう一人程度のアンブッシュは警戒しておくべきと見える」
カゲロウ:(ロイコクロリディウム=サン……)
アキュムレート:「だが何人来ようと同じ事。我がカラテミサイルの前には誰もが等しく塵となるのだ」
カゲロウ:「あと一人いるなら、果たしてどこでしょうね?ご想像におまかせします」暗に『窓の下にも逃げ場はない』と言っているのだ!尚ハッタリである!

ワッツアップ:そしてカゲロウの足元、哀れオンセンを真っ赤に染める中年男性死体を認める!
ワッツアップ:「ア……?なんだ殺しちまったのかよ。勿体ねえ。ナタネアブラめいて絞り上げてやろうと思ったのによ」
ブラックハウンド:「悪いな、しかし、絞り上げれるのはまだいる。このホテルの経営陣だ。」
ワッツアップ:「ンーそうだな!その通りだ!」
ワッツアップ:「ソウカイヤを抜けた挙句ザイバツに情報売ろうとかナメた妄想に走ったクソのクソ野郎がネオサイタマの明日を拝めると思ってんじゃネエゾッコラーーーーー!!!!」
ワッツアップ:「そんでクソのクズ野郎匿った連中に立場ってもん教え込んでやろうってんだコラーーーー!!!!」
アキュムレート:「フクク……口だけは達者と見える。すぐさまその口も苦悶で縫い合わせてくれよう!」
ワッツアップ:「命乞いして無様惨殺されるのはテメッコラーーーー!!!!」
アキュムレート:「見せてやろう、ソニックカラテをも超える我がチャージド・ミサイルの力を!」

アキュムレートは同室のニンジャ、三人へ向け攻撃集中でカラテミサイルを発動。判定は当然の如く成功!スキル「チャージド・ミサイル」の効果により2ダメージとなったカラテミサイルが三人を襲う!

アキュムレート:「イィィィ……」アキュムレートは姿勢を低く落とし瞬間的にパンプアップ!
アキュムレート:血走った瞳でソウカイニンジャ達へ狙いを定めると、両の拳を虚空へと突き出した!
アキュムレート:「ンヤァーーーーッ!!」ナムサン! チャージ効果により巨大となった強力カラテミサイルだ!

対する三人は、回避ダイスをフル動員。遠隔攻撃であるためカウンターカラテは成らぬが、無事回避に成功!

ワッツアップ:咄嗟にブリッジ回避!
カゲロウ:「イヤーッ!」危険なカラテ流動を事前感知し跳躍!BOOOM!寸前にいた場所にカラテミサイルが着弾!支配人死体無惨!
ブラックハウンド:空中へこちらも跳躍回避
アキュムレート:「ほう!全てかわすか。やりよるな!」
ワッツアップ:「テメエのジツはそんなもんか?アクビ出るぜ」
ブラックハウンド:「分散していいのか、アキュムレート=サン。まだ余裕と見えるな。」手をこちらに招くように、挑発。
アキュムレート:「ほざいておれ。今に減らず口を叩けていた余裕を懐かしむことになるぞ」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

NM:ロイコクロリディウムは手近な客室へ潜入!
ロイコクロリディウム:「イヤーッ!」扉バーン
NM:中を見るとのんきにベッドで寝息を立てているサラリマンらしきモータルと戸口の開いた金庫が目に入る!
ロイコクロリディウム:「(あっ 起きないかな)(起きるな……起きるなよ……)」
NM:ホテルのルーム・セキュリティを過信したウカツだろうか? 先客はぐっすりと眠りこけたまま布団を上下させている。
ロイコクロリディウム:「(よし! 起きない!)」
NM:一人メタルギアやってる
ロイコクロリディウム:金庫空いてるってことはそのままもっていけるんです?
NM:調べれば中の物はひっつかんでいけますね
ロイコクロリディウム:じゃあ連続側転をキメて入室して窓ガラス際に着地したところでそのままスッと金庫に手を突っ込もうとします
NM:実際奥ゆかしい窃盗行為だ!
ロイコクロリディウム窃盗行為に奥ゆかしいってなに?

ロイコクロリディウムは万札:2とディスクを入手。しかしこのディスクはダミーであり、既にアキュムレートがデータを抜き出したディスクを持っていたPC達には不要なものであった。直後にロイコは窓から脱出し、地上へと着地。何はともあれ、万札とDKK+1の儲けである。

ロイコクロリディウム:よしモータルに残虐行為して殺した点数と並んだぞ!窃盗だけで

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

一方、セントーにおけるニンジャ同士の闘いは熾烈を極めていた。
首を落とさんとカラテを振るうブラックハウンド、カゲロウ、ワッツアップの三忍。迫るカラテを次々といなし、攻撃の隙にチャージド・ミサイルを放出するアキュムレート。そのカラテミサイルもまた三忍は危なげなくかわし、イクサは拮抗状態に陥りつつあった。
実力伯仲と言えば聞こえはいいかもしれない。しかしいざ体験する側に回れば、これはいつ終わるとも知れぬ泥仕合。奈落の上で行う綱渡りめいて緊張の続くニンジャのイクサにおいて、長期戦は大変な心身の負担となる!
しかし決して勘違いしないでほしい。これは実際珍しい現象ではない。達人同士のカラテは得てして長引くものである。初めてニンジャスレイヤーTRPGの戦場に立ったニュービーであれば、それはなおさら自然であると言えよう!
イクサの全貌を紹介したい気持ちも大きいが、もし全てを紹介した場合、読者諸氏の精神力を多大に消費させ、ショック死に至らしめてしまうかもしれない。我々としてもそれは本意ではない。故に、苦渋の決断ではあるが、ある程度まではダイジェストでの紹介とさせていただきたい!

ブラックハウンド:5b6 攻撃集中を宣言、アキュムレートに近接攻撃!
DiceBot : (5B6) → 1,5,1,5,4
アキュムレート:2d6 回避ダイス二つ使用!
DiceBot : (2D6) → 9[5,4] → 9
カゲロウ:6d6 死ね!アキュムレート=サン,死ねーッ!サツバツ!
DiceBot : (6D6) → 23[6,1,4,4,6,2] → 23
アキュムレート:3d6 回避ダイス三つ使用!
DiceBot : (3D6) → 9[5,1,3] → 9
ワッツアップ:6D6 近接攻撃であり、無論攻撃集中だ!
DiceBot : (6D6) → 12[4,1,2,1,2,2] → 12 → 成功
アキュムレート:1D6 回避ダイス一つ使用!
DiceBot : (1D6) → 4
アキュムレート:7d6 ニューロン+ジツで判定!カゲロウに二つ、ワッツアップに一つカラテミサイル!
DiceBot : (7D6) → 28[1,1,6,6,3,6,5] → 28
カゲロウ:7d6 かわせ!カゲロウ!
DiceBot : (7D6) → 36[6,5,5,6,6,6,2] → 36
ワッツアップ:8D6 がんばって回避するぞ
DiceBot : (8D6) → 22[2,5,1,2,4,3,1,4] → 22 → 成功
ブラックハウンド:5D6 カラテしかない。攻撃集中、アキュムレートに近接攻撃
DiceBot : (5D6) → 16[5,3,3,4,1] → 16 → 成功
アキュムレート:2d6 ダイス二個消費回避!
DiceBot : (2D6) → 6[5,1] → 6
カゲロウ:6d6 危険な右手による連続カラテ!
DiceBot : (6D6) → 25[3,5,6,5,5,1] → 25 → 成功
アキュムレート:3d6 サイバネ機構の危険性を感知!よってダイスを3個使用だ!
DiceBot : (3D6) → 14[6,6,2] → 14
ワッツアップ:6D6 近接!攻撃集中!サツバツ!
DiceBot : (6D6) → 24[6,6,5,3,3,1] → 24 → 成功
アキュムレート:1D6 回避ダイス一つ!カラテの腕前であれば己にも覚えがある!
DiceBot : (1D6) → 6
アキュムレート:7d6 カラテミサイル!対象はワッツアップ2,ブラックハウンド1!
DiceBot : (7D6) → 18[2,1,4,2,3,2,4] → 18
ワッツアップ:6D6 チョップで弾く!!
DiceBot : (6D6) → 20[3,1,4,3,6,3] → 20
ブラックハウンド:6d6 テッコでこちらも弾きます。
DiceBot : (6D6) → 21[5,2,4,6,2,2] → 21

ナムサン……2ターンに渡る4忍の闘争。双方ダメージ無しのまま、宙を舞ったダイスの数は優に80を超える!
斯様に戦いが長引いた場合、NMはテコ入れと称して何らかのアクシデントを挿入するべきだろう。あるいはエピソオード作成段階で、時間経過による発生システムを組み込んでもいいかもしれない。
しかしこと今回のエピソードンにおいてそのようなイベントは用意されていなかったのだ!ナムサン!彼らはサウザンド・デイズ・ショーギの古事めいて終わるともしれぬカラテ応酬を続けるしかないのか?
否!
ニンジャスレイヤーTRPGでは、そのような危険状況を打破すべく、あるルールが制定されている。2ターンの間、ニンジャが行うイクサで双方に損傷が見られない場合、その戦いは恐るべきハードモードに突入するのだ!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

白熱するニンジャ同士の戦いは、11ターン目にてついに危険な領域へと突入する!

NM:◆ハードモード・アトモスフィア解禁な◆
NM:今後は近接攻撃の回避難易度が増加し、出目5以上がなければ失敗となります。

ブラックハウンド:5d6
DiceBot : (5D6) → 13[2,1,2,6,2] → 13
ブラックハウンド:1成功でも成功! そろそろ割くダイスの少なさから当たる!
アキュムレート:2d6 ダイス二個を使用し決断的回避!
DiceBot : (2D6) → 5[2,3] → 5
NM:HARDによる達成値は5……届かない!体力4!
ブラックハウンド:「イヤーッ!」 アキュムレートのフトコロ奥深く踏み込んでカラテ・パンチが刺さる。
アキュムレート:「ヌ・・・・・・グワーッ!」 カラテミサイルの連続発射でスタミナを枯らしたか!かわしきれずパンチ直撃!

