
中山記念でまた会いましょう(その②)ボーンディスウェイを買う理由
昨日、ボクはついに花粉症になってしまいました。
朝、テニスに行った帰り、どうも鼻の通りに違和感があるなと感じていたのですが、午後からクシャミが出始めて、夜はティッシュが手放せなくなるほどでした。
「あぁ、今年もこの季節がやってきたか」と観念するほかありません。
ボクは四、五年前に初めて花粉症を発症したのですが、抗体検査を受けたところ、いきなり高レベルという華々しい新馬デビューを飾りました。
「遅れてきた大物」というわけですね。
でも、ボクの花粉症はちょっと変わっていて、外出している間は大して辛くないのです。
ところが家に帰ってきて、いざ、くつろごうとするとクシャミが止まらなくなります。
ハウスダストやイヌ・ネコのアレルギーは持っていませんし、こまめに掃除もしているのですが、外から持ちこんだ花粉が停滞する(?)せいでしょうか。
空気清浄機の前に陣取ってもダメなので打つ手なしです。
とにかく、この季節は屋内にいるより外に出たいと思う、不思議な花粉症なのです。
まぁ、中山記念が当たらなかったら「花粉症で集中力がなかったせいです」と言い訳できていいかも知れません。
中山記念でボーンディスウェイを買う理由
珍しく真面目に考えました。
いえ、いつも真面目なんですが、そういうふうに見られません。
ボーンディスウェイを買う理由は、前走のAJC杯(7着)で乗った、木幡騎手のコメントに集約されています。
「距離が長かった。この馬は、1800〜2000メートルが合う」
そこでボクは、この馬が中山競馬場の1800メートルあるいは2000メートルのレースを走ったときの成績を調べてみたのです。

過去に12回、この条件に出走し、掲示板に載ったのは9回です。
大敗したレース(網かけ)を除くと、毎回、勝ち馬とは0.5秒差以内。
負けた相手の3頭はG1馬(青文字)です。
木幡騎手のコメント通り、この条件での成績は悪くないと言えるでしょう。
次に、10着以下に大敗した3つのレースについて、敗因を探ってみたいと思います。
日頃から「都合の悪いところは見ない」と公言しているボクが、こんなことをするなんて自分でも驚きます。
たぶん、何かに集中していると花粉症の辛さを忘れるからでしょう。
あ、ハズれたときの言い訳にするつもりが自分の首を絞めてしまいました。
①皐月賞
これは、G1なので仕方ありませんね。
何もこの馬に「G1を勝て」と求めているわけではないので良しとします。
負けたとはいえ、この時期のハーツクライ産駒が勝ち馬と、たった1.0秒差ですから、むしろ大したものだと思います。
ええ、この血統が晩成だということくらいは辛うじて知っています。
②レインボーステークス(3勝クラス)
見せ場なく10着に負けています。
ネットの記事を探してみると、開幕2週目の馬場で、大外枠を引いて先行できなかったことが原因のようです
ちなみに次のレース以降、石橋騎手から木幡騎手に乗り変わっています。
③去年の中山記念
稍重の馬場で、思った位置が取れなかったことが敗因とのこと。
ちなみに、三歳のセントライト記念でも先行できずに6着に負けていますが、このときも大外枠を引き、馬場は稍重でした。
以上のことから考えると、ボーンディスウェイについて、次のように推測できそうです。
・重賞で能力が足りないというわけではない
・先行できれば、掲示板を確保することが多い
そして、過去に先行できなかった理由は
・馬場が柔らかくなった
・外枠に入った
この2つです。
幸いなことに、日曜日の中山競馬場は晴れ予報で、ボーンディスウェイは2枠3番に入りました。
どうですか。
これはもう、 是北 勝蔵 さん案件かも知れません。
まぁ、しかし、過去(記事)の経験から言って、ボクがせっせと、こんな表を書いたときは、だいたい馬券は当たりません。
花粉症で気落ちしていることもあり、気休め程度の楽しみに考えておこうと思うのです。