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JK、婦人科で股を見せる

ごきげんよう(^-^∩)♪

婦人科で股を見せびらかしてきました。

少し下品かもしれませんが私が話せばどんな話も美談に変わるということでお話させていただきます。

𝑯𝒆𝒓𝒆 𝒘𝒆 𝒈𝒐


1 事の経緯

そもそもなぜ婦人科で股を見せびらかす羽目になったかと言いますと、話は1か月前に遡ります。

2022年2月28日。

朝起きると、股がかゆい。

生理が終わった直後だったため、最初は生理でかぶれたのかなーとか思っていたけど、それにしてはかゆすぎる。

なんかもうこんなにかゆいことある???レベルでかゆかった。今世界で一番股かゆいの私だわとか思ってた。

私の母は午前中しか仕事がないため、午後に家に帰ってくる。

母は帰ってきて、「股がかゆい!!!!!!」と叫ぶ私を見て怪訝そうな顔をした。

「なんでそんなに股かいてんの〜」と言われたけど、あのかゆみをかかずに我慢できる生き物はこの世にいない。断言する。

母は私があまりにもうるさく痺れを切らしたのか、「今日婦人科行くよ!!」と仰った。

股がかゆすぎて騒ぎ散らかしていた私は、婦人科に行くということを聞き、さらに騒ぎ散らかすこととなる。

それはなぜかというと、シンプルに他人に股を見せるのが嫌だった。

私は性行為をしたことはないし、自慰もしたこともない。そのため、自分の陰部の構造をよく分かっていない。

つまり、自分の体で一番未知な領域。

未知な領域を他人に観察(ではない)されるのが怖すぎて、病院に行くまでしくしく泣いていた。17歳にもなって病院に泣かされたのである。

これは当時のツイートである。頭がおかしい。
ちなみに、私は切れ痔も患っている。(豆知識)


2 診察までの私

その日は歯医者だったため、歯医者が終わってから婦人科に行ったのだが、普段嫌いな歯医者がなんとも感じなかった。

歯医者でされるがままの私は、口を開きながら「股って触られたら痛いのかなぁ」とか考えていた。完全にアホ面である。

そして歯医者が終わり、婦人科に行く道中、私は車の中でまたしても泣きわめいた。(17歳児)

少しでも元気を出そうと思った私はスマホで音楽を聴き始める。

これはいついかなるときも私を励ましてくれる最強プレイリスト。

このプレイリストの曲を聴いていたら少し元気が出てきて、覚悟を決めて病院に入る私。

初めて行った病院だから書類を色々書いたんだけど、「来院理由」みたいなところに「股がかゆい」とでかでかと記した。

予約をしていなかったため死ぬほど待たされたけど、待っている間はTwitterのFFとLINEをして心を落ち着かせた。

※異常


3 決戦のとき〜診察〜

ついに名前が呼ばれる。

もうここまできたら潔く股を見せてやろう、深呼吸をして診察室に足を踏み入れる。

先生はおじいちゃんだった。

医者「かゆくなっちゃったんだね」
私「ハイ」
医者「ちょっと見てみよっか」
私「ハイ」
看護師「じゃあお母さんはこっちで待っててください、にむさんこっちですよ〜」
私「ハイ」

ロボットである。このときの私は感情を失っていた。

看護師「今回初めてかな?」
私「ハイ」
看護師「そっか、怖いかもしれないけどすぐ終わるからね、じゃあ服脱いだらここに座ってね」
私「ハイ」

黙々と服を脱ぐ私。まさか家以外で合法で下半身を露出することになるとは思ってもいなかった。

ここで診察の様子を解説します。

これはどっかから持ってきたイラスト。使っちゃダメなのかもしれない。(逮捕)

