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予期記憶の能力を向上する方法 - 「リスト・回数記憶法」

“Exploring the World of Lucid Dreaming“という本でラバージ博士が偽の覚醒時にMILD法を行う際のコツとして、⚪︎⚪︎が起こったら、××をする」という予期記憶の能力を向上させる方法を紹介しています。予期記憶が無意識にできるようになると、偽の覚醒状態から明晰夢に入るためのリアリティーチェックに成功する確率が向上するそうです。ここでは、予期記憶力を向上させるための方法が紹介されています。

その日の起床時にその曜日に対応するリストを確認、それを見た回数をカテゴリーごとに記憶します。そうすることで「⚪︎⚪︎が起こったら、××をする、その回数をカウントする」という特定の予期したうえで記憶を1日間にわたって保持する能力が向上していきます。最後に睡眠に就く前に、次の日の夢日記と合わせてこれらの回数を思い出して記録しておきます。これを「リスト・回数記憶法」と呼称することにしました。

日曜
ペット・動物を見た回数
鏡で自分の顔を見た回数
明かりのスイッチを入れた・消した回数
道端で花を見かけた回数

月曜
何かを紙に書いた回数
ふと痛み・苦痛を感じた回数
誰かが自分の名前・姓を読んだ回数
何かを飲んだ回数

火曜
交通信号を見た回数
何かの音楽を聴いた回数
ゴミを箱に捨てた回数
笑い声を聞いた回数

水曜
テレビやラジオ・YouTube番組を見た回数
野菜を見た回数
赤い車を見た回数
硬貨・紙幣に触った回数

木曜
このリスト以外の文書に目を通した回数
時間をチェックした回数
ぼうっとしてる・眠気を感じた回数
電話・携帯の着信を聞いた回数

金曜
ドアを開けた回数
鳥を見た回数
午後にトイレに行った回数
夜に星を見た回数

日曜
鍵を開け・閉めした回数
何かの広告を見た回数
朝食以降に食べたものの回数
自転車を見かけた回数

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