静岡 備忘録 #1
海の日の三連休を利用して、静岡に行きました。
小学生の時に父親の会社の保養所を訪れ、中二の時に富士登山に登頂し、以来3度目の静岡入場です。
この旅行は彼といったのですが、思い出や気持ちはもちろん、小さくて些細なエピソードも書き残しておきたくて、ノートにしてみる!
まずどこ行くねん
彼とは遠距離恋愛をしているもので。
3連休に旅行に行くことだけGWあたりで決めて、どこに行くかを決めるのをずーっと先延ばしにいていまして(これは通常通り。互いにめんどくさがり)。
また、私の初任配属の場所(東京?地方?)とか、それに伴う引越しとかも6月~7月にあって、なかなか決められない事情もあったのですが、、、(ごめんね)
どこ行くか決めようと本腰をあげて、やる気を出そうと互いに鼓舞し、1週間前から、この土曜日に電話で旅行の場所決めるやで!!という予定(予定)を入れてました。で、北海道、沖縄、石川、広島、静岡、仙台といったラインナップが出そろい、得票数多数ということで(北海道への高い航空券にビビって)、静岡に行くことが決定しました。
1-1 うなぎ 桜屋
静岡に行くと決まった時から、まず決めたのがウナギ屋さん。まず調べました。互いにダイエットをしていたこともあり、とにかくうな重が楽しみで楽しみで。私は正直旅行前はもうウナギのことしか考えられなかったです。
私たちがサクサク~と調べて見つけたのが、『うなぎ 桜屋』さん。なんと食べログが3.67(信者)。他にも三島や静岡市あたりにはたくさんウナギ屋さんがあるようでしたが、HPのスタイリッシュさにSE(HTML勉強したとこ)としてかっけえとなり、ここに決めました!
予約もできました。と言っても、待合列の名前を店員さんが書いておいてくれると言ったような感じで、12時に予約して12時に入れることが確約されているタイプの予約ではないです。
我々は11時に予約をして、お店に着いたのは10:30(40分ごろには来てくださいと言われていた)。この時点でたぶん10組ぐらいは待ってた。
三連休で人が多いからか、案内は40分から開始しているようで、我々は40分過ぎたころにすーぐ案内してもらえました。
絶対に予約は必要(メモメモ)。
案内してもらったのは畳のお座敷でした。
頼んだのは、肝のしぐれ煮、うまき、重箱×2です。
我々社会人になって初めての旅行で、一つ二人で事前に話していたのは「食べたいものは全部食べような」ということでした。
まーーーー美味しくておいしくて、一級品の味が分かるような暮らしはしていませんが、おそらくあれは一級品。
重箱が来るまでにちょっと時間もかかるんですけど、それもまたよい。2人とも朝ごはんを抜いてきていた(私は実は飲むヨーグルト飲んだ)ので、腹ペコの状態で他の人に運ばれるウナギを「俺らのか!?」とするノリをし続けました。
先に食べ終わり、おなかがいっぱいで畳でよこになりたいなどと言い出す彼を必死に止めながら私も完食。それまで主にキャベツと鶏肉ばかり入れられていた体内でフロアを沸かすほどの血糖値を感じながら、店を出よか~などと言い出したその時。
うしろにいたおじさんが話しかけてくれました「お兄ちゃんたちは旅行?ここにはウナギ食べに来たの?」
我々「そうです~!調べてここに来ました」
おじ「ここ美味しいでしょう~ここが三島で一番おいしいからね。ここに来たのは当たりだよ。お兄ちゃんたち仲良さそうで。仲良く旅行楽しんでね」
なんて陽気な笑顔のしずおかオジが話しかけてくれました。
なんか、こんな雰囲気でサクッと話しかけてくれるおじさんなんて、ここは大阪か?でもあのおじさんみたいな優しそうな暖かい雰囲気を大阪の陽気なおじさんは持ってないよな、と新鮮な気持ちにもなりつつ。
仲良さそうって第三者から言われるのもまたうれしくて。
結構うれしかったエピソードにランクインするかもしれない、、、照
と、そんなこんな、この3カ月で一番幸福感に溢れた気持ちで店を出ると、めちゃくちゃ人が並んでいました。もうそれはそれはたくさん。しかもいっぱいまだ店に向かってくる観光客らしき人。
予約しててよかったね、やっぱ人気なるわ!うますぎるもん!、こんだけ人いると人気店という感じがして余計美味しかったように感じるな(馬鹿)、と感想を言い合いながら店を離れました。
本当に本当に幸せやった~。一人暮らししてるとまず食費を削ることになりがちで、そこにさらにダイエットも重なると、もう安上がり高たんぱく、つまるところキャベツと鶏むね肉で全栄養をまかなう食生活が続くわけで(まかなえてない)
そんなところに白米の血糖値とうまいウナギの栄養素をぶち込みパーリナイですから、この幸福感はお察しの通りと思います
ありがとう、うなぎ
ありがとう、静岡
と、1つ目の思い出「うなぎ」だけでこんな語ってもうて大丈夫か?
という不安はありつつ、さようならとします。また次回へ~~~