ロイコクロリディウム:やっと一発入りましたね
ワッツアップ:ほんと粘るなぁこのヌケニン
NM:グエン・ニンジャのニンジャソウルでも持っているのか?

ブラックハウンドの一撃がアキュムレートを捉えたが、なおアキュムレートは奮戦する!ワッツアップがサツバツ!を発生させたものの、僅かに残った回避ダイス1でアキュムレートは攻撃回避!なんたるタフガイであろうか!

ワッツアップ:「テメッコラッザッケンナコラーーー!!クタバレテメッコラーーー!!」
アキュムレート:「無意味!この程度で私のカラテ、揺らぎはせぬ!」

しかしアキュムレートのカラテミサイルもまた三忍には当たらず。このイクサはどちらかが倒れるまで終わらない、過酷なデス・レースの様相を極めてきた!

カゲロウ:「……質が落ちてきていませんか?アキュムレート=サン。いつまで持ちますかね?」
ワッツアップ:「ソウカイヤナメテンジャネッテメッコラーーーーッ!!!!」
アキュムレート:「ぬかしておれ。長引かせてシックスゲイツの援護でも期待しているのなら、無駄な試みだと言っておくぞ!」

一方その頃、一足先に離脱しホテル前の地上に待機していたロイコクロリディウムは、その場連続側転を行っていた!
これは単なる側転大好きマンではなく、次ターンに回避ダイスが増えるという連続側転の効果を活かしアンブッシュに備えているのだ。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

続く12ターン目、戦局には大きな変化!

ブラックハウンド:5d6
DiceBot : (5D6) → 21[4,3,6,2,6] → 21
NMサツバツ!
ブラックハウンド:サツバツ! ヨッシャオラー!
アキュムレート:2D6 ダイス2個回避!
DiceBot : (2D6) → 7[4,3] → 7
カゲロウ:ヒット!パワリオアー!
アキュムレート:回避は成らず!ブラックハウンドのカラテが唸りアキュムレートへ迫る!
ブラックハウンド:satubatu
DiceBot :サツバツ!(4[4]) → 「逃げられるものなら逃げてみよ」敵の脚を粉砕!:1ダメージを与える。さらに敵の【脚力】が1減少する(最低値は1)。残虐ボーナスにより【万札】がD3発生。この攻撃を【カルマ:善】のモータルに対して行ってしまった場合、【DKK】がD3上昇する。
ブラックハウンド:1D3
DiceBot : (1D3) → 1
NM:ブラックハウンドは万札:1!アキュムレートは脚力1減少!

ブラックハウンド:「イヤーッ!」ブラックハウンドはアキュムレートに急接近、強烈なローキックを彼の足に見舞いそれを粉砕!
アキュムレート:「シマッタ!」 カラテミサイルを放つべく踏みしめた脚を狙われ脚部骨折!弁慶の泣き所粉砕!
ブラックハウンド:「カゲロウ=サンばかり、気にしていたが見誤ったのではないか?弾切れになってから、逃げようとはいかぬぞ。」
アキュムレート:「グヌゥゥーーーッ、図に乗りおって!」

続くカゲロウの攻撃をアキュムレートはすんでの所でかわす。しかし!

ワッツアップ:6D6>=3
DiceBot : (6D6>=3) → 11[3,2,2,2,1,1] → 11 → 成功
ワッツアップ:攻撃集中してなかったら失敗じゃねーか!!!!
アキュムレート:残りダイス1個で回避!
アキュムレート:1d6
DiceBot : (1D6) → 1
ワッツアップ:なんだこれ
アキュムレート:揺り戻しがきたな

ワッツアップ:「アアアアッナメテンジャネッテメッコラーーーー!!!!イヤーーーーッ!!!!」
ワッツアップ:己のカラテを悉く回避されたワッツアップの攻め手が精細を欠く!が!それが却ってカゲロウのカラテとの時間差を生じる!
アキュムレート:「くっ、猪口才な……グワーッ!」 片足粉砕により俯瞰によるカラテ状況判断が出来ず!戦局は俄然アキュムレートの不利に傾く!
ワッツアップ:「アアッ……ヤッテヤッタゾテメッコラーー!!!!クラバレッコラーーーー!!!!」怒号!!
アキュムレート:湯舟へ叩き込まれ水飛沫を上げながら倒れ込んだ!
アキュムレート:しかし不透明な湯の中から光が煌めき……ソウカイヤの戦士達へと容赦なく牙をむくのだ!

セントーを破壊せしめんとするかのように荒れ狂うカラテミサイル!しかし、三忍は油断なくミサイル回避!

カゲロウ:「イイイイ……イヤーッ!!!!」バグ・ツメがカラテミサイルを飲み込む!霧散!
ワッツアップ:「フーッ……フーッ……」荒れ狂う怒りを拳の一撃に込めたワッツアップは、逆に冷静さを取り戻していた!
ブラックハウンド:「フンッ! 見きったと言っている。」僅かなステップだけでかわす。
ワッツアップ:「それでソニックブーム=サンのカラテを上回っただと?ヌカセ!!」
カゲロウ:「……最期の足掻きは終わりましたか?ああ、スミマセン。あなたの足は折れていましたね……我々に食らいつけ無いのも仕方ないことだ」
アキュムレート:「言わせておけば、グズどもがあああッ!!」
ワッツアップ:「余裕なくなったってツラしてんじゃねえかエエッ……ご自慢のジツ全部かわされて屈辱かテメッ……」
ワッツアップ:「だがなテメッコラ……一番屈辱なのはな……飼い犬に後ろ足で泥塗られたラオモト=サンだコラーーーーーーッ!!!!」

その頃ロイコクロリディウムはその場連続側転を行っていた!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ブラックハウンド:攻撃集中、近接攻撃、追い詰めますよ。
ブラックハウンド:5d6
DiceBot : (5D6) → 21[6,2,3,5,5] → 21
アキュムレート:2d6 回避ダイス2!
DiceBot : (2D6) → 7[3,4] → 7
アキュムレート:ハード・モードで回避成らず!
ブラックハウンド:ザブンと湯船に飛び込み、アキュムレート体躯を掴むと、角に叩きつけます。
ブラックハウンド:「動けぬなら、こちらから湯にはいってやろう。そろそろ大人しくしろ、アキュムレート=サン」
アキュムレート:「グワーッ!」 湯舟の角激突!実際湯舟は硬質であり、かなり痛い!
アキュムレート:「ク、沈みゆく船もわからぬサンシタどもめが……!ニンジャスレイヤーなどという狂人一人に手玉にとられるようなソウカイヤなど、遅かれ早かれ朽ちゆく定めだと言うのだ!」
ブラックハウンド:「しかし、ラオモト=サンが何も手を考えていないとは思えない。ニンジャスレイヤーの運もいつまで続くとは思えんな。」
ブラックハウンド:「いずれにしてもソウカイヤが潰れる前に貴様は今夜、ここで死ぬのだ。せいぜい、他人の心配より今のイクサに集中するのだな。」

アキュムレートの残り体力は僅か1!彼の命の灯火は今正に消えようとしているが、なおもアキュムレートは食い下がる!カゲロウのサツバツ攻撃、ワッツアップのカラテを回避!

アキュムレート:力の配分などもはや考えてはおれぬ!今アキュムレートが考えるべきは、イクサを長引かせ援軍の到着を頼る事!
アキュムレート:奇しくも先程己が放った言葉がブーメランめいて己の首を絞めることとなっているのだ!ナムサン!
アキュムレート:(((負ける訳にはいかぬ!今ここで生き延びたとて、ソウカイヤのサンシタにやられたとあってはザイバツでの出世は望み薄!)))
アキュムレート:(((私は辺境の一ニンジャで終わるような器ではないのだ!)))
アキュムレート:ブラックハウンドへ近接集中カラテ攻撃!
アキュムレート:5d6
DiceBot : (5D6) → 20[3,6,4,5,2] → 20
ブラックハウンド:6d6
DiceBot : (6D6) → 17[1,3,3,1,5,4] → 17
NM:近接回避値はHARDでも5!成功である!
ブラックハウンド:ではそのカラテを正面から、受け止めます。犬面の眼穴から冷たい眼光が光る。
ブラックハウンド:「もう終わりだ。ヤバレカバレではないか。」
アキュムレート:あえて残った脚を使い敵の意識外から下段足払いをしかけ、姿勢が崩れた隙に全力のカラテを叩き込む!
アキュムレート:しかしバーチャルなタヌキ皮で勘定をしても意味がない!その目論見は崩れ去ったのだ!
アキュムレート:「グ・・・・・・バカナ・・・・・・!」

その頃ロイコクロリディウムはその場連続側転を行っていた!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

そしてニンジャのイクサはついに14ターン目に突入する。
読者諸氏には、このデス・ナンバーに馴染みのある者も多かろう。
ゴー・トゥ・14」は「貴様は死ぬ」という死刑宣告を意味する恐るべきスラングである!コワイ!

カゲロウ:6d6
DiceBot : (6D6) → 16[3,1,1,4,6,1] → 16
カゲロウ:サツバツではないですが当たれば死です!いい加減避けないで下さい!アキュムレート=サン!……
アキュムレート:2D6 回避!
DiceBot : (2D6) → 6[4,2] → 6
アキュムレート:回避ならず…命中!

カゲロウ:「……ハイクを詠みなさい、アキュムレート=サン」
カゲロウ:ブラックハウンドの攻撃を回避したアキュムレートだったが、おお、見よ!その顔にはバグ・ツメが添えられている!
ワッツアップ:「ジゴクの河原でラオモト=サンに詫び石詰み続けろッコラーッ!!トドメヲサセー!!」
アキュムレート:「バ……」
アキュムレート:「フザケルナー! 私はこんなところで終わるニンジャでは……」
カゲロウ:「イヤーッ!」
アキュムレート:「アバーッ!」
アキュムレート:カゲロウのバグ・ツメが振るわれ、アキュムレートの顔を粉々に砕く!アキュムレートの顔はネギトロめいて弾け飛び、セントーを彩る紅のシミとなった!
アキュムレート:「サヨナラ!
アキュムレート:アキュムレートは爆発四散し、人型の焦げ跡を残し消え去った。7ターンにも及ぶ長き闘争は、ここに終わりを告げたのだ!

