甘すぎる君を好きになってしまった -プロット2-
時代:現代 場所:専門学校
テーマ:恋愛 登場人物は全員同級生
ヒロイン:入間 珠之(イルマ ジュノ) 18歳
友好関係は狭く深く
優しい人にすぐなつく
簡単に人を信じてしまうのをやめたい
相手役:香水 丈太(カスイ ジョウタ) 18歳
友好関係は広く浅く
朝に弱い
彼女と別れる予定
友達:古河 海(フルカワ カイ) 丈太の友達 19歳
友好関係は狭く浅く
人と話すのが苦手だが、亮平には遠慮がない
陰でモテるが本人は否定している
地元の専門学校に入学した珠之。新しい学校生活に心を躍らせながら教室に向かう。自分の席に座り周りを見渡すが仲良くなれる自信がなくそのまま一週間ほど過ごすことになる。
ある日学校近くのゲームセンターにクレーンゲームをしに行くと香水と古河が話しているのが聞こえて思わず香水に声をかける。香水と古河は珠之を快く受け入れ、一緒にクレーンゲームに行くことに。この日を境に香水と仲良くなる。仲良くなってからというもの香水にことあるごとに「かわいい」「よしよししてあげよっか」など思わせぶりばかりされるので戸惑う珠之
距離感が分からず連絡できない珠之に香水から連絡がくる。授業の合間や夜に連絡を取るようになり、距離は縮まるが珠之は香水のことが好きなのかもしれないと悩み始めてしまい、不自然な態度をとってしまう
ある日学校で残っていると珠之は電車を逃してしまった。そんな珠之に「送ってあげるよ?」と言う香水に申し訳ないからと断るが、古川からの後押しもあり頼ることになる
車に乗るときに後部座席に乗ろうとする珠之に「なんでそっちなの?助手席おいで?」と優しく促す香水に珠之は胸をときめかせる。車を走らせてすぐ香水は珠之の手を握ってそのまま運転し出すので戸惑いと緊張で声が出なくなる
家まで手を繋いだままで、家の前に着くと「おいで?」と腕を広げてくる香水にそっぽを剥きながら「そ、そういうことは彼女にやりな?勘違いするじゃん……」と珠之が言うと無理やり抱きしめて「まだ、言葉では言えないけど……珠之(ちゃん)と同じ気持ちだよ?」甘い声で頭を撫でながら耳元で話す香水にびっくりして固まっていると続けて「ん、じゃあまた来週ね?」ともう一度強く抱きしめて別れる。この日を境に毎週月曜と金曜は車で送ってくれるようになる。
次の日、教室に着くとすでに香水はいたようで笑顔で手を振ってくれる。珠之より後ろの席の人たちがいないため見られないのをいいことに頭を撫でたり抱きしめたりしてくる香水に振り回されっぱなしの珠之
香水が彼女と別れる日になり、その彼女に会いたいと言われ会いに行った香水に復縁してしまうのではという不安を抱える珠之。古河は珠之が香水のことを好きだと気づいて相談に乗ってくれる。
次の日いつもより早く学校に着いた珠之はそわそわしながら香水を待つ。いつもより早い時間に香水も学校に着き、意図せずとも二人きりになる。珠之はどうなったのか聞くこともできず話しかけるが「あのね、ちゃんと別れてきたよ」と香水から伝えてくれる。そっか、とそっけない態度の珠之に「ねぇ、まだ俺のこと好きって思ってくれてる、?」と聞かれゆっくり頷くと「付き合ってくれますか、」と続けて聞かれ「僕(私)なんかでいいの、?」と聞くと「珠之じゃなきゃ俺は嫌だなぁ……」と手を握って至近距離で見つめられて固まってしまう。
珠之は小さな声で「よろしくお願いします、」と言うと笑顔の香水が抱きしめて「かわい、」と言った香水に珠之はそのままキスされる。離れてすぐいつも照れて何もできなかった珠之からキスをする。
抱きしめ合うシーンでフェードアウト
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