300円で買える光る東京タワーを組んだ
東京タワーといえば、東京の不朽のランドマーク。
そして、サブカルチャーにおいてもおなじみなモチーフ。
レイアースやレビュースタァライトなどで印象に残った人も多いでしょうか。
大ガシャポン時代のいま、この世の森羅万象がガシャポン化される世界でそれは東京タワーも例外ではなく……
プラキット的なものがガシャポンとして販売されているというのは知っている方も多いと思いますが、そのラインナップに東京タワーがあることはご存じでしょうか。
「究極円谷超兵器」は円谷作品に登場する乗り物をモデルキット化したガシャポンですが、何故かそのラインナップの中に東京タワーが混ざっています。
まあ特撮といえば何かにつけて東京タワーが壊されるので問題はないでしょう。
真面目な話をすると究極円谷超兵器というシリーズはアルティメットルミナス(ストラクチャーと発光するフィギュアを並べて飾るガシャポンフィギュアシリーズ)の派生であり、その延長線上として東京タワーがラインナップされたのだと思われます。
なお、商品化にあたり正式なライセンスを取得しています。
大玉カプセルを開けるとみっちりランナーパーツが入っています。プラモデルでいいよなこれ……。
成型色は全てクリアですが、これにはちゃんと理由があります。
ランナーからパーツを切り取り、組み上げるとこのようになります。
ガシャポンながら基部のビル(フットタウン)やメインデッキもしっかりと再現され、モールドが入っています。
説明書に組み立て方は載っていないので、詳細な組み立て方は専用ページを見る必要があります。
組み立て自体はそんなに難しくないのですが、タワーの上部を組み上げる際、パーツの嵌合が非常にきつめなのでここはお湯で温めておくと組みやすくなります。
全長は文庫本を遙かに上回るボリュームになっています。
300円でこのボリュームはすごい、というかビビる。
ガシャポンで販売されているアルティメットルミナスやHGシリーズと組み合わせることが念頭に置かれているサイズ感になります。
HGのギャオスを並べるとかなり相性抜群ですね……。
東京タワーといえばウルトラマンというよりもガメラの印象が強い気がします。
東京タワー1個あってもディスプレイモデルとして十分映えますが、アルティメットルミナスのストラクチャーと一緒に並べると臨場感が倍増します。
わりと無国籍感のあるストラクチャーですが、東京タワーという実存の建物が置かれることによって一気に引き締まる気がします。
そしてこの東京タワー、ただそれだけではなく……
基部にルミナスユニット(LED)を入れることでライトアップが出来ます。
クリアパーツが使用されているというのはこのためなんですね。
電飾を仕込むとぐっとリアルに感じられます。
ただし、ルミナスユニットは入っていないので別途持ってくる必要があるのには注意。
アルティメットルミナスのハズレ枠に入っているので回して用意しましょう。
ライトアップさせることで夜景を再現できます。
最近は画像加工で電飾を再現するケースも多いですが、実際にライトアップさせるとフィギュアへの照り返しが発生してよりリアリティが出ます。
東京タワーはプラキットとして単品売りされていることも多いモチーフ(お城プラモと同じような感覚だね)ですが、1000円行かずにGET出来て手軽に組み立てとライトアップを楽しめるのはかなりお得なので、巨大特撮系フィギュアやMGのお供には最適です。
一家に一本、東京タワー。