カゲロウ:「ミッション・コンプリート」カゲロウは無機質に背を向けた。そしてアキュムレートの所持万札:5を入手!
ブラックハウンド:「手間取らせやがって、裏切り者が。」
ワッツアップ:「死ぬまでソウカイヤにメイワクかけやがるクソが……」ワッツアップは爆発四散痕に唾を吐いた。
カゲロウ:『ロイコクロリディウム=サン、今アキュムレート=サンを殺しました』無機質IRC通信!電波を通して更に無機質!
ロイコクロリディウム:『ターゲット抹殺完了ですか? いやあ三人がかりともなると流石ハヤイっすね、お見事です』
ワッツアップ:(嫌味言ってんのかこいつ?)ワッツアップは内心不愉快に訝しんだ。
ロイコクロリディウム:『見張っててヘリだの増援来る気配も今のところないですが、ミッションは完了したのでもう帰ります? 誰がくる予定だったか知りませんが』
カゲロウ:「……どうします?」二忍を見やる。「私はすぐ帰るのも残るのでも、どちらでも構いません」
ロイコクロリディウム:『なにか気になることがあるんならおれもいきますが もしザイバツのニンジャでも殺せればボーナス入るかもしれないけど欲張って死んだら終わりですんでどちらでも』
ブラックハウンド:「残ってザイバツの誰が引き抜きをやっているのか確認しておいた方がいいと思うが」
ワッツアップ:「こんな大事なデータ持ったまま寄り道して、あらぬ疑い掛けられたいか?」
カゲロウ:「フーム……意見が別れましたね」
ブラックハウンド:「ソニックブーム=サンのことが心配なら、連絡をしてみるか?なんなら俺、1人残っても構わないが」
ワッツアップ:「随分な自信だなエエッ、大したもんだな」
カゲロウ:「ブラックハウンド=サンのカラテを低く見るわけではありませんが、実際危険ですよ」
ブラックハウンド:「何、俺にはムテキ・アティチュードのジツがある。格上と分かれば、相手のことだけ調べて戦略的撤退をするつもりだ。」
カゲロウ:「フム……」一理ある。しかしムテキを使っても彼が逃げ切れるだろうか?……カゲロウは考えないことにした。

NMと。君達が今後の動向を相談する中、どこか剣呑なアトモスフィアが漂う。

NMは、ここで無言のダイスを振る。これは何を意味するのか?
ソウカイヤに仇なす狂人、赤黒の殺戮者の視線が、こちらを射抜いているのではないか……!?

NM:2d6
DiceBot : (2D6) → 6[3,3] → 6

……ここまでのDKK最大値は、ロイコクロリディウムの4。死刑宣告を告げる魔のダイスが温情を見せたのか?あの恐るべき「wasshoi!」のシャウトが聞こえる様子はない。狂人への恐怖は実際杞憂であり、ほっと胸をなでおろした方も多いだろう。では、今まさにホテルへと迫り来る驚異的な威圧感は、一体何だと言うのか!?
屋上の様子を眺めていたロイコクロリディウムには、それが見えたかもしれない。巨大な翼を広げ、象牙色の装束を身に纏い、屋上へ舞い降りたニンジャの姿が。
単独で飛行しホテルへと舞い降りたそのニンジャの名を知るか、知らぬかは別として、そのニンジャが卓越したワザマエを持っていることは間違いなく察することができたであろう。
彼はザイバツにおいて類まれなる実力を兼ね備えたニンジャに送られる階級、マスター階級に位置する一人であり、ザイバツ・シテンノに名を連ねる者。
アイボリーイーグルである。

■アイボリーイーグル
カラテ		:8	体力	:8/8
ニューロン    	:5	精神力	:5/5
ワザマエ	        :10	脚力	:5
ジツ		:0	万札	:10
装備   :炸裂グレネード用ボウガン(遠隔武器、ダメージ2)
スキル  :『連続攻撃2』『連射2』『焼夷弾』『エアロカラテ』『邪悪なサディスト』

◇焼夷弾:
遠隔武器、連射3、ダメージ1。ミッション中、三度まで使用可能。

◇エアロカラテ:
移動の代わりに使用。空高く飛び上がった直後、急降下攻撃を繰り出す。
マップ内で視界が通っている好きな場所へと、直ちに移動する(これを着地点と呼ぶ)。
着地点と隣接する敵1体は、この移動終了時に自動的1ダメージ(回避は『U-HARD』で可能)。
終了後に、アイボリーイーグルはそのまま通常どおり近接攻撃を繰り出せる。

◇エアロカラテ(完全脱出):
移動の代わりに使用。【精神力】1消費。
そこが屋外である場合、即座にマップから脱出できる。

◇邪悪なサディスト:
『サツバツ!』によって敵を殺害するたびに【精神力】を1回復。
また、モータルの拷問や脅しに関係するあらゆる判定の難易度が1段階下がる。

◆忍◆ ニンジャ名鑑 ◆殺◆
【アイボリーイーグル】 
「ザイバツ・シテンノ」の一人。
背中に巨大な翼をバイオ移植され、足も巨大なカギ爪となっている。
大空を飛翔し、地上に縛られた敵を一方的に攻撃して倒す。
寡黙な男で、心の奥底の邪悪な性質を自ら他者に明かす事は無い。

カゲロウアイボリーイーグル=サン……!?
ロイコクロリディウム:キャー! シテンノ!
ブラックハウンド:おおちゃんとデータがある。
ワッツアップ:あっこれは無理だな~~~~(察し
ブラックハウンド:エアロカラテで逃げられてしまうなこれきっと

ロイコクロリディウム:「おいおい、生身で飛べるの? ヘリもヒモも無しでぇ?」
ロイコクロリディウム:『ニンジャ来ましたよ! たぶんザイバツ』
ワッツアップ:「やべえぞ!本当に来やがった!撤収しねえと!!」
ロイコクロリディウム:『屋上で単身生身で着地したらしいです ジツかサイバネかで飛べるやつです ヘルカイト=サンだって凧使ってやっと飛んでるのにズルイやつですね』
カゲロウ:「単身ね……嫌な予感がします。私は帰りましょう。ミッション達成重点です」
ワッツアップ:「俺はズラかるぞ!!カゲロウ=サン!!フロッピー持って脱出するぞ!!」
ワッツアップ:ワッツアップは気が気でない!速やかにこの場から撤収しなければならぬと本能が告げているのだ!
ロイコクロリディウム:『強そうなんで手に負えるか負えないかで言うと負えなさそうだとおれもおもいます 遠目で見ただけなんで信用されんでも仕方ないですけど』
カゲロウ:『報告ありがとうございます。了解しました』「ですね。命が大事。ワカル」その声はやはり平坦だった。
ロイコクロリディウム:『少なくともフロッピーだけはもってかえってくださいね 残りたいんなら止めないけど残りたい人だけでよろしく』
ワッツアップ:「お前さんまで自殺志願者だったら、ぶん殴ってフロッピー奪ってでも逃げるところだったぜ」
カゲロウ:「戦果も上々です」脈絡なくオイランを抱える!その顔は相変わらず無!「ご心配なく。戻りますよ」
ワッツアップ:抜け目なくオイランを抱きかかえるカゲロウの姿に、ワッツアップも邪悪な略奪行為の発想を得た!連鎖!
NM:DKKも+2増加なのだなあ

カゲロウ、ロイコクロリディウム、ワッツアップは得体の知れぬニンジャを確認すると、即座に行動に移る!セントーにいたオイランをもののついでに拉致すると帰還体勢に入った!オイランは、回収して売却することで万札の足しになるのだ!
……では、ブラックハウンドは?

ブラックハウンド:『見張り、アリガトウゴザイマス。』
ブラックハウンド:アイサツしてから逃げるとして、どうなれば逃げ切れたということになりますか?
NM:地上マップ端まで移動できれば逃げ切れたという扱いにします
ブラックハウンド:なら一人でも相手の名前と戦い方を調べて逃げることはできるかなあ。幸いPCの後にNPCの行動順だから。

ブラックハウンド:「テキザイテキショ、俺は殿を務めてあのザイバツのニンジャの名前と戦い方を持ち帰る

NM:ではブラックハウンド=サン以外の三人は逃走ですね
NM:アイボリーイーグルは屋上からしばらく動きません
ロイコクロリディウム:ブラックハウンド=サンしなないで……生き残ってふわふわローンを返済して!
ワッツアップ:「ブラックハウンド=サン、俺はお前さんの先陣切るカラテのことはマジに評価してたんだぜ」
ブラックハウンド:「ワッツアップ=サン。今宵の別れのようなことを言わないでくれ。ザイバツに自分のことも判断できないサンシタがいると思わせてムダ死になんて、ソウカイヤのニンジャとしてできんよ」
ワッツアップ:「だったら引き際は間違えんじゃねえぞ!……もう間違えてんのかも知んねえけどな!ガハハ!」
ワッツアップ:「……」
ワッツアップ:「オサキ!!」
ブラックハウンド:「皆、データは頼んだ。オタッシャデー!」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ワッツアップ:『LAN野郎、お前は先に撤収しとけ。俺達もすぐに離脱する。オーバー』
ロイコクロリディウム:『心配されんでも逃げます オタッシャデー』

カゲロウ:「……何が正解かというのは、終わるまでわかりません」扉の向こう側へ、低い声を響かせる。
カゲロウ:(あのアキュムレート=サンが正解だった可能性さえ、無いわけではない。もっとも、彼は爆発四散してしまったが)
カゲロウ:「私も首尾よく行くことを祈っていますよ。では、ロイコクロリディウム=サンとワッツアップ=サンに続きます」
カゲロウ:「オタッシャデー」

ワッツアップ:『ブラックハウンド=サン、お前さんが自分で決めたことだからこれ以上余計な茶々は入れねえ』
ワッツアップ:『ソウカイヤの矜持をザイバツのクソに思い知らせてやれ』
ワッツアップ:『あと、死ぬなよ。オーバー』
ワッツアップ:そのままネオサイタマの夜の闇へと消えていきます。……離脱完了!

