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中山記念でまた会いましょう(その①)

先日、久しぶりに乗馬に行きました。
長らく長野にいたので、何をするのも久しぶりです。

馬房から出してきたばかりで馬が眠かったのか、それともボクの体がなまっていたのかは分かりませんが、うまく御すことができませんでした。

でも、陽気がいい日でポカポカと暖かかったので、そんなことはどうでも良くなってしまい、レッスンをやめて常歩なみあしで、のんびり歩いて終わりにしました。

途中から馬の上でウトウトしていた気がします。
見出し画像のように馬の背中で昼寝がしたいと、いつも思うのです。
(いえ、ボクは金髪ではありません)

初めて乗る若い馬だったのですが、インストラクターさんから聞いた話では、数年前まで中央競馬で走っていた馬だそうです。

名前を聞いて「あー、ボクはこの馬のレースを見たことがある」とおぼろげながら思い出しました。

いえ、この馬の馬券を当てたわけではありません。
他の馬を買ったのですが、この馬の見事な末脚にやられて負けたということを覚えているのです。

確か、あの特別戦だったよなー。
それで騎手は、あの名手が乗っていたよなー。
そんな記憶がよみがえります。

するとボクは今、この馬の背中を通して、あのレジェンドと間接的にお尻が触れあって、文字通り「おしりあい」なわけか、みたいな。
えーと、書くまいと思っていたのに指が勝手に打っていました。

春は出会いと別れの季節だと言いますが、こんなふうに思いもかけない馬と再会することもあるのですね。


中山記念でまた会いましょう


カレンダーを見ると、この週末から三月に入ることに気づきました。

来月は早々から、チューリップ賞やら中山記念やら、格の高い重要なレースが行われるのですね。

あれ?チューリップ賞って、いつからG2になったのでしょう。
ふーん、随分と前ですか。
頭の中がアップデートされていませんでした。

登録馬を眺めてみたのですが、どちらも難しそうですね。
とくにチューリップ賞が難解です。
ボクは、まだ力関係が定まっていない若駒どうしのレースが苦手なのです。

去年など、暮れの阪神なんとかフィリーズで、自信を持って買ったカワキタマナレアが最下位に終わった、というくらい絶望的な予想をしました。

三歳の牝馬というと、人間では高校生くらいの女の子でしょうか。
昨日も書きましたが、ボクが得意とするのは二十代後半から三十代前半くらいの年代なので(注:仕事の話です)、高校生の運動会を見ても当てられる気がしません。

そういうわけで今週は、消去法的に中山記念を買うと思います。

そんな中山記念も、なかなか強い馬が出てくるわりに「えー、この馬が勝つのかー」みたいなことになって痛い思いをした記憶ばかりあります。

それならば、最初から「えー、この馬が!」な馬を買っておけばいいのだと学びました。
そういうわけで、ボクは思い切って穴馬を買うつもりでいます。

でも、中山記念の日も陽気がいいと、途中で考えるのが面倒になって、昼寝をして終えてしまうかもしれません。
誰か起こしてください。

ところで、この中山記念ですが、過去10年、面白い連続記録が続いているのを見つけました。


中山記念の連続記録


前年(左側)に馬券に絡んだ馬か騎手が、翌年(右側)もまた馬券に絡んでいるのです。
とくに赤い矢印の年は、着順まで同じなのです。
デムーロ騎手は兄弟じゃないかとか、横山騎手は親子じゃないかというのは聞かなかったことにします。

要するに、去年がんばった人馬と、今年もまた中山記念で会いましょうというわけですね。

そんなわけで、去年の勝ち馬マテンロウスカイをもう一度、狙っている方には心強いデータを提供できたと勝手に満足して、今日のダラダラした記事を締めくくりたいと思います。
いいえ、ボクの狙いはマテンロウスカイではありません。


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