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編み物 道具周り

2月は勝手にテキスタイル月間とする!
ってことで古い糸とか道具の見直しをしている。


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今日は編み物ノートとか道具周りを整理した。
以前染めたモヘア があるのだけれど、ポンポンモールを引き揃えてベスト的なものを編みたい。でもちょうどいいモールが無い、染めるか…。などと考えてしまうとまた資材が増える…違うそうじゃない、と思いつつ妄想を膨らませている。


編針の点検、先日折ってしまった針があるけれどもう販売終了になってしまっているようだ。ざんねん


2

 繊維のことを考える時、最初に生まれたのは組織なのだろうなと思う。最初はカゴとかゴザを植物の蔓みたいなやつを集めて組むところから始まったのだと思う。
縄文時代の展示に簡単な織りみたいなやつを見たことがある。手元の「文化ファッション体系 服飾関連専門講座11改訂版 西洋服飾史(文化服装学院編)によると、“人類の衣服の素材が獣皮から布帛になるのは第四氷河期が終わる頃と考えられている”とのこと。 第四紀(だいよんき、Quaternary period)は地質時代の一つで、258万8000年前から現在までの期間だそう。氷河時代から温暖になって、採集がしやすくなったことが理由みたい。


 織りは経糸と緯糸を組み合わせて作るやつだけど、「竹籠を編む」の編むじゃなくて今みたいなknit(棒針編み)やcrochet(かぎ針編み)みたいな1本の糸を編み進めて布状にすること、っていうのはいつから生まれたのだろう?

こちらのリンクも貼っておく。


繊維を採集して撚って糸にするのもすごいけど、道具の発展もすごいと思う。

 最初はテキトーな棒をどうにかして、糸を引っ掛けて布みたいなやつを作ってたわけだし、木材を削って真っ直ぐにして、細さを揃えて糸や道具が洗練されていったのだな・・・
すごいよ!編み物!


3

 わたしは輪針によって編み物ライフがかわった。
 輪針のおかげでレースのショールが編めるようになったしとじはぎなしのニットウェアが編めるようになった。

針の編みわけはざっくりとだが、ウェア編む時は木とか竹、細糸とかフェアアイルは金属っていう感じ。だけど木もいいし、竹もいいし、アルミも、ステンレスもいい。

ラインナップは以下の4ブランドだ。

 2017年ごろからずっと使っているknit proは国内販売が薄まってきて、今ある在庫限りになっているそうな。少しずつ揃えて、今のところ数は十分だけれど、力がかかってきて曲がったり折れたりしている。

 次に買ったのは近畿編針。
これはケーブルは好きだけれど針先が今ひとつ丸い。もうちょいバシッととんがってる方がいい。靴下とかレースとか細いのが多い最近では近畿編針はあまり使っていない。でもこれでウェアを編むとふんわり優しく仕上がるような気がしている。

 バシッととんがっているのが好きでaddiはよく使う。
ただ、addiはケーブルが折れてガビガビになってしまう。でもかなり良く使っている。これが嫌で最近は細い作業の金属針はHiyHiyaが主力になっている。

HiyHiyaは今の所あまり不満はない。ケーブルもいい感じだし針先も鋭い。
強いていうともう少し重くてもいいかな。

でも最近玉付き棒針を買い直そうかとも思っている。アランセーターをじっくり
編む時は玉付き棒針がいい気がしている。
考えると妄想が膨らむ。


でも道具がいくらあっても
ては2本しかないのだった。



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