カゲロウ、ロイコクロリディウム、ワッツアップは地上から離脱!
一人残ったブラックハウンドは、屋上へ降り立ったアイボリーイーグルへ向かう!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ブラックハウンドは考えた。
今、本当に屋上に上がってしまってよいものだろうかと。
一人になることで、カジノからのアガリの回収も思いのままでは、
せめて、スシバーでイクサの前にスシを調達してきてもよかったのではと。
ハラが減ってはイクサも出来ぬと古来より言われたことではないか。
しかし、ザイバツVIPとアキュムレートの待ち合わせ時刻が分からない以上、やって来ないアキュムレートに痺れを切らしてVIPが帰ってしまう可能性があった。
そうなると、報告に一人何もせず遅刻をしてしまうことを詰められ、
分け前を十分に預かれないかもしれない。
そうなればローンを返せず、死あるのみである。
ここまで来たら、覚悟を決めるしかないのだ。

ブラックハウンド:エレベータで屋上へ向かいます。高速側転しながらボタンを押し移動。

ブラックハウンドはエレベータで屋上へと移動。そしてエレベータが開くと同時、屋上に残っていたクローンヤクザの片方へスリケン投擲!

ブラックハウンド:エレベータが開いたと同時にスリケンが飛来する!
ブラックハウンド:ヤクザが倒れるとブラックハウンドの姿がアイボリーイーグルの眼に映ります。
クローンヤクザ:「グワーッ!」 クローンヤクザの額にスリケン着弾!ヤクザは緑色の血を流しながら倒れ伏す!
NM:カーテンめいて視界を覆っていたクローンヤクザの向う側にはアイボリーイーグル。
NM:彼もまた、エントリー者をその視線で射抜いていた。動揺の気配はまるでなく、むしろ待ち構えていたかのように!
ブラックハウンド:「ドーモ、ハジメマシテ。ソウカイ・シンジケートのブラックハウンドです。」
アイボリーイーグル:「……ドーモ。ハジメマシテ。ザイバツ・シャドーギルドより参りました、アイボリーイーグルです」

アイボリーイーグル:「ソウカイ・シンジケートか。アキュムレート=サンはいないようだな」
ブラックハウンド:「彼はもうここには来ない。ソウカイヤの裏切り者として我々が処分したのだ。」
アイボリーイーグル:「だろうな。その様子では残せた物もないと見える。仕方のないことだ」
ブラックハウンド:「アイボリーイーグル=サン、ヒキヌキ行為はムダだ。こちらの情報を盗んで何を考えているか分からんが、ザイバツがソウカイヤを出し抜けるとは思わぬことだな。イナカヤクザが。」
アイボリーイーグル:「ソウカイヤが裏切り者をみすみす逃がすほどの腑抜けであれば、マルノウチ抗争で我等が完全なる勝利を迎えていただろう」
アイボリーイーグル:「……そして、生憎とアキュムレート=サンとの交渉は我々にとってついでのようなものだ」
ブラックハウンド:「何が目的だ?」
アイボリーイーグル:「答える必要はない」
アイボリーイーグル:「ついでのついでによって死にゆく者には、知ったところで何の意味もない……」
ブラックハウンド:「(目的……まさかアガリの回収か? これ程のニンジャをその程度のお使いに出すとは思えない)」
ブラックハウンド:「この俺がザイバツに殺されるだと? たかが、サンシタと侮られるのは不愉快だ」
アイボリーイーグル:「……仲間を逃がす殿のつもりであれば、アッパレだがな」
ブラックハウンド:「さあ、どうかな。」
アイボリーイーグル:「良かろう。ハイクを読める程度の暇は与えてやる……」
アイボリーイーグル:それだけ呟くと、アイボリーイーグルは腕組みを解き、背中の翼を広げた。カラテ体勢に入ったのだ!
ブラックハウンド:「ハイクを読む気はない。それは今日ではない。」
ブラックハウンド:アイボリーイーグルの動きを見たブラックハウンドもイクサに集中せねばとカラテ体勢に入った。

アイボリーイーグル:アイボリーイーグルは炸裂グレネード用ボウガンでブラックハウンドを射撃!
アイボリーイーグル:10d6
DiceBot : (10D6) → 31[3,2,1,4,4,5,3,1,3,5] → 31
アイボリーイーグル:アイボリーイーグルはボウガンを構え、未だタタミ6枚分ほどの距離を離れたブラックハウンドへ向け弓を弾く!
アイボリーイーグル:その弾は……おお、ナムアミダブツ!単なる矢の類ではない!炸裂グレネード弾だ!

アイボリーイーグルは、「速射2」のスキルを持っているが、このスキルが適用されるのは本人のスリケン攻撃のみ。所持している武器「炸裂グレネード用ボウガン」に速射はなく、よってこの攻撃は一度の回避成功でノーダメージに抑えることができる。

ブラックハウンド:「(なんと面妖な武器だ。しっかり目に焼き付けておかねば)」
ブラックハウンド:了解。2点が1発ですね。
ブラックハウンド:つまりジャブだ。
ブラックハウンド:回避5個使います。
ブラックハウンド:5d6
DiceBot : (5D6) → 24[6,4,2,6,6] → 24

アイボリーイーグル:アイボリーイーグルの感情はその顔から読み取れない。そして、不意にボウガンからグレネード弾が放たれる!
ブラックハウンド:高速跳躍、ブラックハウンドはグレネードが起爆するよりもすばやく飛び退る。
クローンヤクザ:均衡が破れたその瞬間、クローンヤクザもチャカを取り出し射撃!「ザッケンナコラーッ!」
クローンヤクザ:3d6 チャカ・ガンの射撃だ!
DiceBot : (3D6) → 13[4,4,5] → 13
ブラックハウンド:3d6
DiceBot : (3D6) → 6[3,2,1] → 6
NM:回避判定値はNORMALの4…失敗である!
ブラックハウンド:「グワーッ!」
アイボリーイーグル:アイボリーイーグルの放ったグレネードは、壁を背にしたブラックハウンドの逃げ場を淀みなく奪った!
アイボリーイーグル:その隙を余さずクローンヤクザが射撃したのだ!なんたるワザマエ!複数人での戦いに卓越している!
ブラックハウンド:「(ロイコ=サンが屋上のヤクザをかく乱していなければ、もっと状況は悪かっただろうな」
ブラックハウンド:「クソがっ。邪魔なクローンヤクザだ。」

カゲロウ:目的、何なんでしょうね 倉庫になにかあったりしたかな
見学:カジノの売上
カゲロウ:妥当な線なんですけどなんかみみっちく聞こえてしまいますね
ブラックハウンド:そっちだと、アガリの回収という名目が立つな。
ブラックハウンド:確かにみみっちくは。
カゲロウ:でもザイバツって戦力が豊富ですからね 実際ワカラナイ
ブラックハウンド:ウカツに喋らないだけ、サンシタではないのがよく分かる。
ブラックハウンド:上の上はなんとか、報告時に実態はともかく相手が敗走したことに持ち込めたらってところだなあ。
ブラックハウンド:時間長くなるけど、彼の真の目的が気になってきたなあ。万札ならカジノだけど、倉庫が怪しいと見た

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

続くターン、ブラックハウンドは残るクローンヤクザをスリケン殺。アイボリーイーグルとのタイマンに持ち込んだ。
ブラックハウンドは連続側転を行い回避ダイスを確保しつつ、カウンターカラテを警戒しスリケンでアイボリーイーグルへ攻撃を続ける。しかし、アイボリーイーグルはブラックハウンドの攻撃を尽く回避!

ブラックハウンド:「飛べるとは小癪な。」
アイボリーイーグル:「クク……己が持ち得る全てを使うのがニンジャのイクサだ。そして、我がカラテによって貴様は死ぬ」
アイボリーイーグルアイボリーイーグルはスキル「エアロカラテ」を使用!
アイボリーイーグル:アイボリーイーグルはブラックハウンドの隣接マスへ着地し、そして自身の隣に接する敵へ回避難易度U-HARDの1ダメージを与える!
NM:U-HARDの回避達成値は6!
ブラックハウンド:6個で回避。
ブラックハウンド:いややっぱり8個だな。
ブラックハウンド:こういう相手のワザをかわしてやりたい。
アイボリーイーグル:エアロカラテの後にアイボリーイーグルは通常近接攻撃も繰り出せるが…
ブラックハウンド:冷静になります。
ブラックハウンド:4個
ブラックハウンド:4d6
DiceBot : (4D6) → 16[5,6,1,4] → 16
ブラックハウンド:回避ヤッター
NM回避!
アイボリーイーグル:「イヤーッ!」 アイボリーイーグルは空高く飛び上がり、ブラックハウンドへ高速落下突撃!
ブラックハウンド:着地の衝撃が走る瞬間、ブラックハウンドもバックステップ。
アイボリーイーグル:接地直後に地を蹴り、勢いのままブラックハウンドへ追いすがる!
アイボリーイーグル:連続攻撃2!ダイスは4:4だ!
アイボリーイーグル:4D6 *1
DiceBot : (4D6) → 12[4,3,4,1] → 12
アイボリーイーグル:4D6 *2
DiceBot : (4D6) → 20[3,6,5,6] → 20
ブラックハウンド:ダイス2:2
アイボリーイーグル:2成功と3成功(サツバツ)!
ブラックハウンド:2D6 *1
DiceBot : (2D6) → 10[5,5] → 10
ブラックハウンド:2D6 *2
DiceBot : (2D6) → 9[3,6] → 9
NM回避!
アイボリーイーグル:「イヤーッ!」 勢い拳を振り下ろし、そのまま側転の勢いでカギ爪を天から叩きつけんと迫る!アブナイ!
ブラックハウンド:カギ爪をテッコでパリィ、金属音が響く!
ブラックハウンド:「それが見たかったのだ。ようやく、本気を出してきたな。」
ブラックハウンド:「(しかし、屋内でもそのワザマエ使えるものかな…フフ)」
アイボリーイーグル:「なるほど。その機械仕掛けの腕は相手にすると厄介だな」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

NM:ニンジャのイクサは続き、戦いはついに20ターン目へと突入する!
NM:そして双方2ターン無傷の状態が続いたことにより、ハードモード・アトモスフィアが周囲に漂うのだ!

