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観光事業者へ!キャッシュレス決済こそ近年最高の「おもてなし」である理由

2019年はキャッシュレス元年。
そして、2020年にはオリンピックにより、国内外の観光客が、どっと押し寄せる、観光事業にとっては勝負の2年。

そんな近年最高のおもてなしは「キャッシュレス決済」対応であるというお話です。

最高のおもてなしがキャッシュレスである理由

キャッシュレス決済。
その中でも、スマホでQRコードを読む「QRコード決済」は、PayPay、LINE Pay、楽天Pay、d払いと、殆どの事業社が会計20%ポイント還元という、巨大なキャンペーンを打っています。

もし、観光地が全ての店舗がQRコード決済に対応していて、観光客が20%還元キャンペーン時に「キャッシュレス観光地」へ訪れたら、どれだけのお得をは享受できるのか?

・家族3人、車の日帰り旅行
・QRコード決済の20%還元キャンペーン時

この条件で、現金支払い家族と、キャッシュレス支払い家族で、1日の実質出費を計算すると、こうなります

なんと、現金と比べて、7,000円もポイントとして還元されます。
逆にこれだけ戻ってくるなら、飲食もレジャーも、気兼ねなく楽しめるので、客単価の向上にも繋がるでしょう。

2019年10月、消費税引き上げで大チャンス

消費税引き上げに伴う、キャッシュレス決済の支払いは5%ポイント還元。
今年の秋は、先の20%還元のような、大きなキャンペーンも実施されると予想されます。

もし20%還元に、更に消費税対策の5%ポイント還元が加わった場合、なんと25%!
旅費の4分の1が戻ってくる!そりゃ、積極的に観光地へ行くでしょう。

キャッシュレス対応した観光地だけのチャンス

QRコード決済でも、PayPay、LINE Payは決済手数料が無料です。
つまり、会計の20%還元について、店舗側は1円も払わずに、全てPayPay、LINE Payが負担してくれます。

こうなると、観光地にとっては、ノーリスクなのに、「ありえないお得」なおもてなしで、観光客を迎え入れられる、大チャンスしかありません。

が、しかし、このチャンスを得られるのは、観光地の店舗の殆どが、キャッシュレス決済に加盟している「キャッシュレス観光地」だけ。

実際、前にブログで書いたとおり、集客力ある有名観光地は、どんどんキャッシュレス観光地として進んでいる、のも事実です。

このままだと、最高にお得なおもてなしのある人気観光地と、そうではない現金決済のみの不人気観光地、その格差は広がるばかりです。

個々の課題ではなく地域の課題として取り組むべし

個々の店舗がキャッシュレスに取り組む。それは大切です。
しかし、地域で対応がバラバラでは、まったく意味がありません。

地域として、下記の要点を押さえましょう。
・キャッシュレス決済対応こそ、お客様への最高のおもてなしである事実を知ること
・QRコード決済であれば、導入費・決済手数料が無料。つまりノーリスクで簡単に始められる、という事実を知ること
・以上を踏まえて、キャッシュレス決済を地域全体の観光課題として捉えて、どんどん地域内のキャッシュレス決済を促進する

消費税引き上げに伴う、キャッシュレスのポイント還元によって、大きく集客・売上を伸ばす観光地と、逆に大きく減らす観光地。その二極化が進みます。

あなたのエリアが、この秋に、大きく増やす「キャッシュレス観光地」であることを祈ります。

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