マーベルレジェンドの20thキャップを開ける
何事にも始まりはある。
今や一大コレクションと化したマーベルレジェンドも、黎明はあった(このあたりは本当に紆余曲折あったので興味持った人は各自調べてみてください)し、最初の船出の一員には当然キャプテンアメリカも選ばれた。
私はキャプテンアメリカが好きなのに、そういえば「オーソドックスなキャップ」を持っていないなと思った矢先に「これこれこういう感じ!」みたいなマーベルレジェンド20th記念キャップが来た。
MCU関係じゃないししかも高額ラインだから国内発売が絶望的だと思われていたが、まさかのトイザらス取り扱い決定でめっちゃ歓喜した。
実際に届いたのは2月で、いつものマーベルレジェンドとは違いちょっと豪華なブリスターパックに入っている。これは黎明期マーベルレジェンドへのオマージュ。20周年だから原点に立ち返ってリメイクしようぜ、というコンセプトなのだ。
中身そのものはこれぞコミックのキャプテン・アメリカ。どこかレトロでもあり、でもモダンな印象も残したデザインが素晴らしい。
さて、足元の台座に目がいくかもしれないが……
これは今回初導入となるマーベルレジェンド公式ディスプレイスタンド。DCマルチバースのおせんべいとは違い、マーベルレジェンドロゴのモールドが入っている。
ちょうど「M」と「N」にあるピンにマーベルレジェンド足裏の穴を刺してディスプレイする形式で、足裏に穴が空いていればどんなマーベルレジェンドでも対応しています。
さらに裏表リバーシブルの台紙がついているが、これも初期マーベルレジェンドに付属していたジオラマベースとコミックのオマージュ。
先ほどのマーベルレジェンド台座に差してディスプレイ可能。
さて、キャップといえば語るに欠かせないのはシールドだろう。
無論20周年を祝うキャップに付かないわけが無く、アタッチメントで腕と背中にマウントできる。
3つ穴が空いているのが気になるが、これには理由があって……
跳弾エフェクトや、
アタックエフェクト、
そして電撃エフェクトを付けることが出来るのだ。
シールドに穴が空いたままだとなんだか不格好なので、ディスプレイの際にはこの3つのうちのどれか好みのものを選んで取り付けるのがベターだろう。
さらに、新規造形によるマスクオフパーツも付属。ちゃんと「脱いだ後のマスク」パーツもあります。
フェイスパーツはマスクオンオフどちらも新造なのですが、本当に精悍という言葉が似合う出来になっていると思います。
可動性能に関しては、肘・膝のピン可動といったマーベルレジェンドの標準的可動に加え、ブーツ部分の軸可動や腰の捻りなども可能でポージングの幅は広い。
フィギュア自体の重さもあって、マーベルレジェンド台座での片足立ちディスプレイはすぐへたれてしまうので注意。
可動も癖がなく、豊富なエフェクトのせいで戦闘演出が楽しめるのも魅力。マーベルレジェンド20周年をお祝いする、という意味の他、「コミックのキャップのスタンダード的なフィギュア」にもなり得る内容だと思う。
特に新規造形された顔のとんでもないイケメンさは流石なので、キャップファンには是非とも手に入れていただきたい逸品だ。
なお、20th記念シリーズはキャップから始まり現在アイアンマンとハルクが予約開始、そしてなんとレアアソートのトードも製品化決定しているようなのでお楽しみに。
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