ブラックハウンドは高速側転でエレベータへと移動し、スリケン投擲!アイボリーイーグルは攻撃をかわす!
そして続くアイボリーイーグルのエアロカラテ攻撃!しかし難易度U-HARDの回避にはヤバイ級の幸運を必要とする。逞しくブラックハウンドは回避に挑戦するが、ダイス目は失敗を告げる!1ダメージを受けるのは避けられない状況……だが!

ブラックハウンドムテキ・アティチュードを使用します。
NM:ムテキ!
ブラックハウンド:「流石に何度も避けられないか、奥の手だが仕方ない。」
NM:精神力を1消費してニューロン+ジツでNORMAL判定を行い、成功すればムテキ・アティチュードが発動する!
ブラックハウンド:高速側転してるからHARD?
NM:回避後の行動だから能動的行動ではない…と思う
NM:相手の攻撃を受けるという選択肢に基づきムテキを行うので、受動的行動と判断します

後にこの疑問には公式で回答が送られました。アリガトゴザイマス!
ムテキ使用は受動的行動であり、連続側転後の難易度上昇には当たらないのだ!

ブラックハウンド:6d6
DiceBot : (6D6) → 13[1,1,4,3,3,1] → 13
ブラックハウンド:セーフ! アブナイ!
アイボリーイーグル:「イヤーッ!」アイボリーイーグルはブラックハウンドの上空から急降下激突!
ブラックハウンド:その直前、ブラックハウンドの身体が金属めいて硬質化していく。
アイボリーイーグル:「む!」 アイボリーイーグルは不審を抱いた。確かに空中からの急降下ケリは命中した。しかし肉を切り裂く手応えがないのだ!
アイボリーイーグル:「そのジツ……ムテキか。芸達者だな」 そのまま傍に降り立ち、カラテを構える。
アイボリーイーグル:無為に攻撃を続け、体力を消耗させる必要はない。敵が我慢を切らして動き出した時が勝機である。
ブラックハウンド:「このくらいは知られているか。ザイバツにもムテキの使い手がいてもおかしくはないか」
ブラックハウンド:「ただのサンシタではないと言っただろう。」
アイボリーイーグル:「その小癪なジツが絶えるまで貴様を嬲るだけよ」
ブラックハウンド:「そんなことができるかな。その翼があっても、屋内では思うように戦えまい。」

なんたるタツジン!ザイバツでも屈指のワザマエを誇るザイバツ・シテンノを前に、ブラックハウンドは一進一退の攻防を繰り広げている!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

次のターン、ブラックハウンドはエレベータに搭乗し階下へ向かう!
叶わぬと見て逃走行為に移ったのか?勿論退路の確保は重要だ。だが、ブラックハウンドは決して尻尾を巻いて逃げるのみではない!アイボリーイーグルのエアロカラテは、視界の通った地上でしか使えない。屋内の相手へは強襲を仕掛けることが出来ないのだ。
フーリンカザンはニンジャのイクサにおいて勝負の決め手となる重要な要素だ。ブラックハウンドは短いイクサで相手の得手を見抜き、十全に力を発揮できぬ環境へと誘い込んだのだ!
しかし、この企みさえもブラックハウンドの数ある策の一つに過ぎず、本命ではない!彼の目的は5Fの倉庫にある。ザイバツがシテンノを派遣するほどの理由は、データディスクとは別にあるのではないか?その疑問を確信へと至らせるため、ブラックハウンドは駆ける!

NM:倉庫へ降り立ったブラックハウンド。
NM:そこには倉庫内部へ至る扉の警護を固めるヤクザが二人!
NM:油断なくエレベータを監視する、ショットガンを構えた私兵ヤクザが。そして見よ!もう一人は、巨大な身体で扉の前に立ちはだかるスモトリヤクザである!
ヤクザ:「ダッテメッコラー!!」 *ヤクザが突然の来客を鋭く威圧!

ブラックハウンド:アイエ! スモトリ!?
ワッツアップ:アイエエエエ!
カゲロウ:ウワッ、"アタリ"だ!
ロイコクロリディウム:まあいるだろうなと思ってたので突っ込まなかったんだけども
ブラックハウンド:ロイコ=サンのカンの良さよ。
ワッツアップ:ほんとこういうところで死線の見抜き方が強い

ブラックハウンド:「(ただのホテルの倉庫に、スモトリとは厳重すぎる……)」
ブラックハウンド:「(アイボリーイーグルの狙いはやはりこの中にある!)」

ブラックハウンドは即刻スリケンを放ちヤクザの首を跳ねにかかる。
しかし、スモトリが壁となり、背後に控えるショットガンヤクザにスリケンが届かない!ナムアミダブツ!

ヤクザ:「グワーッ!」ブラックハウンドの投擲スリケンはスモトリヤクザの身体に突き刺さる!しかしスモトリは倒れない!
ヤクザ:ヨロシサンが世に放った危険薬物を摂取したスモトリは、その分厚い肉の脂肪が装甲となりヤワな攻撃では死に至らぬのだ!スモトリの体力3!

ヤクザ:ショットガンヤクザはスモトリの身体を盾に侵入者へショットガン発射!「テメッコラー!」
ブラックハウンド:ダイス4つで回避します。
ブラックハウンド:4d6
DiceBot : (4D6) → 14[3,6,2,3] → 14
NM:ショットガン回避!
ヤクザ:そしてスモトリヤクザは侵入者を通さない!扉の前から動かずハリテ攻撃を行う!
ブラックハウンド:4d6
DiceBot : (4D6) → 19[5,4,5,5] → 19
ブラックハウンド:「イヤーッ! この中身を確認するまでは死ねるか。」
ブラックハウンド:ショットガンの弾を弾きつつ、ハリテを返します。
ヤクザ:「ハッキヨイ!」スモトリにとってワン・インチ距離における立ち合いは得手!しかし、ニンジャの筋力を前にはモータルの力はあまりに無力!「グワーッ!」スモトリの体力2!

ブラックハウンドまずいこれHARDアトモスフィアのままだ。
ブラックハウンド:ザコがザコじゃない……

アイボリーイーグルはブラックハウンドに追い縋り、階段を高速で駆けおりてきている。即ち、彼らのイクサはまだ終了しておらず、ハードモードも解除されていない。その状態で、眼前のヤクザ二人を相手にしなければならないのだ!アブナイ!

アイボリーイーグル:「屋内に逃げるか。どこに逃げるつもりかは知らんが…」
アイボリーイーグル:「箱を使うなら、その天井を貫き舞い降りるだけよ」 連続側転移動!
アイボリーイーグル:10d6
DiceBot : (10D6) → 32[5,2,2,2,4,6,1,6,3,1] → 32
アイボリーイーグル:脚力2倍の10! 宙を舞い降りるかのように階段を急降下!

ブラックハウンド:このゲームの移動力の差ってかなり出るなあ。
ワッツアップ:あっという間に追いつかれそう
NM:脚力、ヘルカイトが4な一方でヒュージとアースが6だったりするので割と個人差が大きい
見学:巨大扇風機がある場所なら脚力10発揮できそう

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ブラックハウンド:スモトリの間をすり抜けて連続側転!戦うことが目的ではないのだ。
NM:側転成功!連続側転によりヤクザを潜り抜け、ブラックハウンドは倉庫内部へ侵入!
NM:倉庫の内部には雑多な用具に紛れ……タカラバコめいて厳重に保管された金庫!

倉庫の中には、三つの金庫トレジャー。隣接してその他の行動を行い、判定に成功することで開くことのできるトレジャーだが、その中に一つ、★マークが輝くレア・トレジャーが存在した!
他の金庫はカラテ、ニューロン、ワザマエいずれかのNORMAL判定で開く簡素な金庫だが、★金庫はニューロンによるハッキング以外の判定は全てHARD!あからさまに重大に管理されているのだ!

ブラックハウンド:ヒラタイステニンジャであるブラックハウンドは、常に最適な実力を発揮できるのだ。問題ない。
ブラックハウンド:★金庫をニューロンで判定して解錠します。
NM:OK 判定値はNORMAL!
ブラックハウンド:側転してるからHARDかな。
ブラックハウンド:5d6
DiceBot : (5D6) → 20[1,5,3,5,6] → 20
ブラックハウンド:成功!「さて、ザイバツめ、何を隠している。」

NM:ではトレジャーは奥ゆかしく開き……中から現れたのは……巨大な鉄塊のような……
NM:如何なる術によってか、謎の変形を起こし……斧のような形をとった、いや、巨大な鋼鉄のマサカリである。
NMその表面には、「テツノオノ」の銘が刻まれていた。

ロイコクロリディウムザ・ヴァーティゴ=サンのテツノオノ?! 何故こんなところに?
ブラックハウンド:そういう重要NPCのものの可能性が?
見学:重要NPCっていうか……なんか……いや重要なんだが………
ロイコクロリディウム:ザイバツ、ニンジャレトリックやアーティファクトとかも集めてるし、その一環なのかもしれませんね
ロイコクロリディウム:三神器とかも集めてたし
カゲロウ:情報だけじゃなくアーティファクトも献上してうまくザイバツに取り入ろうとしてたのかなあ、アキュムレート=サン
見学:めちゃくちゃ有能なニンジャなのでは?
ブラックハウンド:アキュムレートの株が上がる。

ブラックハウンド:これって有名なものですか? ブラックハウンドは知ってますかね。
NM:知名度はゼロに等しい。しかし、このオノはなんか……わからないが……ふしぎな力をひめている。
NM:オノの表面に刻まれたカタカナの銘から、なんらかの力が発せられているのだ。
NM:ブラックハウンドは、装備品「テツノオノ」(近接武器、ダメージ2、攻撃判定時ダイス+2)を入手!

