【人柱物欲レビュー】レノボ・ジャパン ThinkPad トラックポイント・キーボード日本語0B47208(結局買うんかい)
さて、タイトルの通り今回紹介する一品はこちら、
ドドン!
ポポーポ ポッポッポッ♪ ポポーポ ポッポッポッ♪
(ズンチャッズンチャッ ズンチャカズンチャッ♪)
ポポポポー ポポーポポー ポポポポー ポポポポー♪
(ズンチャッズンチャッ ズンチャカズンチャッ…以下エンドレス)
ポポポポポッポッ ポッ ポッ ポッ ポッ♪
スーパーや小売りに従事する方にとっての地獄の電波ソング…
否、心躍る素敵なメロディ。
あるいは旅行や出張先で地元密着的なスーパーに恐る恐る入ってみて現地民の気分に浸りつつ非日常な日常体験を味わおうとしてみるも唐突にこのメロディが流れてきて急に現実に引き戻されるこの感じ……旅行・出張あるある~(ねーよ)
購入レビューのアタマのひとボケのためにわざわざAmazonで呼び込み君ミニ買って、Youtube動画で電波メロディをヘビロテしながらそれを文字起こしとかもはや狂気だよ。
とはいえ聞きなじんだフレーズには安心感があるよね!(露骨な配慮)
・早速見ていく
そんなこんなでルーティンにお付き合いさせて恐縮しつつ今回紹介するのは冒頭のタイトル通り『レノボ・ジャパン ThinkPad トラックポイント・キーボード』(0B47208日本語89キー)
本体裏のラベルを見るとモデル名はKU-1255となってて、保証書記載のモデル名の上には0B47208とかいう型番みたいなのが併記されててどっちがどっち?的な、あるいは『転校生!おれがあいつであいつがおれで』的な、もしくは俺とお前と大五郎~♪的な……いや最後のは違うだろ(まーた病気が始まった)。
ネット検索では0B47208の方が引っ掛かりやすい気もするけどKU-1255でも引っ掛かるので問題なし、どっちでもOK!
実はこれレノボ公式のX'masセールかなんかで購入したのを忘れてて最近到着したもの……配送どうなってんのよ!筆者の家は北センチネル島かよ!(北センチネル島民の方に失礼だろ)
おそらくはセールでお安い代わりに納期~週間というのを筆者が見落としてて脊髄反射でポチっただけだと回想する。だって樋口一葉でおつりが来たんだYO!
んでは唐突に外観から、
有線接続のアイソレーション式キーボード、「ワレまだ生きとったんかい」的なMicroUSB接続なのがアレですが……まぁ、100均でも買えるような柔らかめの適当な長さのケーブルに交換するのがいいかも、本体添付のケーブルはコネクタがゴツイ感じでしかもケーブルが奥から生える感じになるので取り回しやキーボードの置き場所に配慮が必要。L字コネクタとかのケーブルだといいかもね。
結論めいたこと言うと個人的なこだわりとか無ければ十分に打ちやすいと思います。実際にこのレビューもこのキーボードで打ってるし。ただちょっとキーボード本体が思ったより薄すぎて手前に何もなさすぎて手首が机面に当たっちゃっててなんか違和感、長時間打ってると手首がスリスリしてヒリヒリするかもしれないので何かしらパームレストは欲しいかも。本体裏におとなしめの折り畳み式の足がついてるので角度は若干変わるけど筆者的にはもう少し角度が欲しいところ。
あとはマニュアルですらない感じのペラ紙2枚が入ってるくらい。一応日本語表記もあり。ま、USB刺せば自動認識で悩むことないし何かあったらググればいいし。
で、肝心の中身というかキー配置とかキーボード部分に関しては前述の通りアイソレーションキーボードで打鍵感は個人差によるところが大きいので一般的に悪くはない、としか言いようもなく不満はない感じ。
完全にタッチタイピング(最近はいろんな配慮でブラインドタッチとはあんまり言わないとか)な方は特に気にならないかもしれないけど、筆者のような変形タッチタイプ(略してヘンタイ)や一子相伝のケンシロウタイプ(略して北斗)でほわちゃあアタタタターしてる方は力が入りがちになるのでキー押下によるキーボードのしなりのようなものは若干気になるかも。
上の画像の右上、筆者が使用している魔改造X260のキーボードと比べるとキーボードの幅がキー1個分くらい広いので『む』とか『「』のキーがちゃんと他と同じ大きさなのはプラスポイント。
……からのトラックポイント(真ん中の赤ぽっち)の替えポイントが付いてなかったのはマイナス。以前レビューした金井電機産業のやつは替えのぽっち(替えゴム)が2個もあったのに~ え~ゴム一個だけなの~久しぶりに会ってんのに〜コンビニで買って来てよ〜プンプン。
さて不穏な流れになってきたので次に移ります(今回は脱線が少ないな)。
このキーボード最大の特徴である真ん中の赤いトラックポイントこれに関してはさすがに言及するような欠点もなく円熟の域に達したクリクリデバイスだと思います。正直言うと以前レビューした金井電機産業の青いクリクリは初々しさで感度3000倍、クリクリに触れるだけで「悔しいっ!ビクンビクン!!」する勢いだったんですが(キーボード本体のディップスイッチで調教調整可能)、レノボの赤みを帯びた熟れたクリクリはちょうどいい感度でいつまでもクリクリしてたくなるんですよね。もはやプロの余裕すら感じさせます。
(結局脱線するスタイル)
・結局買いなのかどうなのか
つーか「買わない方がいい」とか言えるワケないし、だったらレビューとかしないし。ただ人を選ぶ、という無難なところに落ち着く感じでしょうか。
なんといってもこのキーボードの最大の特徴はトレードオフになりがちなポインテイングデバイスやキーボードのクオリティと省スペース性が三位一体高いレベルで共存しているところにある、と筆者は思ってます。昨今の社会事情を鑑みるとテレワークやオフィスでのフリーアドレスやワーキングスペースでのPC作業にモバイルディスプレイが注目を集めてますがキーボードやポインティングデバイスもオリジナリティかついいものを持ち歩きたいという向きにはぴったりの逸品だと思うのです。ThinkpadのXシリーズ筐体と同じ幅の本体サイズってのもいいし薄さも一番厚いところで某padの1.5枚分くらい。にもかかわらず某padよりも軽いのも持ち歩きしやすいポイント。
あとは価格か……筆者はセールで税込み4950円で購入しましたが、それ以外の状況だともう1000円2000円はお高いようなのでそこに価値を見出せるかどうか……とりあえず普段使っているキーボードより執筆が速くなった、みたいな事はなかったのであしからず(笑)
というわけで、いつもよりは結構真面目にレビューしてみたので(機会があれば)次回を乞うご期待。いや、やれよ。
あと、呼び込み君ミニは思ってるより小さいので商品ページをちゃんと確認してね……いやそこかよ。