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机上でWIN5を当ててみる(後編)

机上でWIN5を当てて勝手に喜んでみるという、誰も得しない記事の後編です。
前編では、ある買いかたでWIN5を購入する場合の的中率を求めました。

まったく予想をしない場合が9%で、ボクが自分で1頭選んだ場合が18%です。
今回は、この結果をもとに、本当にWIN5が当たるのかどうかを調べてみます。

検証結果(xxx万円が当たったことにする)

JRAのホームページには過去すべてのWIN5の結果が掲載されています。
そして今回は、記憶に新しい2024年の結果を利用することにします。
去年、WIN5が発売された回数は60回なので、上の確率で考えるとボクは10回程度の当たりを期待できそうです。

さて、前編で決めたルールでは

  • 最も自信のあるレース 1頭(1番人気)

  • ほかの4つのレース 5頭(1〜5番人気)

を買うことにしましたので、まずはWIN5の結果一覧の中から
「1番人気が1勝以上し、ほかのレースは5番人気以内で決着した」
という回を書き出します。

2024年のWIN5検証結果

表中の数字は人気を表し、黄色い網かけがしてあるのは単勝の配当が最も安かったレースです。
全部で10回あり、最高配当は230万円くらいです。
思ったより少ないですね。
まぁ、年によってバラつきがあると思います。
試しに2023年でも同じことを調べてみたら、全部で19回あり、最高配当はこちらも230万円くらいでした。

ただし、これらが全部、当たるわけではありません。
1頭のみ選んだレース(便宜上、網かけのレースとします)のうち、いくつを当てられるかということを考える必要があります。

ボクの場合は勝率6割でしたから、このうち6レースが的中し、つまりWIN5も6回当たったと考えてよいと思います。
(同様に、まったく予想をしない場合は3回です)
期待値は10回でしたが、まぁ、これくらいは想定内です。
そして当然、ボクは200万円の回を二つとも当てたつもりでいます。
朝からこんなことに夢中になりすぎて、午前中のオンライン会議をすっぽかし、電話で謝った苦労の甲斐があったというものです。
これは実話なのです。ビックリすることに。

細かいところを見れば、それは違うという点もあるのでしょうが、大きくは間違っていないと思います。
毎回6万円も買えば「これくらいは当たるよね」という結果ではあります。

妄想を膨らませてみる

いくつか夢のある話をします。

今回は、1番人気を1頭選ぶというルールにしました。
そうではなく自由に1頭を選んで、その馬が見事に優勝したとしたらどうでしょう。
残りの4つのレースをすべて5番人気以内の馬が勝った回で出た、2024年の最高配当は3400万円でした。
これは、9番人気のルガルがスプリンターズステークスを勝った日ですが、5つのレースの勝ち馬は順に【4・3・5・3・9】番人気でした。

また、例えば5番人気までの馬を選んだつもりでも、締め切り後に人気が入れ変わっていたということがあると思います。
ちょっと強引ですが、5番人気だった馬が6番人気に落ちていたと仮定して調べてみると、ちょうど一年前のAJC杯の日に【5・6・1・2・3】番人気で決まって、その配当は310万円でした。
さらに二つのレースで、この幸運が重なった3月3日は【2・6・1・5・6】番人気で決まったのですが、2000万円という高額配当を記録しています。
夢のような金額ですが、ありえないことでもないと思いませんか?

さて、話はこれでおしまいです。
今日ボクは200万円のWIN5を2本も当てたのですから、これから美味しいものでも食べにいこうと思います。
まぁ、近所のデニーズあたりにしておくつもりですけど。


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