ブラックハウンド:ヤバイくらい強くて笑う
カゲロウ:ダイス+2実際強いですね……
ロイコクロリディウム:地の文がフワッとした説明しかできないニンジャアーティファクト
ロイコクロリディウム:INWとかにもっていけば解析してくれるのかなあ……
ブラックハウンド:このヤバさ、一人で知ったまま、ソウカイヤに提出しないのもありに思えてきた。でも出世に乗れそうだな。
NM:ジツかどうかもわからないルーン・カタカナで物質の定義を書き換えているので、そもそもあれが何なのかは誰にもわからない。ミーミーも知らないと言っている。
NM:この武器性能が妥当なのかもわたしにはわからないし、きっとわかる日はこないだろう。たぶん。

ブラックハウンド:その斧を手に取ります。
ブラックハウンド:「なんだこれはサッパリなんだか分からないが、このアトモスフィアは……実際とても価値を感じる」
ブラックハウンド:「間違いないな。これがアイボリーイーグルの言っていた目的だな」

ブラックハウンドはそのまま背後のスモトリヤクザへスリケン遠隔攻撃するが、側転による難易度上昇が仇となり攻撃失敗!

ブラックハウンド:「さて、後は撤退だ。」

しかし、上空から急降下してきたアイボリーイーグルは連続側転移動によりブラックハウンドへ肉薄!エレベータを使って降りたブラックハウンドに、僅かな手番でもう追い付いてきたのだ!ゴウランガ!

アイボリーイーグル:ヤクザを押しのけ、倉庫へとエントリーし……そのままの勢いでトビゲリを仕掛ける!近接連続攻撃2!
アイボリーイーグル:4d6 *1
DiceBot : (4D6) → 12[3,4,3,2] → 12
アイボリーイーグル:4d6 *2
DiceBot : (4D6) → 17[5,3,6,3] → 17
ブラックハウンド:「チッ、もう追いついて来やがったか」
アイボリーイーグル:後者成功!

ブラックハウンド:この後は、ショットガン→スモトリの順ですよね?
NM:NPCの行動順は……NMがその時々で自由に変えられるのだ!
ブラックハウンド:了解です。じゃあ両方の攻撃が来ると思っとかないと。
ブラックハウンド:4d6
DiceBot : (4D6) → 15[4,3,2,6] → 15
NM:アイボリーイーグルのトビゲリ回避!

ブラックハウンド:オノの刃の反対側で受け止めます。
アイボリーイーグル:「ムッ!?」 渾身のトビゲリが受け止められ、驚愕の声が漏れる!
ブラックハウンド:「なんだ? 先ほどよりも自然と身体が動く……」
ブラックハウンド:(オノで回避ダイスは増えない、ブラックハウンドのサッカクである。)
アイボリーイーグル:「……抜け目のないニンジャめ。逃げ回るネズミと侮ったようだ」
ブラックハウンド:「ハハハッ、これが狙いだったようだが、残念だったな。」

ヤクザ:「ドッソイオラー!」その背後からスモトリが突進!アイボリーイーグルは狭い倉庫を空中バク転退避!
ヤクザ:ヤクザは突撃によりブラックハウンドの傍まで移動し、近接攻撃!
ヤクザ:3d6
DiceBot : (3D6) → 10[3,6,1] → 10
ブラックハウンド:2d6
DiceBot : (2D6) → 8[6,2] → 8
NM:スモトリのハリテ回避!
ヤクザ:さらに背後からショットガンヤクザが飛び出し、ショットガン構え!「チェラッコラー!」
ヤクザ:3d6
DiceBot : (3D6) → 11[4,5,2] → 11
ブラックハウンド:2d6
DiceBot : (2D6) → 10[6,4] → 10
NM三連続攻撃回避!ワザマエ!
ブラックハウンド:ブラックハウンドはアイボリーイーグルを注視し続けたまま、続けて回避。
ブラックハウンド:「こいつらとのイクサにも慣れてきたぜ。サラバだ。アイボリーイーグル=サン」
アイボリーイーグル:「チッ!すばしっこいネズミが…」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ブラックハウンドは精神力を使い、連続側転を確定成功させる。もはやアイボリーイーグルの相手をする必要はないと見定め、確実なる逃走への道を選択したのだ!
ブラックハウンドはエレベータで1Fへ降り、ホテルロビーへ。そこには、エントリー時にロイコクロリディウムがカナシバリ・ジツを用いてインタビューを行い、縛られ放置されたホテルボーイが横たわっていた!

ブラックハウンド:モータルもついでに刺しておくかな。
NM>ついでに<
ブラックハウンド:ブラックハウンドは完全にいい気になっている。
NM:スリケン投擲攻撃を行うなら、モータル相手であれば自動成功だ。相手は縛られているし。
ブラックハウンド:ではスリケン投擲、「俺は今、気分が乗っている。」
ブラックハウンド:「このオノをモータル風情に見せてられるか。」少しオノに魅入られている
ホテルボーイ:「アバババーッ!!」 ホテルボーイ無残!
ホテルボーイ:ホテル受付というセッキャク行為で日銭を稼いでいた青年は、ニンジャ達の強襲により訳も分からぬまま死に耐えた!ショッギョ・ムッジョ!
NM:さしたる理由なく無抵抗の相手に唐突な死をもたらしたブラックハウンド=サンにDKK+3である!

ロイコクロリディウム:あっ温情をかけておいたモータルが
カゲロウ:特に意味のない邪悪!
ロイコクロリディウム:まあいいか
ワッツアップ:格上を翻弄し、血中アドレナリンが高濃度分泌だ!
ロイコクロリディウム:DKK稼いでおくと危険もあるけどいいこともあるからね しかたないね
ロイコクロリディウム:ニンジャになって日が浅いので強そうなアーティファクトに魅せられるのも仕方ないのだ
ブラックハウンド:万が一、ニンジャスレイヤーが出てきそうでも写真を握り潰せば安心。
ブラックハウンド:このくらい気楽にモータルを轢き殺していってもいい気はしてきましたね。
NM:モータルを気ままに殺戮し弄ぶニンジャは実際珍しくないのだ。ナムサン!
ロイコクロリディウム:殺したり見つかったりするのがイヤなロクロリディウムの方がめずらしいロールプレイだと思います

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

そのまま、続くターンでブラックハウンドはホテル脱出!地上へと至る!
アイボリーイーグルは手近な部屋の窓を破り、地上へとその姿を現した!移動動の最中、蹴破られたドアの下敷きとなったモータルが死んだが彼に躊躇はない!
しかし、彼がブラックハウンドを視認した時には、既に彼は戦域を離脱するべく駆けだしていた!

ブラックハウンド:窓から飛び降りようとしているアイボリーを見上げ
ブラックハウンド:「遅かったな。アイボリーイーグル=サン、その自慢の翼もやはり、屋内では使い物にならなかったか」
アイボリーイーグル:「貴様ァーッ!」
ブラックハウンド:「ハハハハッ、ソウカイヤ。いや、このブラックハウンドを甘く見たツケだな。今度こそ、本当にサラバだ。オタッシャデー」

アイボリーイーグルは追いすがる!しかし、行く先には降り注ぐはネオサイタマ特有の重金属酸性雨!当然ニンジャであればこの雨程度に怯むことはなし。しかし、その巨大な翼で果たして雨中をも滑空できるのか?
……アイボリーイーグルは、その答えを知らぬ!無論、ザイバツ・シテンノの力を持ってすれば、眼前のニンジャ一匹追いかける程度訳ない事。しかし『注意は一秒、後遺症が死ぬまで』。ウカツにより行動不能となれば、後の作戦行動に支障が出るのだ!
5マイル先まで霧。アイボリーイーグルは、追跡を断念せざるを得ない!

アイボリーイーグル:「……クソーッ!」

巨大なテツノオノを抱えた黒犬は、ネオサイタマの闇の中へと消えていった。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ワッツアップ:シテンノを出し抜いた……実際スゴイ
ロイコクロリディウム:競り勝ったスゴイ
カゲロウ:勝てずとも負けなければ良い……!!!
ワッツアップ:正直無謀では?と思ってしまったのがスゴイシツレイであった……キンボシ・オオキイですよこれは!
NM:実際NMも驚いているのだ!
ロイコクロリディウム:全員生存オメデト!
見学さも当然のように生きて帰ってきたツラをしているが報酬がないと海に浮かぶのである
見学:カネ足りてなかったら実際カラテ始めるのあるのかな
カゲロウ:楽しそうですね ローン生存を賭けた暗黒ニュービーバトル

NM:では諸君は任務を終え、任務を承ったアジト……十把一絡げのドージョーを改造した、急造アジトへと集合した。
ソニックブーム:「……さあて、テメェら。随分派手に大立ち回りしてきたらしいじゃねえか。 エエッ?」
NM:集合した君達を迎えたのは、ミッションを発令した時と同様。シックス・ゲイツのソニックブームだ!
ワッツアップ:カープ・オン・マナイタめいた脂汗!「と、とんでもごぜえません。ヘヘエ」
カゲロウ:カゲロウは体を器用に縮めて体育座りしている。実際小さい。膝に沈んだ顔は相も変わらない無表情だ。
ブラックハウンド:ブラックハウンドは不敵な笑みを浮かべている。余裕の様子だ。
ロイコクロリディウム:「(仮眠とってたしまだ寝ぼけてる)」
ソニックブーム:「アキュムレートのクソは無事に仕留めて、データも持ち帰ってきた……言われたコトくらいはわかってたらしいな?」
ワッツアップ:「ヘ、ヘヘェーッ!」
ソニックブーム:「ついでに、何やらわざわざネオサイタマくんだりまでお越しになったザイバツのクズと遊んでやったと言うのは…」
ブラックハウンド:「私です。」
ソニックブーム:「アー、そうだな。ブラックハウンド=サン。テメェだ」
ブラックハウンド:「アイボリーイーグルと名乗るザイバツニンジャが現れましたが、差し支えなく。一撃ももらわずにあしらって来ました。」

