Vtuberになるために
知財系Vtuber
知財系Vtuberが今度デビューするそうですね。
魂(中の人)は知らない人なのですが、お手伝いをしているので少しVtuberの準備って何するの?ってところを語ってみたいと思います。
Vtuberの準備
まず最低限必要なものは以下の3つ。
・アバターモデル
・表情トラッキングソフト
・話したいこと(やりたいこと)がある魂
まずとにもかくにもアバターモデルが必要です。最初は自作しようと思っていたのですが、全然可愛くもカッコよくもならず挫折しました。特にlive2Dモデルは細かい動作設定なども素人には難しいです。やるならVRM対応してる3Dモデルを作って、それをLuppetなどのソフトで動かした方がまだ良いと思います。アバターモデルを買うという手もあるのですが、権利関係のチェックが必要でなかなかこれも大変でした。予算が何十万円もあればかなり選択肢は広いのですが…。ここらへんは今回の件で色んなモデルを見たので、そのうちもう少しイジれるようになりたいですね。
そして次に必要なのが表情トラッキングソフトです。1番有名なのはFaceRig(バージョンアップしてからは名前が変わっています)ですが、今回はVtube Studioを使っています。両方試しましたが、Vtube Studioの方が表情トラッキングの補正が自然で、かつ設定がやりやすかったためです。これが3DトラッキングならLuppetを使うつもりでした。3Dトラッキングの方が手も使えるので、話すときに手も積極的に動かしたい方は3Dの方がオススメですね。色んなポーズでサムネも作れますし。
そして1番大切なのはやはり魂です。今回は色々あって魂がどうも中年男性になるようですが、本当は可愛い声の魂を用意したかったですね…。ボイスチェンジャーで変えることもできるのですが、やるとわかるのですが平均的な男性声の人がピッチをあげても匿名声になるだけなんですよね。女性声に似せるには喋り方の訓練が必要で、配信中ずっと意識するのは相当至難の技だと思います。マグロナちゃんすごすぎじゃない???
また、特に話したいことがないのにVtuberになる意味ってあまり無いなと思いました。今回は技術取得やV系クリエイターがどういうことをやっているのか体験することを第一目的にしていたので、作ってこれからどうしよう?という気持ちが強いです…。Vtuberを準備するってことがどういうことかを実体験するのはすごい勉強になったのですが…特に権利関係周りは面白ろかったです。専用モデルではない汎用モデル(複数人が購入可能なモデル)ではVtuber活動する場合は一部改変することでモデルへの固定イメージを付きにくくすることなどの規約もあったり、各クリエイターが考えたであろう規約を読んで、なるほどなぁと思うことが多々ありました。あと規約のわかりやすさの工夫も勉強になりました。
今後、知財系の話もしますが他のVtuberがよくやっていることを追体験して、今後の知財活動につなげていきたいなーと思っています。時間つくれたときに少しずつやっていくので少しお待ちください…。
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