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トワイライトΣと振り返る王来編【デュエル・マスターズ】

こんにちは。すいとんです。
う~~~、デュエル・マスターズ!!!!
これは一介のサイバー好きデュエリストが、この一年に追加された新規サイバーをピックアップして王来編を振り返る記事です。

なお、筆者はCS等の大会に出るようなガチプレイヤーではなく、
片手で数えられる程度の人数の友人と狭い環境でDMを遊んでいることをお断りしておきます。

そもそもトワイライトΣって何?

この記事にたどり着くような方はご存じの方が大半かとは思いますが、
一応《超電磁トワイライトΣ》というカードについて紹介しておきましょう。

王来編でも改行の謎は謎のままでした

ざっくり言うと、以下の2点を強みとする進化サイバー・コマンドです。
・場の非進化サイバーを手札の非進化サイバーと交換できる
・場の非進化サイバーのcip(出たとき効果)を再利用できる

初登場は今から12年以上前の神化編第3弾、デュエプレでおなじみの《超天星バルガライゾウ》や《大邪眼B・ロマノフ》と同期になります。

「このご時世にコスト6の種族進化は重い」「コスト踏み倒しメタを出されると泣いちゃう」などの欠点を抱えてはいるものの、今なお多くの人に愛されている(と思いたい)クリーチャーです。
Twitterでは新規サイバーが登場するたびにトワイライトΣの名前を挙げて一瞬だけ喜んでいる人を数人観測できます。

一年を通して

なんと今年は34体ものサイバーが追加されたサイバー激アツ年でした。
(※Σで踏み倒せないサイバーを含む。数え間違っていたらごめんなさい)

その中でも、ディスペクターのフィーチャーにより7コスト以上の大型サイバーが多数登場したのはΣ的に外せません。
昨年の十王編が《ウマキン☆プロジェクト》《「流水の大楯」》《「快速のハッチャキ」》などどちらかと言えば足回りを整えるパーツが多かったこともあり、これは非常に大きいです。

また、昨年に引き続き多色がプッシュされており、様々な文明構成、時には5CでトワイライトΣを組めるようになったことも変化と言えます。

4月~6月前半

拡張パック「王星伝説超動」

《斬龍電融 オロチリュウセイ》が登場。自身を含めた味方全体にSAを付与する、Σでの新たなフィニッシャー候補の一体です。
地味にパワーも17000とΣで踏み倒せる最高パワーを更新しており、全体的に火力に弱いサイバー軍団にとって心強いカードになっています。

Σはループせずに殴れという公式からのメッセージ

他、非進化では《氷砲混成 レオボルテルネ》《鎧冑 アナリス-2》《猛菌 マリフラ-1》、進化では《マニフェスト<マルコ.Star>》が追加。

EX拡張パック「名場面BEST」

新規サイバーは《鬼・牛次郎》のみ。
G・ストライクのみの準バニラであり、現状Σには入れないですかね…。

6月後半~8月

拡張パック「禁時王の凶来」

注目は《猛菌 キューティ-2》。
Σデッキは枠が小型サイバーと大型サイバーをバランス良く投入しなければならない関係上、受け札に枠を割きにくいという問題を抱えていますが、このカードはサイバーの受け札としてはかなり優秀。
また、ササゲールによりΣに頼らずともサイバーディスペクターにアクセスできるのも見逃せません。

かわいいよ…。

他、非進化では《Disアイ・チョイス》《凍電混成 チャクラザード》《尖骨縫合 アレグスカル》《お宝発見!パーロックJr.》、進化では《コバンザ<ジャニット.Star>》が登場。

チャクラザードは《ガガ・ピカリャン》以来の光単色サイバーであるためデッキを組みたかったのですが、如何せん本人のスペックが淡白すぎて筆者には無理でした…。

夏の殿堂改訂

手札からSTを踏み倒せる《サイバー・I・チョイス》が名誉の1枚制限に。
特に青黒型では展開の補助としては勿論のこと、《堕悪の覇王 シャークウガ》と組み合わせて防御を担っていたケースがあり、なかなか大きな打撃となりました。

EX拡張パック「英雄戦略パーフェクト20」

パッケージにミミちゃんがいる!これはサイバー・ウイルス推しに違いない!と思ったらクロスギア回でした。なんでだよ。
というわけで新規サイバーは《ハートフ・ルピア》のみ。

9月~11月

構築済みデッキ「ハイドのディスペクターN・EXT」

《呪帝電融 カーペラー・キリテム》顕現。
トワイライトΣと相互踏み倒しの関係にあり、王来編随一のΣ強化と言えるでしょう。
特に、味方が一通り攻撃を終えた後でキリテム→Σ→オロチリュウセイ(+他のサイバーは出し入れしてアンタップ)と繋ぐと突然打点が2倍以上になることもあり、そのままゲームエンドとなることもしばしば。

あなたが落としたのはこの鉄のキリテムですか?