屋上でアイボリーイーグルと蓮健したクローンヤクザには一発貰っている。

ブラックハウンド:「ヒキヌキがムダだと教えてやりましたよ。」
ソニックブーム:「その鷹ヤロウがどンな奴かは知らねえが、元気に遊んでやったそうじゃねえか」
ロイコクロリディウム:「(ソニックブームのことは実際苦手なので話かけられないならほかの人にマルナゲしておこ……)」
ソニックブーム:「テメェらの実力で独断の先行は関心しねえ。わざわざチームにしてやった意味がねえからな。ワカルナ?」
ワッツアップ:「モシワケゴザイヤセン!モシワケゴザイヤセン!」土下座!
カゲロウ:床と同化するのではないかという勢いで微動だにしない……。
ソニックブーム:「だがあのクズ共に恥をかかせてやれたのは実際イイ気味だぜ。 悪くねえ」
ブラックハウンド:「しかし、こちらから相手の情報を戦うことで抜いて報告できれば幸いと思いましてそんなところです。」
ブラックハウンド:「次からは気をつけますよ。」相変わらず、不遜な態度である。
ソニックブーム:「空を飛ぶニンジャは実際油断ならねえからな……ヘルカイト=サンに押し付けられるシゴトが増えて何よりだな?」
ロイコクロリディウム:「(一人で鉄火場ヤッツケテ自信つけてきたんだなあ)」「(まだ借金あるっぽいのに)」
ソニックブーム:「レイジーレイヤーとかいう野良ニンジャを逃したのは難だが……ソウカイヤにも属さねえサンシタのクズだ。関係ねえな」
ワッツアップ:「ハハーッ!」
ブラックハウンド:「次に会った時は仕留めてやりますよ」
ソニックブーム:「ま、テメェらの実力にしちゃよくやったぜ」
ワッツアップ:ワッツアップは下される評価への不安に押しつぶされたように平身低頭し、汗まみれである!なんたるサンシタ態度!
ロイコクロリディウム:「有難いお言葉です」(モソモソした喋り方)
ソニックブーム:「そう遠くねえ頃に次のミッションを通達してやる……それまで英気を養っておけよコラー」
カゲロウ:「私にはとんでもないお言葉です。ええ」(そ声平坦)

ブラックハウンド:「あとは、アイボリーイーグルの口振りとしては、本命は裏切り者との取引や引き抜きではなかったようです。」
ソニックブーム:「ア?」
ブラックハウンド:「ザイバツはどうやらアーティファクトを集めているらしく、その動きには注意をした方がよいやもと。ラオモト=サンや他のシックスゲイツの方々にお伝えください。」
ソニックブーム:「ハァー……アーティファクト。オバケめいたジツの力でも探してやがるのか? とんだコシヌケだぜ」
ワッツアップ:上司に対し憶測で物を語るブラックハウンドをワッツアップはよほど殴って黙らせようかとの考えがよぎる!だが……出来ない!彼はザイバツのニンジャと相対していないのだ!何も語れる立場にはない!

ブラックハウンドは、さも手柄を得たかのようにザイバツの行動を報告する。しかし、当のザイバツが求めていた謎のアーティファクト……テツノオノについて、彼は秘匿した。

ソニックブーム:「頭の片隅には留めておいてやる……んじゃ、こいつが今回のビズの成果だ」
ロイコクロリディウム:「(よかった報酬だ ホッ)」
カゲロウ:「(安い 安い 実際安い……)」その無表情脳内ではネオサイタマ広告音声がネンブツめいてリピートされていた!
NM:そういうと、ソニックブームは紙束を乱雑にタタミの上へ投げ出した。万札である。それも20枚!
カゲロウ:「(ハッ、報酬)」
ロイコクロリディウム:「へへえー」
ワッツアップ:「アリガトゴザイヤス!!アリガトゴザイヤス……!!」
ブラックハウンド:「(当然、あれだけの動きをしたのだから高いだろうな…ん……たった20枚だと?)」
ブラックハウンド:「(これはいわゆるピンハネ……?)」
カゲロウ:「アリガトゴザイマス」長身を伸ばして平伏!「光栄に存じます」
ソニックブーム:「ローンだかなんだか知らねえが、わざわざインストラクションをくれてやった奴が雑に消えるのもめんどくせえ」
ソニックブーム:「適当にテメェらで山分けしろ。不満があるなら小指一本で片付くようなバイトでも見つけるんだな」
ブラックハウンド:「(表情が顔に出てしまったか……)」「(いや、俺には犬の面があるはずだ……)」
ワッツアップ:「ご厚情アリガトウゴザイマス!!アリガトウゴザイマス!!」更に深々と土下座!
ブラックハウンド:「アリガトウゴザイマス……」
ロイコクロリディウム:「ソニックブーム=サン、ドーモアリガトゴザイマス」
ブラックハウンド:「(この様子では一人、異議を申し立てるのもできないではないか、これでいいのかコイツらは。)」

ソニックブーム:「んじゃ、俺はそろそろ帰るぜェー……出来の悪い新入りをみっちりシゴいてやる必要があるからな」
ワッツアップ:「オツカレサマデス!!」
ソニックブーム:「短い休暇を楽しむんだな。オタッシャデー」
NM:引き留める声がなければ、ソニックブームは不遜な足取りのまま帰ってゆく。
カゲロウ:「ハハァー、オツカレサマデス。ソニックブーム=サン……」
ロイコクロリディウム:「オタッシャデー」
カゲロウ:「オタッシャデー」
ブラックハウンド:「オツカレサマです。オタッシャデー」彼の声には力がなかった。
ロイコクロリディウム:もっともらえると思ってたんだな……

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

NM:というわけでPC達は4人合わせて万札:20を入手、加えて全員名声+1
ワッツアップ
:さて……山分けタイムな?
NM:山分けタイムであり…売却タイムである!
NM:ロイコはオーガニック・スシを。カゲロウとワッツアップは各々、オイランを戦果として得ている!
NM:オイランはソウカイネットを通じて【万札:D6】で安全に売却できる。オーガニック・スシは、もし売却するのであれば【万札:D4】で売れるだろう。
カゲロウ:じゃあ売っときましょうか。
カゲロウ:1d6 オイラン販売
DiceBot : (1D6) → 3
カゲロウ:ヘイキンテキだ
ワッツアップ:当方も売却するぞよ
ワッツアップ:1D6
DiceBot : (1D6) → 3
ワッツアップ:ヘイキンテキですね

彼らは見事ミッションを達成した。しかし、ワッツアップ以外の三人の脳裏には、ふわふわローンの影が付き纏う!
10万を期限までに用意できなければ、彼らはネオサイタマの暗部へと送られ、バイオスズメの餌となる悲惨な末路が待っているのだ!なんたるマッポー的食物連鎖であろうか!ニンジャといえど明日の命は分からない!
枕を高くして眠れる安寧の日々をネオサイタマで迎えられるのは、ごく僅かなカチグミに過ぎないのである!ショッギョ・ムッジョ!

ロイコクロリディウム:「ンンー 全員で折半したら5枚ずつになるけど、おれァ皆さんからみたら細々した仕事しかしてないんで……できるんなら3枚もらえればいいかな」
ロイコクロリディウム:「アー、今日は見た感じ一番仕事頑張ってたのブラックハウンド=サンだと思うけど、あと報酬はほかの三人でドーゾ」
ロイコクロリディウム:3枚あればスシも売らずに済む
ブラックハウンド:ブラックハウンドはテツノオノという戦果も得てしまった。この先の扱いは彼も迷っている。
ワッツアップ:ワッツアップはロイコクロリディウムの働きを咎め、その取り分を下げてやろうと目論んでいた!……が!先手を打たれた!ここで彼を詰るのは悪手!
ワッツアップ:「チッ……謙虚で殊勝な心構えなこった」
ロイコクロリディウム:「(この三人なら一番話が通じそうなのオイヌサマな気がするんで、優しくしておこう)」「(目上には小心者なヤクザ、キライ!)」「(カゲロウ=サンはよくわからない)」
ワッツアップ:ロイコ=サンからも露骨に嫌われていた 当然である
ロイコクロリディウム:ドッグとモンキーの仲ですね(ワッツアップとロイコロ)
カゲロウ:「フーム、ロイコクロリディウム=サンがそういうならばそれでいいでしょう。しかし17枚を3人で分けるのは実際算数の問題ですね」
ワッツアップ:「そりゃ普通に考えたら3で割って5ずつ、あと2万を二人でどうにかするって感じだろ」
ワッツアップ:「……俺は按分した額の5万でいいぜ」

ブラックハウンド:「ワッツアップ=サン、悪いが、9万は貰いたい。」
ワッツアップ:「な!?」
カゲロウ:「フム……(5万でいいと言おうとしたのですが)ム?」
ワッツアップ:「チッ……」その提案は実際不服である!ブラックハウンドは言うなれば勝手に暴走しただけだ!
ワッツアップ:しかも彼のイクサは、ザイバツニンジャの首級を持ち帰ったならともかく、成果を出していないのだ!
ブラックハウンド:「あのソニックブーム=サンも俺には消えて欲しくないらしいからな」
ブラックハウンド:「あの様子だと、追加の俺の働きがなければ、10万や15万だったとしても驚かないね」
ワッツアップ:「ブラックハウンド=サン、いくらなんでもそりゃあ……フッカケすぎじゃねえか?自分でそう思わねえか?」
ブラックハウンド:「ワッツアップ=サン、ソニックブーム=サンに言いように使われ過ぎだ。」
ブラックハウンド:「あの状況で一人、異議を申し立てるのもいかがと思っていたが、あれはつまり」
ブラックハウンド:「俺に分け前を十分寄越してくれるものだと思ったんだが」
ワッツアップ:「チィーッ……」
ワッツアップ:ワッツアップはその言葉には内心同意しない!何がどう評価されたのかなど、ソニックブームの言葉からは一切明らかでない!
ワッツアップ:だが……この交渉相手はザイバツの幹部級ニンジャと思しき者と相対し、五体満足で生還したのだ!
ワッツアップ:しっぽを巻いて逃げだしたワッツアップは心理的負い目と、そして何よりブラックハウンドのカラテ潜在力を恐れている!
ロイコクロリディウム:「いいじゃねえですか……ソニックブーム=サンだって言ってたでしょうよ、ローン払えねえでニンジャがバラされるのもつまらないんだし」
カゲロウ:(タタミを眺めている)(しかし話を聞いてはいるようだ)
ブラックハウンド:「迷うのであればカラテで決めてもいいのだが、ソニックブーム=サンもてめえらで勝手にしろと言っていたからな。」
ブラックハウンド:「できることならあまりそういった手は選びたくないものだ」
ロイコクロリディウム:「足りない人から順番にもっていって構わないと思いますよおれは」
ワッツアップ:「……アア!分かったよ。俺は4万でいい。それで納得だろう?」譲歩!
ワッツアップ:「3・4・4・9!これで20万だ」
ワッツアップ:「言っておくが4から更に下げろって言われたら俺も黙っちゃいねえぞ」
ブラックハウンド:「アリガトウゴザイマス。」先ほどから冷たく輝いていたブラックハウンドの面の奥からの眼光が収まった。
カゲロウ:「デスネー」了承の声。「戦果の程はわかりませんが、我々三人はアキュムレート=サンを爆発四散せしめるために肩を並べた仲です」
カゲロウ:「そういう視点で見るならば了承する他ありません。ユウジョウ」そ声平坦
カゲロウ:(万札を口元の隙間に押し込んでいる)
ブラックハウンド:「ユウジョウ、やはりなかなか悪くない言葉だ」
ロイコクロリディウム:3万もらって、自分の持ってた万札と合わせて、10万になって返済分に達したのを確認して、フェーってなります
ワッツアップ:チームミッションとして挑んで取り分が減らされたことに対してワッツアップは不服千万だが、彼の得た金額は実際決して少なくはない
ワッツアップ:ワッツアップはこれで12万かな
カゲロウ:実際多い
ロイコクロリディウム:「ハーッ、これで安心して明日の朝も迎えられます、ようよう寝れそうです」
ロイコクロリディウム:「んじゃおれ風呂いって寝るんで……この急増アジト風呂ありましたっけ?」

