コロナへの対策・保護者の認識2020・11・27
PeNYC PreKコロナ感染対策
PreKの感染対策あれこれ
細かな点は、以下リンクのガイドラインを参照してもらうとわかると思います。実際に、子供の通っている学校について書こうと思います。今はNYCの定めた陽性率3%を超えてしまったので、このガイドラインなど私の書いていることを含め今後かわっていく可能性があります。
PreK登校時
PreK建物立ち入り許可・検温
今年は保護者の校舎立ち入りができません。なので建物の前にソーシャルディスタンス(6ft)をとりながらゲートが開くのを待つ形になります。6ftごとに、○が書かれています。
ゲートがあいたら、保護者はスマホで予め答えておいた、子供に関する健康調査の入館許可の画面をスタッフに提示します。
質問内容は、
1)10日以内にコロナ症状があったか?(100f=37.8度)超える発熱、咳、嗅覚や味覚の消失、息苦しさ)
2)過去10日間で、コロナ検査(唾液、鼻、喉、血液検査は含まない)で新たに陽性と診断されたか?または前回の陽性から90日以上経ってから再度陽性と診断されたか?
3)過去14日間、初コロナ感染した人、もしくはコロナ症状がある人と濃厚接触(6ft以内、10分以上)はあったか?感染対策をしている医療関係者は含まない
4)過去14日以内に、rニュージャージー州、コネチカット州、ペンシルベニア州、バーモント州、マサチューセッツ州以外の州、または国外に旅行したか?
※すべての質問にNoだと、入館許可画面が表示されます。
同時に、ナースによる検温を受け、平熱であればゲートの中に入ることができます。
PreK学校内での感染対策
・朝の登校時、建物に入る際に、サニタイザー(消毒液)
・活動の切り替わりのたびに手洗い、消毒をセットでしているようです。
・食事も活動もクラスメートとは別テーブル、6ft
・教室内の遊び場も一緒のコーナーは一度に2人までなど教員側で管理
・給食も全てパックされたもので、今年度はPreKは冷蔵保存のもののみの配布
・マスクは食事の際は所定の場所に置く。
・外遊びも、他のクラスと時間をずらす。
・昼寝も6ftあけ、所定の場所で休む
※こどもの通っている学校は、6ftルールを守っているようで、アップされる写真などもきちんとクラスメートと6ft離れています。他のエリアの学校では、がっつりくっついてポーズ♡なんて姿もあります笑
子ども同士の関わりで、6ftは物理的には無理なのも承知ですが、写真を撮る際に気をつけている=教員側の意識がしっかりしている印象を受けます。
担任に聞いてみました!どの頻度で手洗い・消毒は行うの?
沢山!とざっくり答えが帰ってきました。笑
学校のある日は、こどもの手がガサガサになってくるので、相当洗っていることがわかります。
PreKコロナ感染対策 保護者の希望・・・
アメリカの衛生観念から言えば、学校でのコロナの感染対策は非常に高いように思います。でも、やはり、日本の衛生観念に比べたら、まだまだと思ってしまいます。
1つ目は土足文化。室内も靴のまま過ごすのでできたら上履きを履いて欲しいです。プライベートの学校では、履き替える場所もあるそうです。昼寝も靴を履いたままだそうで、子供はなんで靴履いたまま寝なきゃいけないんだよ〜!!!とブツブツ文句を言っています。
そして、うがい・歯磨きはなし。日本だとうがい手洗いでセットですよね?アメリカではそもそもうがいの習慣がないようで、うがいはありませんと言われました。喉が乾燥しているとヴィルスが残りやすいとも聞くので、できればしてもらいたいものです。でも、手洗い場で他の子一緒にうがいをするのを考えると仕方のないことかもしれません。
コロナ感染のあれこれ・・・
本当は出すべきコロナ検査の同意書
実はすでに送られているコロナのランダム検査。学校スタッフは定期的に義務で受けています。そして、本来ならば月に一回検査スタッフが学校で生徒をランダムに選び検査をする仕組みです。この検査は任意なのですが、同意しないとブレンド学習(通学・リモート)であっても、フルリモート学習に切り替えになるかもと言われました。PreKは検査はしないとも噂も聞きましたが、やはり英語がネックな我が家。せっかく学校に通うことに慣れてきたのに、知らない人に検査をされたらいくら説明されても???で泣き叫ぶこと間違いなし・・・。そうゆうわけで、未だにこどもの検査の同意書は出していません。
コロナ感染しちゃったらどうする?
学校内でコロナ感染がした場合、どうなるかですが、すでに詳細に流れができています。
1人感染ークラス閉鎖14日
生徒・スタッフの濃厚接触で陽性者は14日間の自主隔離
同じクラスの2人以上感染ークラス閉鎖14日間
生徒・スタッフの濃厚接触で陽性者は14日間の自主隔離
違うクラスの2人以上感染ー学校閉鎖
各クラスは閉鎖と隔離、他のものは、どこで接触したかに応じて隔離
2人以上が同じ場所で学校外での感染ー学校閉鎖
調査後学校再開・クラスは14日閉鎖
2人以上が学校外の別の場所で感染ー学校閉鎖
14日間の学校閉鎖
NYCは直近7日間平均の陽性率3パーセント以上で学校閉鎖
今この状態にあります。州の基準より低く、他州と比べても低い陽性率です。検査数の母数が多いのもありますが、実は陽性率だけで言えば日本の方がすごく高いんですよ。指定感染症などの縛りもあるので、検査のハードルが高いのもありますが、NYCでは、例えコロナ感染しても重症化しなければ自主隔離が基準です。
コロナに対する保護者の考え方
NYCだけで2万5千人以上がすでになくなっています。それでも、子供は重症化しにくかったりする反面、ウイルスについてはわかっていないこともあり、保護者によって捉え方がまちまちな印象です。フルで通学できず、失業者やホームレスも日に日に増え、治安も悪化する中でまだ非常事態の中にあるニューヨーク。それでも人間は慣れてしまう様です。
コロナに対して気にする人は、すでにニューヨークを離れて郊外に引っ越している方も多いです。それか、今年度はすでにフルリモートの決定をしている家庭も多くあります。
ブレンドで通学はさせているものの、外遊びの制限や、手の消毒をしっかりしている家庭もあれば、今までと変わらないスタンスの人もいます。我が家はコロナの感染リスクを考えた上で、ブレンド学習(在宅・通学ミックス)を選んでいますが、それでもできるだけ感染対策はしています。
具体的なNYC我が家のコロナ感染対策・・・
・学校から帰宅後、外に出た際は全ての洋服を着替える
・必要に応じてシャワー
・うがい、手洗い
・混雑している時は公園に行かない
・基本外散歩や、人が少ない時間帯で外に出る
・外でのおやつなど極力与えない(マスクをしながら食べられるアメ、直接手に触れないパウチタイプのアップルソースなどメイン)
・人とおやつのシェアはしない
・州や市の要請を守る(今なら10人以上の集まりしないとかです)
最近、公園などで他の保護者の方と価値観の違いを感じたりしますが、何かあった時に後悔するのも嫌なので人は人のスタンスをとるようにしています。申し訳ないですが、いくら手を消毒したとは言え、この状況下で友達同士の手渡しでのおやつの交換はしたくありません。仮に自分が感染した場合、相手に感染させていたら申し訳なさすぎます。いくら信頼関係ができていても、命に関わるようなこの状況下では、自己判断が大事だと思います。