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スプリンターズS 最終結論

長ったらしく書いても仕方ないので簡潔にいきます!

2024年

スプリンターズS

本命は…

◎マッドクール

これでいきます。
しゃばい本命で申し訳ありません。もっと穴をいきたい本音、考えに考え抜いた結論として何度もたどり着いたのがこの馬でした。

1、まず、大前提に”道悪が良い”とあまりにも思われすぎている。

この馬が4連勝をした
3歳未勝利1400m1:20:4
1勝クラス1200m1:06:9
2勝クラス1200m1:07:7
3勝クラス1200m1:07:2
これら全てが同条件よりも早い時計での高速決着であり、むしろ道悪よりも高速時計に滅法強い馬であるのは明々白々。

土曜日の中山芝はやや時計が掛かり出したものの、例年に比べてもまだまだ時計は早い部類になる。
恐らく決着時計は1:06:後半から1:07:3の間になると想定すれば最もこの馬が浮上してくる。

2、枠順
4枠7番と絶好ポジを取れた。肝心なのはその並びである。
内を見ても中団で足を溜めたい馬が多く配置された。

問題はママコチャとの兼ね合いで、イン2列目の絶好ポジを取れないんじゃないかという懸念もあるがゲートと二の足の速さがマッドクールの方が明らかに早い

2023スプリンターズS
ゲート後

去年も赤帽子だったママコチャは黄色帽子だったマッドクールを先に行かせていたし、マッドクールの方が絶好位をつける確率が高いと思う。

多くの予想家は『近走は展開に恵まれた』『道悪の方が〜』なんて言うが、

展開に恵まれる為の安定したゲート、二の足とポジショニング性能、更にそれを最大限活かしきれるのが彼の最大の武器なんじゃないのか?

と私は強く言いたい。
欲しいポジションがすんなり取れる彼こそが最大の武器と言っていい。
そして何よりも今回もそのチャンスを活かしきれる枠順になり、今回も恵まれるレース展開になる事が容易に想像できる。

国内G1をタイム差なしで連対し、それでいてもまだ1番人気ではない。
あまりにも舐められすぎてないか…?
最も弱点がない馬はマッドクールだ

高松宮記念とスプリンターズS、どちらの競馬場・馬場でも問題なく成績を残し、かつ先行脚質の彼が最上位と素直に評価したい!

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他馬短評と印


トウシンマカオ【対抗】

動画では外枠必須と言った馬がまさかの神の1枠に入ってしまった。
やはり外をストレスなくダイナミックに走らせた時のパフォーマンスレベルが高いこの馬にとっては困った枠を引いてしまった。
正直消そうとも思ったが…あまりにも最内で嫌われすぎているなという印象。

だがどうだろう。
前走の『左回りが苦手』で嫌った人が痛い目を見たように本当に内枠が苦手なのだろうか?一旦思考をロックせずに新馬戦から見返してきた。

まず左回り苦手説、これは我々の思い込みだったのかもしれない

新馬戦、そして次走のG2京王杯では東京新潟と左回りで問題なく連帯していたし、その後のクロッカスSを東京で勝利した。
中京の1200m、シルクロードSは内前3頭決着を大外枠かつ後方から4着まで詰めてきている。この時の上位3頭は後のG1馬マッドクール、ファストフォース、そしてナムラクレアを考えればむしろ走っている方だったと言っても良かったのかもしれない。
そして高松宮記念の2走は左回りよりも”雨”による道悪の影響が大きかっただけではないか?

