天谷奴零を中心にストーリー推理
ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- の、今後明らかになりそうなストーリー展開を掘り下げつつ推理していきます。(2021/4/1)
山田母はおそらく軍の技術開発部に所属
まずヒプノシスマイクの開発者は天谷奴零ですが、開発案は妻の山田母だったのだと思います。
零は24歳で軍の開発技術部に所属。そして尊敬する人が山田母なので、仕事面で付き合いのあった方なのだと思います。
またヒプノシスマイクの本来の力というのは、相手の意思を書き換えるというものです。
この力って、精神医療でとても役に立ちそうですよね。PTSDなどの治療に大いに貢献してくれると思います。実際自分もこれで毎日喝を入れてほしい。
当初は軍医へ提供する予定の技術とかだったのかもしれません。
山田母が亡くなった時期・原因
山田三兄弟は、それぞれ零が27歳・29歳・32歳のときに生まれています。
山田母は、おそらく三郎を生んで間もなく亡くなってしまったのだと思います。
当時一郎は5歳、二郎は3歳でした。終戦の年であり、零が軍を抜けた年でもあります。
死因についてはまだ謎の部分ですが、事故や病気ではないはずです。零と一郎の口ぶりからするに殺害されたような雰囲気があります。
ヒプノシスマイクの力は誰でも使えるギアスみたいなもので、戦争などの軍事利用にも活用できます。内部抗争などがあったのかもしれません。
零が三兄弟と暮らせなくなった理由
山田母がマイク開発の影響で殺害されてしまったのだとしたら、同時に零の命も危ないことになります。
零は息子たちと離れることでしか、息子の身を守れなかったのかもしれません。
山田零は戸籍上死んでいることになっている可能性もあります。
零と一郎の再会時期・零の行動
零と一郎が再会し、母親の話をしたタイミングですが、零が真正ヒプノシスマイクを完成させた直後くらいだと思っています。
現在連載中のマガポケ(side D.H & B.A.T)を読むと、真正ヒプノシスマイク完成時期の零の動きが意図的に描かれていません。ここがストーリーの大きな鍵を握っている時期なのだと思います。
3巻収録のbeat #8(H歴-1年)で既に真正ヒプノシスマイクは完成していますが、零が乙統女さんに真正ヒプノシスマイクの完成を伝えたのは、H歴元年になってからです。
完成を秘密にしていた期間に、零は何かしら仕込んでいた・もしくはトラブルが起きていたのだと思いました
真正ヒプノシスマイクについて
このマイクについては謎が多いのでまだ何とも推理できない箇所です。
使用者が命を落とす&受けた側がアビリティを失うという代償があります。
「真正ヒプノシスマイクを使いこなせる人間を見つける」という会話もあるので、100%死んでしまうというわけではないのかもしれません。
そもそもが零のブラフかもしれないし、使用に制限をかけるため、あえて代償を残して制作したのかもしれない。
今のところ感情を抑制されたクローン乱数しか使用した描写がないので真実はわかりません。
零が一郎に会いに行った理由は、このマイクで山田母の無念を晴らすための協力を仰いだのだと思います。
一郎に対し「生きていてもらわねぇとなんねぇ」とも言っているので、一郎は真正ヒプノシスマイクを使いこなせる人間なのかもしれません。
飴村乱数は誰か
乱数のクローン元について、山田母説と夢野兄説をよく目にするのですが、どちらも違うと思っています。
オリジナル乱数は零から乙統女に引き渡されているからです。
まず山田母は10年程前に亡くなっています。亡骸を保存していた、など考えようによって引き渡しも可能ですが、可能性は低いと思います。
何より乙統女さんが乱数に対して今のような扱いをしていないはずです。
夢野兄は一見クローン元のような描写があるのですが、幻太郎が兄の病室を訪れている=中央区外にいるので、クローン実験施設のある中央区内に引き渡されているオリジナル乱数ではないことになります。
夢野が実は三つ子で…とかだったらわからないですが。
乱数は零の知り合いと考えるのが自然だと思います。
歌詞はあくまで参考ですが、Stellaで乱数は科学者になっているので、マイク開発チームの仲間というのが考えられます。
零の性格からして、零とオリジナル乱数の利害は一致しているのだと思います。
真正ヒプノシスマイクの代償が"使用者は命を落とすもの"だと発覚している以上、実験で犠牲者が出ているはずです。オリジナルは"引き渡されている"ので意識がない状態なイメージがあります。彼は犠牲者の内のひとりなのかもしれません。
ポッセ乱数曰く遺伝子を散々いじられているそうなので、零と同い年くらいのダンディーなおじさまの可能性もあります。
夢野兄弟について
幻太郎が中央区に探りを入れていることから、夢野兄が目を覚まさない理由は衢くんと同じ真正ヒプノシスマイクによるものだと思っています。
真正ヒプノシスマイクが言の葉党・乙統女さんの手に渡ったのはH歴になってからなので、夢野兄が眠ってしまったのもこの時期だと思います。
夢野兄の職業は小説家で、告発文を書いたのも夢野兄です。
しかし告発文の内容、不正調査の方は弟の幻太郎が担当だったんだと思います。
中央区が本当に消したかったのは幻太郎(弟)の方ですが、顔がそっくりな夢野兄が襲撃されてしまった。そのため幻太郎はずっと兄のフリをしているわけですね。
顔がそっくり、おそらく兄弟は双子です。
弟は兄のプロフィールをそっくり真似ている。
ということは、4月1日は夢野幻太郎の本当の誕生日だったんですね。
夢野、誕生日おめでとう!