Googleデータアナリティックス - 6週目:データアナリストの課題とSMART フレームワーク
Googleデータアナリティックスという、データ分析を仕事にしたい人向けの講座を受講してます。全6か月分、計30週分のコースで優秀なデータアナリストになろうという内容です。
今回はデータアナリストの課題とSMARTフレームワークを使った構造化思考について学びました。
データ主導の意思決定
データ主導の意思決定の演習として、まずデータ分析サイクル(問いかけ、準備、処理、分析、共有、行動)の使い方を復習する。
次に、データの種類・スプレッドシートの使い方・構造化思考について学習する。
データの活用例
データ主導の意思決定を応用した例。
ゲーム機の修理を請け負う会社が利用者を増やすためには、どのようなことに取り組むべきか?
これら 6 つのステップを踏むことで、データ分析プロセスをより小さいタスクに分割することができる。これを構造化思考(Structured Thinking)と呼ぶ。構造化思考を行うことで、データ分析を行う際の以下の問題に対処できるようになる。
データアナリストが直面する課題のタイプ
データアナリストが直面する課題のタイプには、以下の6つが考えられる。
SMART フレームワークについて
重要なインサイトにつながる効果的な問いをするには、SMARTフレームワークを用いる。
データアナリストが避けるべきなのは、YesかNoかで完結してしまうクローズドクエスチョン。二択のみの問いかけは漠然としすぎていて、有益な情報や文脈が得られないことの方が多い。効果的な問いかけは、SMARTフレームワークという以下の5要件を満たすものにする。
例えば「最近の子供はちゃんと運動をしているのか?」という問いをSMARTにするには、「国が推奨している、1週間に5日の60分間以上の運動をしている子供の割合は幾らか?」という問いかけに変えると良い。
また、効果的な問いかけはデータアナリストの職業倫理に則って公平性(Fairness)を満たすものとする。
例えば、「博物館の展示内容で、最も気に入ったものは何ですか?」という問いかけは「来場者は展示物が気に入ったはずだ」というバイアスが働いていて、公平性のある問いではない。
SMARTフレームワークをビジネスにおけるデータ分析に応用すれば、以下のインサイトを得るのに役立てることができる。
SMART フレームワークをビジネスに役立てる
ヒアリングなどをしていて課題をSMARTにしたい場合は、以下の点をメモしておく。