ロイコクロリディウム:風呂の有無は大事なんですよNM!!トイレと同じくらい大事なんですよ! どうでしたっけ
NM:フロがない元ドージョー、イヤすぎる
NM:のであります(清潔度はお好みで)

ブラックハウンド:オフロ、ヤッター
ロイコクロリディウム:「よし、先に言わせてもらうとおれの風呂は長いです。40分は何人たりとも近寄らないで欲しい」
ロイコクロリディウム:ロイコクロリディウムの眼は、ミッションの時より3割増しでマジである
ロイコクロリディウム:「一番風呂の責任として掃除はしておきますんでェ! アバヨ!!」
ロイコクロリディウム:めっちゃテンション高めに退出します
ブラックハウンド:「結構。俺の働きはロイコクロリディウム=サンのおかげでもあったからな。」
カゲロウ:「良い湯を。オタッシャデー」
ロイコクロリディウム:あくせく働いたあとの長風呂は何にも勝るぜ!それが明日の命が保証されてる時ともなればな! あとは特にしたこともないです
ロイコクロリディウム:強いて言えばマルチタッパーのスシがダメにならないように冷凍処理もしました 以上です
ワッツアップ:(チッ……ブラックハウンドめ、デカイ顔しやがって……)ワッツアップは内心毒づいた。
ワッツアップ:(だがまだ俺にはカラテが足りねえ……全てを屈服させる圧倒的カラテには遠く及ばねえ)(カラテ研鑽を積んで……そしていつかこの野郎に、吹っかけやがったことを後悔させてやる!)
ワッツアップ:ワッツアップは心の内で、野心の炎を燃やす……!
カゲロウ:各々の内心様々な中、徐に直立する。異様長身が天井まで伸びた!
カゲロウ:「そんなに疲れていないので、私は人狩りでもしてきます」
カゲロウ:そうそうこういうわけなのでオタッシャデーとか何とか言いながらネオサイタマの闇に消えていきました。
ワッツアップ:ワッツアップも以上ですね。
ブラックハウンド:ブラックハウンドはローン返済に落ち着きつつ、入手したテツノオノの扱いに思いを馳せるのだった……
ブラックハウンド:以上です。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

心の奥底でめいめいの想いを抱き、ソウカイニンジャ達の夜は更ける。
これは、重金属酸性雨が降り注ぐ暗いネオサイタマの空の下では、ありふれた光景にすぎない。人を超越したニンジャの身であろうと、皆が皆生きるか死ぬかの瀬戸際を綱渡りしている。過酷なネオサイタマの地では、支配者と被支配者の立場は容易く変動するのだ。
一夜の安寧を手にした彼らが、果たしてニンジャとしての旅路を続けられるのか……それはブッダでさえもわからない。ドクロめいた赤い月はネオサイタマのネオン光を見下ろし、「インガオホー」と呟いた。
その下では、赤黒い装束が風に揺られ、緩やかにたなびいていた。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


NM:というわけでニンジャスレイヤーTRPG初体験卓はここで終了です。NM:オツカレサマドスエ!
ワッツアップ:オツカレサマドスエ!
ブラックハウンド:オツカレサマドスエ!
カゲロウ:オツカレサマドスエ!
ロイコクロリディウム:オツカレサマドスエ!

ブラックハウンド:3・4・4・9、自分で要求しておいてながらえげつない。4人のミッションとは思えない。
ブラックハウンド:でもピンハネはあるってー
NM:まあ他のメンツは道中でコソドロしたりスリしたりユウカイしたりして集めた結果だからな…
ロイコクロリディウム:こういう時のために私腹を肥やしておきましたろいころ
ブラックハウンド:たくさん報酬あるとこの辺、緩くなりますからね。面白い。
ロイコクロリディウム:参考までに考えてないかもしれないが家族の写真って誰が写ってるんでしょうかね(二人ぐらいもってたはずだけど)
カゲロウ:二人全然家族の写真りませんでしたね(控えめでない邪悪の気配もそこまでなかった)
ブラックハウンド:妻と子かなあと薄ぼんやり考えてた。
ブラックハウンド:もう家族のもとには帰らないけど。
ロイコクロリディウム:なんとなくそんな気がしたけどブラックハウンド=サン、妻子持ちか~ いいね……
ロイコクロリディウム:妻子を捨てたニンジャが妻子を殺されたニンジャに殺されるかもしれないんでしょう いいよ
ブラックハウンド:もしもフジキドがそういう執念でニンジャを追っていると知ってしまうと、彼に殺されるときには思い出してしまうんだろうなあ。
ブラックハウンド:1ツイ爆散してる彼らにもそういう日常があるんだろうなあ。
ワッツアップ:色々と思いを馳せますね!
ロイコクロリディウム:返ってこなかったサンシタニンジャのヤサで冷蔵庫の中のタベモノや万年床のフートンが腐って朽ちていく様子、ワビサビを感じませんこと?
ロイコクロリディウム:主人がもう帰らない部屋……
ワッツアップ:情緒な……
ブラックハウンド:ショッギョムッジョ
ロイコクロリディウム:モータルのヤクザもそんな部屋があるんでしょうけども 今回死んだホテルボーイとかもな……
カゲロウ:死の上に物語が成り立っていることよ……
NM:用意された世界観の中で、サンシタニンジャとしてふるまえるというのが面白い
NM:下にはモータルやヤクザがいるし、上にも名だたるニンジャが山のようにいる
NM:ついでに判定ダイスがほぼ全て1d6なので唐突なオフライン・セッションでも準備が容易であるのもポイント
ワッツアップ:モーゼス=サンがTRPG畑に造詣が深いというのが実際よくわかるシステムな

ロイコクロリディウム:次ものらくらやってるうちにやれる仕事が終わってるぼうきれがやりたい
ロイコクロリディウム:あと余暇でカラテ鍛えたい……
ロイコクロリディウム:銃弾一発で気絶するニンジャはさすがにつかいづらいぞ! ボンクラ立ち回りでそれっぽくはなったが
ワッツアップ:がんばってショットガン即死しない程度のニンジャになろうね 命があればね
NM:ナンシー=サンがカラテ1な一方で体力2なんだな…
NM:ナンシー=サンより物理肉体が脆いニンジャ
ワッツアップ:なんか研鑽積んだんだろうな だってナンシー=サンだもんな
NM:なんだかんだそのへんのモータルよりはカラテの腕前はありますからね(多分)重火器も使える…

夜も遅いので集った面々はここで解散し、感想戦などは後日持越しとなった。今回のセッションにて誕生したニンジャ達が再びミッションに駆り出され、カラテを振るう機会があるのか?そして、あの赤黒の殺戮者に遭遇してしまう日は来るのか?それはブッタのみぞ知る未来である。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
(「ヴィラン・ダズ・ノット・ライブ・クワイエットリィ」 おわり)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

◆最終PC結果◆

◆ニンジャ名:カゲロウ
カラテ		:6	体力	:6/6
ニューロン	:4	精神力	:4/4
ワザマエ	        :6	脚力	:3
ジツ		:0	DKK	:2
万札		:0	名声	:1

ジツ	:※ノーカラテ・ノーニンジャ
所持品	:戦闘用バイオサイバネ(近接攻撃ダメージ+1)
◆ニンジャ名:ロイコクロリディウム
カラテ		:1	体力	:1/1
ニューロン	:4	精神力	:4/4
ワザマエ	        :4	脚力	:2
ジツ		:1	DKK	:4
万札		:0	名声	:1

ジツ	:カナシバリ・ジツ(移動開始前に使用。敵を自由に操る)
所持品	:ZBRアドレナリン注射器
         オーガニック・スシ
	 生体LAN端子(ニューロン判定ダイス+1。ハッキング判定ならさらに+1)
◆ニンジャ名:ワッツアップ
カラテ		:6	体力	:6/6
ニューロン	:3	精神力	:3/3
ワザマエ    	:5	脚力	:3
ジツ		:0	DKK	:2
万札		:12	名声	:1

ジツ	:※ノーカラテ・ノーニンジャ
所持品	:家族の写真
◆ニンジャ名:ブラックハウンド
カラテ		:4	体力	:4/4
ニューロン	:5	精神力	:5/5
ワザマエ    	:5	脚力	:2
ジツ		:1	DKK	:6
万札		:0	名声	:1

ジツ	:ムテキ・アティチュード(ダメージを受ける時、そのターン中のダメージ無効化)
所持品	:家族の写真
	 テッコ(カラテ判定ダイス+1個、回避ダイス+1個)
	 テツノオノ(近接攻撃、ダメージ2、攻撃判定時ダイス+2)

※画像素材出典元
http://www.ashinari.com/2017/02/01-394803.php?category=43
足成の写真
https://nippori30.com/
フォントはトゲトゲロック と、ロゴジェネレーターのドット画像生成

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