S.H.Figuartsデッドプールを手に取って考えたこと
S.H.Figuartsのデッドプールが届いた。
アーツ初めての実写X-MENバース(一応)絡みのキャラということで人気が殺到し予約完売になってしまったが、私は運良く手に入れることができた。
前評判だと「箱がダサい」とか「塗装がヤバい」とか色々言われているが……どうせ箱のまま飾らないしと思って届いたうちのデップーがこちらになります。
ウェザリングと墨入れがおかしくねえ!?
なんでこんな中途半端なウェザリングと墨入れを入れたの……?
とはいえ可動範囲や造形は流石アーツといった感じで、柔軟にアクションポーズをとって遊べる。
これはちょうど魂ウェブで公開されていたポージング講座を参考にポーズさせてみたもの。
表情はパーツを左右で入れ替えるスパイダーマン方式。
アメコミフィギュアの銃規制のせいで、付属品はナイフとポン刀のみになってしまっているが……
この、謎の手首が付いている。
「大人の事情で銃は付けられないけど、あとはわかるな?」という青バンダイからのメッセージ。
そしてタカラトミー(トミーテック)は1/12用の拳銃プラモを売っている。
この、バンダイとタカラトミー(トミーテック)が示し合わせたようにニヤっとしてるのがわかるやつ!
さて、この半端な墨入れをどうしたものか……と思っていたら、ちょうどグレイの墨入れ塗料が手元にあったので全身がっつり墨入れしてみた。
うおお……映画で戦闘中のデップーが出てきたみたいになったぞ……!
グレイの墨入れを全身に施したことで色のトーンが落ちていますが、映画のデップーのカラーイメージはこんな感じだったかな~と思っています。そもそもしょっちゅう黒焦げになってるようなキャラだからヨシとします!
ただしフィギュアへの塗装は自己責任となるのでくれぐれもご注意を!
その後「流石に拳銃は欲しいよな……」と思ってリトルアーモリーのP226とP228を買ってきた。
皆はバイオハザードセットについているデザートイーグルを推奨していたが、値段を見たら3,000円もしていたので「手ごろなサイズの拳銃なら……」ということで安いこれになった。
セット内容は拳銃が6丁(写真には4丁しかないが、もう2丁はすでにデップーに持たせている)とおまけのナイトゴーグルが付いている。
ランナーにはマガジンと銃に付けるライトのパーツもあるが、流石に細かすぎるので切り取っていない。
なんで6丁も?と思うがこれはハンマー起動やマガジン交換などの形状再現のため。「どういうときにどれを使えばいいか」というシチュエーションはインストに記載されている。
先ほどの謎の手にリトルアーモリーはぴったりとはまり、デップーもガンアクションをようやく楽しめるように。
やっぱりタカラトミーとバンダイ、示し合わせてるじゃないか……!
*こちらもメーカーが公式サポートをしているわけではないので、自己責任でお願いします。
正直最初は「とんでもないものを引いてしまったな!」と思わされたSHFデッドプールだったが、自分でリペイントしてみたりフィギュアアクセサリーを導入してみるとかなり愛着の湧く一品となった気がする。
デッドプールの件だけでなく、マーベルレジェンドをフィギュアーツやMAFEX殴り棒にする風潮がアメトイ界隈にはあるが、自分はそういうのは結構野暮だと思っていて、MLにもアーツにもそれぞれ良い点はあるのだ。
メーカー各社が競い合うのは資本主義社会の原理だからしょうがないとして、「これが決定版!」「いやこっちが決定版!」とファン同士が言い争うのはなんだかなあ……と思いつつデッドプールの映画を観ている。