見出し画像

蝶花ちゃん考察-棗いつき9thアルバムHYPNOSONIC-

この記事では蝶花について考察していきます。

なおこの記事は #棗いつき 9thアルバム #HYPNOSONIC のCD購入特典小説、及びYoutube 配信での解説の内容を含みます。先にそちらを履修して下さい。

上記特設サイト内リンクよりCDが買えたりサブスクで曲が聴けます。

上記配信の主に4時間頃より蝶花について語られています。


①どこからどこまで計算だったのか

可愛く頭がいい蝶花について。
「キーホルダーの件で」と呼び出したことや、スピーカーから流れる音楽を止めようとしたこと。
更には調理部での事件を黙っていたことも含めて、
蝶花はキーホルダーの謎にある程度の確信を持っていた事が伺えます。
また呼び出した相手も黒幕を見事に当てておりかなり頭の切れる子です。
この蝶花の賢さについては作品内で霊叢も指摘しており一方夜日は気づかない様にしています。
一体どんな結果にたどり着かないよう気づかない様にしているのでしょうか?
蝶花がわざと危険な目に遭い愛しの兄の気を引こうとしたことでしょうか?

私はその一歩先があると思います。

蝶花の身に何かあれば当然夜日は動きます。
夜日は行動力や人望はあるが必ずしも優秀ではなくウッカリが目立つ性格ですが、そのことは兄をよく見ていた蝶花も知っているでしょう。
そんな兄を危険な調査に巻き込めば本編の様に死に直面する事態にあうパターンも計算できていたでしょう。
つまり蝶花はキーホルダーの謎に辿り着きながら、兄に死の淵を歩む愛の試練を与えたということです。

なぜ? 

②無条件Surrenderされた側の愛の実感について

考え方が尊敬できる、話が面白い、一緒にいると安心する、歌が上手いetc...
愛されるときには何か理由が無いと愛されている実感が湧かないものです。
その点夜日の愛は無条件Surrender、理由がありません。
更にはそれを自身の手で掴んだわけではなく生まれつき与えられている。
蝶花からしてみると実感の沸きようがありません。

③生まれつき得ているモノに対しての破壊衝動

「生まれつき与えられている」という環境に置かれた人物で有栖川歩桜がいます。
彼女は愛以外全てを生まれつき与えられていました。
その全てに飽きそして壊そうとしました。
同じ感情が蝶花にもあったのではないでしょうか?
つまり無条件の愛に飽きていた。壊してしまいたかった。

例えお互い死ぬことになってしまってでも。

この事実に夜日は気づきたくなかったのではないでしょうか。

④全生還ルートにつき

今回様々な偶然が重なり全生還となりました。
夜日…気づけ…!
そして条件付きSurrenderになれ。

終わり

カレーマカブル

黄色いラベルのキーホルダー
カレーを無性に食べたくなり暴食し気を失う

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?