こんな感じでカーテンがあるため、先生と私はお互い顔が見えないようになっている。

普通の椅子が、うぃーーーんって変形して、結果的に股を開くみたいな状態になる。説明が下手すぎ

で、散々婦人科嫌だよ〜;;ってなってた私なんだけど、一回股を開いてしまうと特に不安や恥はなくなった。

むしろ色んな人に股を見せびらかしているという状況がちょっと面白かった。これだからゲラは……

あと看護師さんがめちゃくちゃ優しかったので泣きそうになった。
友達いないあるある:優しくされると泣きそうになる

医者「特に何も無いね〜」
私「えっ何も無いんですか…」
医者「うーん、ここにちょっとしこりがあるけど触られて痛くない?」
私「ハイ」

医者「じゃあ何もないね……ちょっと綿棒で触って検査してみるね、はい」

私「痛い!!!!!!!!!!!!」

粘膜?の部分を綿棒でちょんちょんってされたんだけど、それがめっちゃ痛かった。ここで私は涙目になる。

私「痛いんですけど…」(クレーマー)
医者「ちょっと我慢してね〜」
看護師「大丈夫だよ〜」

何も大丈夫じゃない。

医者「かゆみ止めの薬出しておくから塗ってね(^_^)/~~」
私「ハイ」

こうして私の初婦人科は幕を閉じた。
綿棒が痛かったことしか覚えてない。綿棒、生産中止しろ

後日ハガキで結果がくるということで、この日はかゆみ止めの薬をもらい帰ることとなる。


4 ハガキの結果

『膣カンジダのため、来院の必要があります』

膣カンジダ⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️

私は光の速さでググる。

どうやら私は1/5に選ばれてしまったらしい。フン・・・

こうして2度目の来院が決定したのである。


5 3月23日

またしても私の股に異常が起きる。

いつも通りおしっこをして、股を拭く私。

…………

何かがある。何があるのかと言われると分からないけど、そこには何かがあった。
なんか、びろびろ…ベロみたいな…本当になんて表現したらいいのか分からないけど、とにかく何かがある。

そして、3月23日は一日中股にある"何か"と過ごすことになるのだ。
テニプリを見ている間も、おーちゃんねるを見ている間も、シャニマスもしている間も、FGOをしている間も、私の頭の中は股にある"何か"のことでいっぱいだった。


6 診察〜ラウンド2〜

これが今日の話。

今日、朝起きてもまだ股に何かがあった。なぜか知らないけど、死ぬんじゃないかと思った私は、いつ死んでもいいように「自分の葬式で流してほしい曲のセトリ」を朝から選考した。

その結果がこれだ。

このnoteを読んでいる人は訳が分からないかもしれないが、正直私も訳が分からない。

そうして2回目の婦人科を迎えた私。
今回も診察までにTwitterで騒いでしくしく泣くという流れはあったが、割愛しようと思う。

私「コンニチハ。オネガイシマス」
医者「今日は薬入れるだけだからね〜」

薬、入れるだけ!?!?!?!?

薬入れる"だけ"!?!?!?!?(2回目)

私は驚きを隠せない。薬を入れる"だけ"……?(3回目)

私「あの、昨日から股になんかあるんですけど」
医者「❓」
私「なんか…物体みたいな…なんか…」
医者「じゃあそれも見てみるね(^_−)−☆」

当然医者はウィンクなどしていない。

内診台で股を見せびらかす私。

ここで医者が衝撃の一言を放つ。

「あ〜これ、処女膜だね」

処女膜⁉️⁉️⁉️

どうやら処女膜は出てくるものらしい。何それ怖い。

私「えっ……!?大丈夫なんですかこれ」
医者「放っておいて大丈夫だよーじゃあ薬入れるね、器具入りまーす」

急展開すぎる。私は心の中で「まって?」と突っ込んだ。
オタク特有の「まって?」だ。

そんな私の心の声が届くはずもなく、器具は私の膣に侵入してきやがった。

めっちゃ痛かった;;綿棒と比べ物にならん;;

なんか注射?みたいなもので、器具を入れて薬が入るんだけど、その薬が入ったあともすっごい染みて痛い。まじで辛い。女は膣カンジダに気をつけてください。

てか処女でも普通に膣に突っ込まれるんや…と驚愕した。あんなちっさいのでも痛いのに、ちんこなんて…………………………(思考放棄)

こんな感じで無事に2回目の婦人科を終えたらしいけど、この薬の効果が1週間で出始めるってことで、もう通院はしなくていいらしい。H⃝A⃝P⃝P⃝Y⃝

のちに母に「股になんかあるって言ってたのなんだったの?」と聞かれ、「処女膜らしいよ」と返したら「処女膜⁉️⁉️⁉️」と5億dBで叫ばれた。
薬局にいたのでとても恥ずかしかった。私の母はそういうところがある。

どうでもいいけど親の前で下ネタ風な言葉を発したのは初めてかもしれない。

ママ、私は処女膜という言葉を理解するほど大人になったよ👍(嫌な娘)


特にオチはない。

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