こう言うことが内枠ダメ説にも勝手に刷り込まれてるかもしれない。

実際に内枠を引いたレースは
函館SS
スワンS
高松宮記念
京王杯SC

それ以外はというと見事に外枠しか引いてない。
”外枠に実績がある”ではなく”外枠をよく引いてるだけ”
本当にこれが真理なんだよ多分。

・函館SSは実際に1枠で好走しているだけではなく、前のテイエムトッキュウが下がってきた事によってトウシンマカオ自体に不利があった。

・スワンS、京王杯SCは共に1400mだっただけ

・高松宮記念2024は道悪がそもそもの原因。

これを正しくこの馬の解像度を上げると…

内枠でまともに1200mを走ったレースがなく、内枠が完全に苦手と言う立証にならない。

この盲点をまさにつくべきではなかろうか。内枠を克服した場合の最大打点は恐らく彼が最も脅威。
過去9年間で7回馬券内になっている神の1枠を引いたのなら菅原とトウシンマカオをちょっと信じてみたくなった。

ウインマーベル【紐】

YouTubeの固定コメにも記載したように
内枠×良馬場(高速馬場)
これが絶対条件。そしてそれを引き当ててしまった。ウイングレイテストが大外枠に入ってしまったからウインマーベルと印を交換。
ただどうしても勝ち切るイメージは全く沸かない。3着まで。
正直あんまり買いたくない🤣

ナムラクレア【紐】

正直全く買いたくないが一応抑えまで。
散々内枠を引き、それでもG1のタイトルは手に入れられてない。
YouTubeでも話したように最も不向きなコースレイアウトであり信頼を置くことはできない。
更に前走は不利があったとは言え、直線クリアになってからの伸びは精彩を欠いていた。年齢的な衰えもあるのかもしれないし強調材料は少ない。
だがリスペクトを込めて紐。本音は消し

ママコチャ【対抗】

最も無難な相手と言ってもいい。重馬場ならば消しだが良馬場濃厚で高速馬場継続ならば嫌うだけ無駄。
前走は内前有利展開を差されてしまったものの、緩め残しの仕上げかつ牝馬で57キロと酷量を背負わされながら、不利な大外枠でロスがあった中でもトウシンマカオ以外のメンバーには一応格好はつけての2着と評価を落とす必要はない。
持ち時計もあり、今の馬場も問題なく去年の再現をしてくれと言わんばかりの2年連続の3枠6番。正直本命と迷ったくらい。

サトノレーヴ【紐】

G1勝った馬が2頭(ママコチャ、マッドクール)がいるのにも関わらず抜けた1番人気はあまりにも過剰人気である。
しかもその2頭よりも遥かに外枠であり、妙味もない。
あとマッドクールを『近走展開向いた』と言っている人、この馬も近2走は内2列目ポケットからロスなく完璧な競馬をしているじゃないかと言いたい。

実績的にはG3を2連勝しただけであり今回のメンバーとは比べものにならない程レベルは上がる。1人気で買う程のリターンが見合ってなくあくまでも紐まで。

ビクターザウィナー【紐】

香港のスプリントは圧倒的に日本馬よりもレベルが高く、素晴らしいゲートの速さ、安定した先行力はまさにこのスプリンターズSにはマッチした脚質である。
ただ、この馬の好走条件は中盤が緩むラップ。
3走前の高松宮記念と4走前センテナリーSがまさにそうで、マイペースに運べるかが重要な馬になってくる。
そういう意味では下り坂スタートで前半から早くなりやすい中山1200mは最もこの馬との好走条件には合わない。更に今の高速馬場もこなせるとは全く思わず正直消しの1頭です。

では何故紐評価か。
ここにきてまさかのピューロマジックが逃げないかも宣言をしている事です(私個人としてはどうせ逃げるんでしょと思ってますが)。
もし仮にピューロマジックが番手、この馬がハナを切るような事があれば天才モレイラによる中弛みラップになった時をケアしなければいけません。
めちゃくちゃだるい…

以上

本命
マッドクール
2列目
ママコチャ
トウシンマカオ
3列目
ウインマーベル
ナムラクレア
サトノレーヴ
ビクターザウィナー

YouTubeの様に5頭だけをピックアップするならこの通りになります↓

正直上位4頭で決まらんかな😛
面白みに欠けるけどッッッ

馬券のお役に立てれば幸いです‼️

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