あぁその歌は反則なんだ
あぁ懐かしいな
聴かないようにしてたのかもしれないな
あぁ
やっぱりいい歌だ
走ったけど終電間に合わなくてさ
2人で改札から引き返したんだ
どうする?なんて言って
とりあえずぽつぽつ歩き始めて
目の高さくらいのホームを横目に
開いたままの踏切渡って
シャッターの閉まった街灯だけの商店街も抜けて
ぽつぽつ歩いて
あの頃からだったな
あぁ
どうしてこんなに思い出すんだろう
わかってるんだけど
ホームで終電待っててさ
反対ホームでも終電待ってるのが見えてさ
そっち来たねって口パクで言って
そしたらうんうんってうなづいてるのが見えて
電車来てさ
あれ?乗ったっぽいのに
全然窓から手振ってくれなくて
座っちゃったかな…なんてがっかりしてたら
後ろに立ってたんだ
同じ方向の終電に乗れたのに、夢みたいなのに、
隣同士で座るのがぎこちなくて
心臓って肩にあるのかってくらいドキドキが伝わりそうで
その時に2人で聴いた曲だから、この曲は
だからさ、思い出が濃すぎて
聞いちゃうとぐいって引き戻されちゃうわけ
ちょっと抱えきれくなっちゃうの
だから聴かないようにしてたのかもしれない
いや、意識的に聴かないようにしてます
だって昼のラジオで聞いてもこの破壊力だもん
反則なんだよ、笑
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