他、《竜界電融 N・EXT》《電磁 アクアン-2》が登場。
どちらもΣで採用を検討できる優良カードです。

拡張パック「禁断龍VS禁断竜」

非進化では《海噴混成 ジャガ・A・ルザー》、進化では《初不<マジェスティック.Star>》が追加。
全体アンブロッカブル付与の・A・はフィニッシュ補助としてはそこそこ強力なものの、枠の確保が難しい印象。

EX拡張パック「デュエキングMAX」

《電脳鎧冑アカシック・オリジナル》《電磁艦 シンペラー・マルコ》が登場。また、《氷牙レオポル・ディーネ公》《氷牙フランツⅠ世》がツインパクトになりました。

アカシック・オリジナルは多色になった《ジェリー・ローニン》といった趣で、手札をキープし続ける必要のあるΣデッキにはありがたい存在です。
マルコも現状唯一の「Σから直接出せる(実質)進化クリーチャー」であるため、今後のカードプールの増加次第では妙なコンボを組める可能性を秘めているといえるでしょう。
ツインパクト2種は通常のΣデッキにはあまり採用されませんが、サイバー・コマンドである《遣宮使 ネオンクス》入りの構築では役に立ちそうです。

構築済みデッキ「神歌繚嵐」

《エンペラー・キリコ》はサイバーロード!これはサイバーロード推しに違いない!と思ったらオリジン回でした。なんでだよ。
というわけで登場した《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》ですが、サイバーで10コスト以上なのは《サイバー・J・イレブン》のみ。う~ん・・・。

12月~3月

拡張パック「終末王龍大戦」

ここにきて非進化《闘魂混成 エンペラー・アクターシャ》《葬磁縫合 セブ・シュテロンΛ》《Disグラークラ》《Disクチック》《電磁 テンプロ-3》、進化《マニフェスト<リーフ.Star>》と大量追加。

Disグラークラは3コストと初動にするには遅いのとcipでドローができないのがネックですが、手札を継続的に増やせるためΣでも構築によってはお呼びがかかりそうです。

セブ・シュテロンは早出しできれば非常に強力で、今後青黒Σを組む際には候補に挙がるカードです。あくまで早出しできれば、ですが。

アクターシャやDisクチックも性能は高いですが、白青赤という3色とΣの噛み合わせが若干悪く、構築難易度は高めです。

総じて一風変わったΣデッキを組みたい場合に役立つ、Σ玄人向けカードが多く登場した弾と言えるでしょう。

冬の殿堂改訂

《エンペラー・キリコ》がプレミアム殿堂入りから殿堂入りへ降格。
とはいえΣとは入るデッキが全く異なるため影響はありませんでした。

強いて言えば《スクリプト》が高騰し、スクリプト-《サイバー・J・シン》-《テンペスト・ベビー》型のΣループを組んだことのある全サイバーオタクはニヤニヤしていたといいます。

構築済みデッキ「竜装の武者&魔弾の騎士」

デュエプレからは《パーフィン》が参入。
とはいえ最大限に能力を生かすにはクロスギアが必須であるためΣで採用を検討できるスペックではなく、専ら観賞用です。

EX拡張パック「パラレル・マスターズ」

《サイバー・B・フィッシュα》が登場。
味方の水クリーチャー全体にジャストダイバーを付与してフィニッシュを補助します。
枠はカツカツですが、前述のオロチリュウセイやジャガ・A・ルザーと同時に並べると「味方全体がSA+ブロックされない+選ばれない」となかなかすさまじい状況になります。

20年前からの定番能力、ジャストダイバー

また、デュエチューブで「明日はM!じゃなくて・・・これ(Σ)ですね」との触れ込みで登場したトワイライトΣのパラレル存在(?)、《ルナ・デイブレイクΣ》も登場。
ただ、アタックトリガーが軽視されがちかつクリーチャー以外を採用しにくいトワイライトΣデッキにおいては今のところちょっとデカい《クゥリャン》でしかなく、未来に期待を寄せるしかない状況です。

正当な改行

その他、《アカシック・パラレル》とサイキックではあるものの《サファイア・ミスティ》が登場。
どちらも強力なカードではありますが、サイバーとして運用されることは稀です。

終わりに

というわけで、王来編で追加されたトワイライトΣパーツの話でした。
王来MAXではトワイライトΣで戻せるけど戻した数には含まないという謎概念ことタマシードが追加され、益々Σ界は発展していくことでしょう。
そうであってくれ。
もっというとΣが再録されてテキストが「こうして戻したサイバー1枚につき、進化ではないサイバーを1枚、自分の手札から出してもよい」にしれっと変更されてくれ

最後に現在筆者が握っているデッキレシピとともにお別れしましょう。

それでは、良いΣライフを!

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