バレンタイン大戦- プロット3 -
時代背景:現代
主人公:桜田 青央(サクラダ アオ)
冴えない男子高校生。
バレンタインなんて自分には無関係だと思っていた。
クラスでも目立たないタイプで注目を浴びるのが苦手
ヒロイン:水瀬 白桜(ミナセ ハクラ)
青央と同じクラスの女子。
バレンタインは手作りチョコを配り歩いているタイプ。
本命チョコを青央に渡したい
・2月13日 バレンタイン前日、いつも通りの授業を終え、浮き足立っている男子生徒を尻目に学校を後にする青央
・帰り道にある店もバレンタイン一色になっているのをみてうんざりしながら家に帰る
・夕飯の時間も母親に今年はチョコもらえるといいねと言われ俺には関係ないのに……と思いながら就寝する
・2月14日 朝、外から聞こえる銃声で目が覚めた青央はカーテンを開けて外を見ると可愛らしい銃を構えた女性が男性に勢いよく乱射しているのが見える
・慌てて母のところへ行くと銃を構えた母が父を押し倒して銃口を口に突きつけている。止めようとする青央を父は止め母は容赦無く引き金を引く
・咄嗟に目を瞑った青央は目を開けるとおいしそうに何かを食べる父と嬉しそうな母の姿が見えた。いくら見渡しても先程の銃は見当たらないが、外から聞こえる銃声で幻覚ではないと実感する
・学校に行くまでにも銃で撃たれたと思えば何かを食べる男性と喜ぶ女性が何組もいる
・学校に着き靴を履き替えていると後ろから銃を突きつけられる青央。振り向くとそこにいたのは白桜で「私の気持ち、受け取って」と言う白桜から間一髪で逃げた青央は白桜に一日中追われるようになる
・昼休みも白桜から逃げて空き教室でお弁当をコソコソと食べていると廊下から「このチョコ食べたら付き合えるって聞いたのに!」と白桜の怒った声が聞こえる。ここで青央は銃から出ているのがチョコであると気づく
・放課後、HRが終わった瞬間白桜に引き止められる。
・教室に二人きりになり、白桜は「なんで、そんなに逃げるのよ、」としょんぼりした様子で言う。「そりゃ銃で撃たれるなんて怖いし、ていうか銃があるの普通じゃないでしょ、」と言うと、「撃つとチョコが出てくる銃なんだって、女子全員が持ってて好きな人に食べてもらえたら付き合えるらしいの……だからね、青央くん」そう言って銃を突きつけられた青央は逃げることをしなかった。
・2月15日 朝目が覚めて学校の準備を終わらせる。いつもより少し早く家を出て待ち合わせ場所に向かうとそこには「あ!青央くん!」笑顔で駆け寄ってくる白桜がいたのだった。
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