日経新春杯①ツムツムからヨムヨムへ
月曜日は成人の日でした。
新成人の皆様おめでとうございます。
という挨拶から始めるのには理由があります。
なぜなら、この人生の節目たる日と日経新春杯との間には深い関係があるからなのです。
今日はそういう話です。
ツムツムからヨムヨムへ
さて年が明け、馬の年齢表記は2歳から3歳、3歳から4歳(古馬)へと一律、変更されました。
これは成人の日を境に未成年から成人へと変わる我々の社会の構図と似ています。
馬の世界を人間に例えるなら、2歳のころは義務教育、3歳では高校生になり、4歳でついに社会人の仲間入りを果たすというところでしょうか。
そう考えると成人の日のあと最初に行われる重賞・日経新春杯が、新成人となる人馬の門出を祝うレースであることは疑いようがありません。
「これまで通学する車内でツムツムしかやらなかった学生の皆さんも、晴れて新成人となったからには日経新聞(電子版も可)を読んで『何だか、あの人できそう』な感じの大人になってほしい。これからは日経ヨムヨムたらんことを」
というスポンサーからのメッセージを正しく理解すべきです。
そして日経新春杯は、馬の世界の新成人ともいえる4歳馬にエールを送るためのレースでもあるのです。
ボクは、そのように読み解きました。
明け4歳馬が活躍するレースである
過去の日経新春杯を振り返ってみると、古馬になったばかりの4歳馬が大活躍していることが分かります。
そして、これらの4歳馬には共通点があるのです。
それは、3歳時に厳しいクラシック路線を戦い抜いた、具体的にはダービーあるいは菊花賞(そのトライアルレースを含む)を走った馬ということです。
表に書くのが面倒くさいのでやりませんが、過去10年を見ても、このタイプの4歳馬が馬券に絡まなかったことは2021年の一度しかありません。
(2018年は4歳馬の出走自体なし)
今年、この条件を満たす4歳馬は3頭います。
サンライズアース(ダービー4着)
ショウナンラプンタ(菊花賞4着)
メイショウタバル(菊花賞16着)
ボクは、この中から軸馬を選び、エールを送るつもりです。
ちなみにボクは老眼なので電車内ではツムツムもヨムヨムもやらないことを付け加えておきます。