通報された側の気持ち
二児の母です。
数年住んでいる賃貸ですが、初めて通報されました。
原因を先に述べれば、発達障害を持った長男の泣き叫び。混乱した長男が泣き叫ぶことは頻繁にあります。その時は、ちょうど連休中だったので普段よりも人が在宅していたのでしょう。
泣き叫び自体は10分程度で収まり、無事に予定を行うところでした。
ところが、1時間後くらいに知らない番号からの入電。人との待ち合わせの時間も迫ってましたが、応答すれば警察とのこと。
その日中に警察へ行く必要があるとのこと。
こちらはすでに家から離れた場所に来ており、どちらにせよ時間もかかるので先に予定を終わらせることを先行しました。人と約束をしていたこと、長男にも予定を伝えていたことが、すぐに警察へ行かなかった理由です。
ここで本来の予定をやめれば、また長男が駅中で泣き叫び暴れるのは予測できました。
22時過ぎ、すぐに終わるということで向かえば、長男の安否確認、状況説明、上申書にて状況説明などを簡易的に筆記、家族それぞれの写真撮影で気がつけば1時間以上経ってました。
そこからクールダウンしながら徒歩で帰宅し、急いで子供達を寝かしつけました。
通報された日から、長男の泣き声は恐怖との戦いになりました。
また通報されるかもしれない。
警察の方が嫌というのではなく、発達障害に理解がない人に長男が泣き叫ぶことを説明する、ということ自体が苦痛でした。
長男のパニックは日に何回もあります。それを止めることは不可能です。
毎日泣き叫ばれる度に気が気でなくなり、精神的に追い詰められていきました。
もう、わたし自身が眠ることもままならず、泣き叫ぶ長男に発狂しているような状況で、あきらかにキャパオーバー。
1ヶ月後には限界を迎えました。
通報する大切さは理解を示しますが、安易な通報だけはしないで欲しいです。家庭崩壊、母親または父親が人格崩壊します。