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ありがとうホーチミン

1ヶ月間のベトナム生活も終わりました。最後にまとめ的なものを書いて、終わりにします。

日本って、すごい国だという事

今までも、2度ほど海外旅行の経験はありました(アメリカ、オーストラリア)。パスポート失効前なんでどちらも5年以上前の話ですが…
その頃は今より考えも浅かったですし親に連れて行ってもらっただけなので特になにかを感じるというよりも楽しかったとか、〇〇が凄かったとか、そんな感想しか抱きませんでした。今回1ヶ月という短くはあるもののある程度まとまった期間を海外で過ごすという経験を(ありがたいことに)させてもらえて、一番強く感じたことです。

特に、言語。
現地語が話せない為、なんとか稚拙な英語とボディランゲージ的なものでコミュニケーションを取っていたのですが、たまに
where are you from?
と聞かれるのでfrom japanと答えると必ずと言っていいほど「ありがとう」とか「こんにちは」と言われます。これってすごいことだと思いませんか?
例えば、街中でポルトガル人に出会ったとしてポルトガル語で挨拶とお礼ができるでしょうか?
(なんとなくW杯の記憶からポルトガルは選んだだけです笑。ちなみにポルトガル語の挨拶はolá、感謝はobrigadoというみたいです)
ポルトガルとかならまだしも、と思う方もいるかもしれませんが、日本語、英語以外で挨拶と感謝が伝えられる人が日本にどれだけいるでしょうか。人口大国の中国語ですらままならない人も多いでしょう。太平洋に浮かぶ小さな島国の言葉がこれほどまで世界中に伝わっているとは思いませんでした。これは本当に、誇れることだと思います。他にも色々な面がありますが、日本ってすごいなと、感心することがたくさんありました。

英語を話せるのはデフォルト

なんか変なタイトルをつけてしまいました。
僕自身話せませんし、大して努力もしていないのですが、本当にこれは感じました。ベトナムなんかはほとんどの人が英語を話せないのですが、たまに英語を話せる人がいたりします。そんな人がせっかくコミュニケーションを取ろうとしてくれてるのに、自分の稚拙な英語のせいで話せないのはかなり自己嫌悪しました。姉にもよく言われていて、今回自分で海外に行き身を持って体感しましたがやはり、英語能力はステータスでなくデフォルトでした。日本で働くならステータスだと反論するなら、別に英語ができる必要性は全くありませんし、外に出て行く以上ステータスという概念は消えデフォルトとなります。つまり、なくてはならないものになる、ということに、実感として気づけました。

海外行くなら、旅行以外で

もし今大学生や高校生で海外に行きたいなら、旅行よりも留学などのために行くことをお勧めします。僕は今回インターンでしたが、その理由を説明します。

①いろいろシャットアウトできる
これがわりと大きいです。
まず、時差を考える必要性が出てきます。国内の人と連絡を取ろうとすると向こうが何時か、を考えなければなりません。ベトナムは2時間しか違わないですが、それでも結構変わります。例えば、9時と思って送ったら向こうでは11時、とかなります。9時と11時だと、連絡を取れる相手も変化するのではないでしょうか。そういうことを考えているうちに、なんとなく「国内と連絡を取る」ことにめんどくささを感じるようになります。そうなることで、少し、シャットアウトできる部分が増えます。そして、自分を見つめ直したり、好きなことに打ち込んだりできるようになります。

これから

この1ヶ月は刺激的で、本当に充実していました。目に映るものは新鮮で、価値観や考え方、視野が大きく変わったように思います。この経験を忘れずに今後生かしていくのはもちろんのこと、どういった形であれ周りの人に還元していきたいと考えています。
また、発展途上にあるベトナムにこの時期に来られたということも大きな意味を持つと思います。聞く話によるとここ20年で急速に発展を遂げたようですが、まだまだ今の日本などとは大きな差があることを実感しました。ですが活気のある人々、街の様子を見ていると、今後どんどんと発展していくだろうと思います。いつになるかわからないけれど、ずっと未来に、自分も成長した姿で、この国の成長した姿を見に来たいと、そんな気持ちにさせてくれる、素敵な国でした。

投稿遅れました。笑

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