ゾイドからの挑戦状~トリケラドゴス~
家電量販店でトリケラドゴスというゾイドがワゴンに放り込まれていたので買った。
これがトリケラドゴスだ。恐竜モチーフのゾイドで、アニメでは味方機だった。
サイズは一応大型ゾイドということになるだろうか。電池も単4ではなく単3を使う。
ところでこの写真、特に黄色いアーマー部分の質感をよく覚えていて欲しい。
箱を開けると、いつものモーターユニットに加えてもう一つ出来合いのユニットが入っている。
これは武装なのだが、骨格から組み込むかたちとなる。
「グラフィティラベル」という名前のシールも入っている。
主にアニメの仕様に合わせるためのものだが、子供が扱うことを考慮してかぶ厚めなのでガンプラのようなものをイメージしてはいけない。
もちろん貼るか貼らないかはあなたに委ねられている。
というわけで、骨格を組み上げた。
ゾイド組み上げ経験があり、一つ一つのパーツも大きいため組み立ては楽……かと思いきや最後の最後に口が可動しないことに気付き、慌てて組み直したため結局2時間程度かかった。
実はこれ、ただ歩くだけのゾイドではないんですね。どういうギミックがあるかは……自分で組んで動かしてみてください。きっとびっくりすると思います。
このどっしりとした質感、微妙なガンメタルの成型色がたまらない!
「渋い」とはまさにこのこと!
尻尾の「ザ・恐竜!」って感じもいいですね。
さて、苦労して組み上げて残ったのはアーマーである。
袋の時点からなんだかパリピっぽい色合いが見え見えなのだが……
うわーっ、バリバリプラ製おもちゃでございって感じの成型色アーマーに覆われてしまった……!
君、パッケージ写真と違くない!?
良く見たらパッケージ写真はウェザリングとつや消しコートが吹かれてますね……。
いつも猫背な透明パイロットくんはややリラックスした姿勢に。でもこの位置で股間痛くならない!?
でもアーマー自体の角ばった重機のようなデザイン自体はカッコいいですね。これでチープトイっぽい成型色がなければなあ……。
タミヤMMやミリタリ色を強めて作ったバズートルなどと比べるとやはり派手な黄色が圧倒的な違和感を醸し出している。
だが、絶望してはいけない。
ゾイドに色を塗ってはいけないというルールは無い。
成型色が不満なら、自分で好きなように塗ったところで誰も怒らないだろう。(ABS素材なので、うっかり無計画にガイアカラーなどで塗ろうものならパーツは割れてしまうけど……)
というわけで、これはゾイドからの挑戦状なのだと受け取って、トリケラドゴスの塗装プランを考案することにする。