個展「写生と水彩2023」振り返り 5 初日の様子
会期中、ギャラリーには絵の具のお試しコーナーなどを置いた。
今回の作品展を通して、スケッチやってみたいな、と思って欲しかったからだ。
最近人気のハルモニアのセットがあるので分離色を試して手にもらったりなどした。
初日、最初に来てくれたお客さま、絵は何年も前から習っているけど先生がご高齢のためいまは先生無しで生徒さんたちだけで自学されているのだそうで、良かったらきてくれないかとのほんのりしたお誘いが…。(これについては後日詳しく書く)
また初日は
そひ高校の時の恩師(国語教員)が奥様を連れてきてくださった。
恩師は数年前校長職で退職して、いまは予備校で現代文を教えているのだそう。いま、授業で教える文章表現と絵を描く時の筋道のようなものに共通項はないかとの問いかけをいただく。
絵を描く時には何をどんな風に観てどう表現しているのか、ということをかなり掘り下げて聞かれた。描き込むところ、描かずにフンワリぼやかすところ、その辺というのはどう決めているのかが気になるのだそう。
私なりに思うところを説明したのは、見えてるんだけど見えてないところを描くとか、全部をありのままに描かないことを大切にしてるってことを話したのだけども…なかなか時間が足りない。とても面白かったので今度呑みながらじっくりしゃべろうという話になった。
私は本当にこの先生の授業が大好きでセンター入試、他はたいしたことなかったのに現代文だけは満点がとれた。(古文漢文のことは聞かないように)ものを作る時の思考力みたいなものは高校の時に鍛えられた気がしているので感謝しかない。
午後はデッサン会の仲間や、編み物部の友達などが来訪。
写真を撮る暇もなくあっという間に夕方になってしまった。
そして作品が売れた。嬉しい!!!
…みなさん、ご来場くださってどうもありがとう!