妄想に生きる
私の10代20代前半の人生は大体が妄想と睡眠で出来ている。
対人関係が苦手、人に興味を持たなかった事、自分に自信がない事に起因している。
幼稚園の頃いじめにあった
当時の私にしてはかなり辛い出来事だったと思う。
小学生の頃は人の気持ちを考えることが出来ずに酷い事を言ってしまった事があるし、言われたことも勿論ある。
ショックもあり、一時期は女の子に無口君と言うあだ名で呼ばれていたりもした。
傷つく事が嫌で、自分が話しやすい人としか関わろうとはしなかった。
この頃から妄想癖がついたのだろう。
中学生からは多感な時期だ
異性を意識し出す時期でもあり、彼女がいる友達もいた。
もちろん彼女が欲しかったが、周りからどう見られるかも意識するので行動には移せなかった。
学校にいる時は授業に集中していなかったし
女の子に話しかけられないかなとか、一緒に帰れないかなとか妄想していた。
もちろん行動に移さなかった。
極度に失敗を恐れ、傷つくのが怖かったからだ
だから妄想に逃げていたのだ。
そんな日常を生きていたから学校での友達とのコミュニケーションもどこか上の空だった。
高校生になり人にかなり気をつかうようになった
その頃になると友達と居ても複数人の中で後ろの方に外れて歩くような人間になっていたと思う。
これでみんな話しやすくなるだろうとか変な妄想をしていたり、女の子声かけてくれないかなあなどの妄想は続いていた。
主体性がなくいつも他人頼りだったと思う。
自分から人を誘うとかそう言う事もほとんどなかった。いやなかった
授業中は相変わらず集中していなかった。
時は立ちなんだかんだで大人になり、
仕事を始めた
それでも仕事に集中する事ができなかったのだ。
仕事中どこか上の空だったし
目の前の出来事よりも頭の中に興味がある
妄想に逃げていた。
怒られることを異常に怖がり、
その当時は頭の中が仕事やめたいでいっぱい
当然人生にも集中していない。
仕事もプライベートも上手くは行く事がなかったが
それでも私は妄想をする事で現実逃避、
自分を恐怖不安から守っていたのでしょう。
こう言う人間でも未だに生きています。
なんとか粘りながら生きています。
未だに出口、光は見えないけれど
私は妄想の世界から現実に戻り
平穏な日常を取り戻したいと思います。
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