競馬で勝つということ
エラそうなタイトルを書いた手前、こんなことから話を始めるべきではないのでしょうが、正月早々、難しいことを考えるのはしんどいので今日はボクの馬券の買いかたについてお話します。
ボクは基本的にワイドでしか馬券を買いません。
軸馬を1頭決め、ワイドで数点購入するというスタイルです。
軸馬のほかにこれは確実だろうと思われる馬がいるときは、2頭軸にして3連複を買うこともありますが、予想自体に大きな違いはありません。
ボクが単勝や馬連を避けるのにはいくつか理由があります。
勝つか、連対するかということまで考えるのが面倒くさい
これは別の機会に述べますが、ボクは面倒くさい予想が嫌いなので、どの馬がどんなペースで逃げて、追いこんだ馬はゴール前でどれくらい迫ってくるのかみたいなことまでは妄想しません。
「きっちり計ったようにハナ差、差し切る」なんて言い回しがありますが、そんな僅差の勝利は運以外の何ものでもないと考えています。
ハナ差で勝つのと同じだけ、ハナ差で負けることもあると思うのです。
3着以内で良しとする馬券があるので、ものぐさなボクはその恩恵に預かりたいと考えます。
軸にした穴馬がハナ差の3着だった場合、旅立つことになる
旅とは、もちろん自分探しの旅です。
何年前の有馬記念か忘れましたが、2年連続でエアシェイディという穴馬から馬連を総流しし、2年とも3着だったとき、ボクは旅立ち、しばらく帰って来ませんでした。
せっかく穴馬を軸にしたのですから、その馬が頑張って3着以内に入ったときは絶対に馬券を当てなければなりません。
馬連で買おうとワイドで買おうと、トータル収支に大差がないことを知っている
ワイドで購入した2頭が1着2着だった、つまり馬連で買っておけば、より良い配当を得られたというのはよくある話です。
先日の有馬記念、ボクはレガレイラ-シャフリヤールのワイド4,450円を当てましたが、馬連で買っておけば20,470円、実に4.6倍もの配当を得ていた計算になります。
となりにいたMちゃんには死ぬほど悔しがって見せましたが、これはいつわりの姿で、きっと本心ではありません。
なぜなら長期的に見ると、馬連で買おうとワイドで買おうと収支に大差がないことを知っているからです。
詳しくは述べませんが、一定のルールに基づいて馬券を買い続ける場合、収支は払い戻し率の数値に収束するわけです。
そして、馬連・ワイドともにこの数値は77.50%です。
それならば的中率が高く、資金がショートする可能性が低くなるワイドを選択するのは合理的だと思います。
ところで、ボクはワイドで馬券を買うので当然オッズは高くありません。
多くは10倍前後、穴馬から買ったとしても、せいぜい50倍程度です。
ですから点数は多くても5点程度に留めています。