競馬というゲームについて
はじめに
おはようございます。しゃしゃしゃしゃです。
今回は競馬というゲームについてお話します。
具体的には、「回収率を高める方法」と「メリットを残したままデータを提供することができるのか」ということについて話します。
競馬ってそもそもなに?レベルの人は調べてくださいね。
回収率を高めるたった2つの方法
JRAが主催する競馬はパリミュチュエル方式を取っており、参加者が購入した金額から一定の割合(控除率)を除いた金額を当たり馬券を購入した人に配分するという方式になっています。
控除率は馬券種毎に設定されていて、単勝だったら20%がJRAにひかれた後、分配されます。
つまりどういうことか?
何も考えずに買ったら資金が80%になっていくゲームを繰り返しているっていうことですね。笑えないですね。
じゃあどうすればいいんですか?ってなりますよね。
答えは回収率が高い(期待値が高い)馬券を購入していけば利益が正に収束していきますことです。
つまり当たり馬券を予測するのではなく「期待値が高い馬券(オッズが歪んでいる馬券)」を見つけて購入するということです。
この意味が分からない人はこれからの内容を読んでも意味わからないと思います。まずは馬券裁判の本でも読んでください。
私は、期待値が高い馬券を見つける方法は2パターンあると考えています。
1つ目は過去のデータを解析して過小評価される馬を見つける→馬券裁判で有名な卍氏はこの方法
2つ目は買い目毎の確率を計算し直前オッズなどと比較し、期待値が高いものを見つける→できたらいいよねってやつ
説明していきます。
過去データを解析して過小評価される馬を見つける
例えば「前走が成績4着だったけど1着との差はほとんどなかった場合、次のレースで過小評価される」みたいな要素を組みあわせて回収率の高い馬を見つけ出すことです。
馬券裁判の本に詳しく書いてあるんで興味ある人は読んでください。
ただし、この方法は「公開して知れ渡った段階で儲からなくなる」方法です。
そりゃそうですよね。知った人が資金を投入することで結果的にオッズが下がって回収率が下がります。
そして、公開しなくてもみんなが気づき始めたら終わりです。
大抵の馬券予想ってこの方法ですらないと思っていて、「的中」を狙いに行ってると思います(違ったらすみません)。
超常識的な話ですが「的中率が50%でもオッズが2倍以下の馬券しか買えなかったらマイナス」ですからね。
買い目毎の確率を計算し直前オッズなどと比較し、期待値が高いものを見つける
これはそのままの意味です。
例えば「的中率15%、オッズ8倍」の馬は期待値としては120%なので買い続ければ利益を出すことができます(ベッティング次第では期待値が収束する前に資金がなくなるかもしれませんが)。
極論を言えばすべての買い目についてこの確率が計算されていると期待値が高い馬というのを見つけることができるんですよね。
ほぼ確実に「松風・株式会社AlphaImpact(ウマい馬券に公開してないだけ)・競馬AIゆま」(敬称略)も確率を計算してると思います。
公開しない理由は恐らく「活用できる人が少ない」、「直前オッズと確定オッズのずれが大きくなると自分たちの期待値が下振れする」とかだと思います。
この買い目毎の確率を計算するっていうのが曲者で結構難しいです。
で、私できるようになりました。
誤差なく予測するっていうのは不可能ですけど、実際の的中率より推測した的中率が多少低くなるように予測するモデルを作りました。
こんなん見せたところでなんの証明にもならんわっていう方がいるのは承知の上で見せます(これは馬連の結果です)。
probは予測した的中確率
countはその確率の買い目がどれだけあったのか
retはその予測確率の平均リターン
hitはその予測確率における実際の的中率
的中確率を過小評価気味ですが相関があることが分かると思います。
予測確率12からぶれているのはサンプル数が少ないからです。
過小評価させている理由
投資においてリターンを過大に見積もるのはよくないからです。
逆に過小に見積もってアブナイ勝負には手を出さないって方が断然いいじゃないですか?
オーバーフィッティングさせてんじゃねえのか?って皆さん考えると思うんですけど、全くの未知データに対してプロットしてるのでそれはないと思います。
これを提供しようと思っています。
このデータなら購入者のメリットを残したまま公開が可能だと考えています。それについてはまた今度かけたらいいな。
現在対応している馬券種が「単勝・複勝・ワイド・馬連・馬単・三連複・三連単」で18頭が出走するレースだと1R当たり約6000通りくらいの確率を渡すので活用方法が分かんないと困りますよね。
提供するのはレース前日を想定してます。
簡単にですが、私が想定している活用方法をお伝えします。
1. 確率表を取り込んで、直前オッズと比較して期待値が高いものを購入するシステムを自分で作る
一番この確率表を有効活用できる方法だと思います。
私もこのシステムをつくって運用しようと思ってます(提供することは絶対ないです)。
2. 注目する買い目を絞って半手動運用を行う
自分でシステムを作るのが難しいけどそこそこ時間が取れる人はこれがおすすめですね。(本当は努力してシステム化してほしいところではある)
6000通り全部直前オッズと比較するのは現実的じゃなさすぎるので、券種・予測確率でフィルタリングを行う等して監視する買い目を絞ってください。
単勝馬券に絞ると18通りだけ監視すればよくなります。
組み合わせ馬券を見る場合でもワイドの確率が10%を超えるものだけを監視するなどのようにすれば数を絞れます(ただ、確率が大きすぎるものは買い目数が少ないので塩梅を考える必要はありますが)。
まぁそんな感じでExcelなどを使ってフィルタリングすることで監視する買い目を絞れば十分活用可能かなと思います。
システム化するほうが圧倒的に良いとは思いますけど。
あと、推奨しないけど想定し得る考え方としては予測確率が高いものを購入して勝ち逃げするとかですかね。
直前オッズと比較して期待値が正じゃない場合、数をこなすと損する方向に収束していきますが、運が良ければ勝ち逃げするのに使えるでしょう。
いくらでどうやって提供するのか
まだ決めてません。ただ1R毎販売することはないと思います。
あと、確率表を買ったからと言って利益が出るわけではないことを認識して下さい。
脳死儲かる勢は一生、儲からないと思うので。
理由:
- 期待値を収束させるためには回数をこなすことが重要なのに1Rずつだとシステム化や活用方法を最初から検討しなくなりそう
- そもそも1Rずつ販売するのが面倒
1か月単位での購入みたいな形にすると思うんですけど値段も正直決めてないです。
2日間*12R*2(3)会場*4週間で192(288)レース分なので、1レース200円としたら38400円~とかになりますけどさすがに高いし初期資本大きい人じゃないとリターンより出費がでかくなりそうなので3万円を限度としてさらに人数限定にしようかなとも考えてます。
それでも最低月5000円は取ると思います。自前で解析しようと思ったらデータ利用料とサーバー代金で余裕でこれ以上かかるので。
初月5000円くらいから始めて月が経過するごとに値段を上げていく方式を取るのもいいかなって思ったんですよね。そしたら活用できてその値段の価値が分かる人だけが残りますし。
ただ、そういうシステムが取れるところを知らないっていうのと頑張れば5000円でずっと利用できちゃうと思うのでこれも難しいかなと思ってます。
まぁとりあえずいつから始めるか分かりませんが2週間~1か月分くらいは無料で公開しようと思ってるのでそれを見て、行けそうだなと思えば入ってくれればいいです。
脳死儲かり勢はこのデータを見て心が折れると思うので、多分入らないと思います。
どれだけ興味持っている人がいるかわからないので興味があったらスキしてください。
最後まで読んでくれてありがとうございます。